新規就農『いちご農家』20歳と24歳の夫婦がいちごに挑戦！

 

達成のお礼とネクストゴールについて

皆様の温かいご支援のおかげで目標金額を達成することができました！

公開されてから２日間という早さで第一目標金額に達することができました。たくさんの方からのご支援・ご協力、心より感謝申し上げます。

 

コメント欄には、『頑張ってね！』『応援しているよ！』というメッセージをたくさんいただき、心の底から嬉しかったです。涙と驚きが隠せません！！本当に有難うございます。

 

支援していただいたお金は、当初予定していたプランター代に大切に使わせていただきます。

 

そして今回第一目標を達成したことにより、新たに『ネクストゴール』というものにチャレンジさせていただきます。

正直公開前はとても不安だったので、目標金額を必要最低額にさせていただいていました。ですが、残りの掲載期間もありますので次なるゴールを目指し、この挑戦を最後まで続けることにしました。

 

ネクストゴールでは、高設ベンチの購入に充てたいです。工事などは全て二人で行いますが、パイプなどの資材は100万円ほどかかります。

そのためネクストゴールで120万円の目標金額を設定することになりました。プランター代60万円とパイプ代が60万円、残りは自己資金で行います。

 

皆様に応援してよかったと思ってもらえる農家になれるよう、夫婦二人で一生懸命やっていきます。

 

温かいご支援をお待ちしています。

 

 

夫婦で新規就農し、いちご農家を目指してます！

 

はじめまして、冨岡航平・祥子です。ご覧いただきありがとうございます！

私たちは愛知県西尾市で新規就農者としていちご農家を目指す、20歳と24歳の夫婦です。1年間の研修を経て念願の『専業いちご農家』として、今年の６月に独立します。

 

私たちは二人とも非農家出身で、農業には縁もゆかりもありませんでした。

ではなぜいちご農家になりたいと思ったのか、きっかけはある『農業アルバイト』でした。

 

私たちの出会いはフィリピンの小さな街「ドゥマゲティ」

 

夫は和歌山県、私は東京都出身で、帰国後は遠距離恋愛をしていました。ですが、２人で何か始めたいい！と言う気持ちがあり、住み込みのアルバイトを探します。たくさんの会社に応募しましたが、予想通りカップルを受け入れてくれる仕事場はありませんでした。

 

そこで最終手段として農業バイトに募集します。農業が特別嫌だったわけではなく、経験したことがないため、私はとても不安でした。

応募先からはすぐに「オッケー」の返答があり、私たちは沖縄県伊江島に旅たちます。

見た事や食べた事のある作物より、全く知らない未知の作物の方が面白いと思い、沖縄県の伊江島でたばこ農家のアルバイトをしました。

 

これが私たちの、『初めての農業経験』になりました。

 

大変なことは数え切れないほどありましたが、それ以上に楽しいことがたくさんあり、次第に農業に魅了されていきました。何より農家さん一人一人がイキイキと楽しそうに仕事をしているのが刺激的でした。

 

『私たちも２人で農家として生きていけたらいいね』

 

いつしかこんな言葉が私たちの間で交わされるようになります。

 

 "いちごはどうだろうか"

いちごはたくさんの人を幸せにできる！お母さんもお父さんもみんなの好きな食べ物である！そして私たちの一番好きな食べ物でした。

 

いちご農家になろうと決意してからは、故郷を離れいちごの産地である愛知県西三河に来ました。

長くなりましたが、ここまでが私たちの『いちご農家』になるまでの経緯です。

 

 

 

 

いちご農家になると決意！大きな壁にぶち当たる

 

いちご農家になると決心して蓋を開けてみると、大きな壁にぶち当たることになりました。それは初期投資がとても高いこと。

 

冬にスーパーの店頭に置いてあるいちごは、きちんとした施設がないと作ることができません。いちごは『春の野菜』だからです。冬場はいちごを春だと錯覚させて栽培させているのです。

そのためには夏の段階からいちごの苗を秋の気候に錯覚させるために夜冷庫という冷蔵庫のような機械にいれ、冬場は暖房機などの機械を使い春と錯覚させなければいけません。高額な設備が必要となってくるのです。

 

専業いちご農家としてやっていくには、大きな設備投資が必要となってしまうことがわかりました。これから始めていくのにかかる費用は以下のような設備投資がかかります。

 

 

これらの資金以外にも、工具や電気工事費、肥料、炭酸ガス発生機など考えただけで気の遠くなるようなお金が必要になってきます。

 

私たちが去年業者に依頼し見積もりを作っていただいたところ、約3300万円が必要ということでした。もちろん私たちにはそんな大金はありません。

見積を見て二人で調べていくうちに、人件費や運送費で3300万円のうちの半分くらいを占めていることがわかりました。また、いろんな農家さんのところへ話をしにいき気づいたのですが、もう辞められる方が機械の捨て場に困っていたり、辞めて何年も経ち雑草まみれの空きハウスがあるというお話がありました。

 

どれだけ古くても、私たちにはお金がない！！

 

そのため、農家さんのところへ何度も足を運び、いらなくなったものや捨てるものを片っ端から集めていきました。中古やいらなくなった機械を修理して再利用するつもりです。

 

そして見積の半分を占めていた人件費と運送費を全て二人でやることにし、3300万円かかると言われていた新規就農にかかる費用を約700万円まで落とすことができそうです。

 

先月はいちご農家を辞められる方から、ハウスをいただけることになり、２人で解体し少しずつ組み立て完成しました。苗を育てるハウスがないので、いただいたハウスを自分たちの畑に移転し再利用しました。その様子がこちらです！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左のハウスは苗を育てるためのハウスにし、右のハウスは苗を置くハウスにする予定です。

 

研修と同時並行で作っていたので大変なこともありましたが、自分たちの手で作ったハウスを見るととても嬉しいです！

今回もそうですが、辞められる方からのたくさんの支援があり、本当にありがたく感じています。

 

高齢化の進む農業を目の当たりにした

 

”農業は高齢化が進んでいる”、”高齢でやめようと思っているが後継ぎがいない”など、何度か耳にした方もいるのではないかと思います。

 

私は農業が身近ではなかったことから、あまりニュースにも目を向けていなかったし半信半疑でしたが、都会を離れ愛知県で生活を始めてみて、すぐにこれが危機的状況だとわかりました。

 

いい意味でも悪い意味でも私たちは『若いだけが取り柄』です。

同世代で農業をやっている人はあまりいませんし、始めようと思っている人もいません。ですが、もし自分の友達が楽しそうに農業（仕事）をしていたらどうですか？？と私は思いました。

 

これから農業をもっと若い人々に知って欲しい！

農業への”大変そう”や”稼げない”という固定概念を覆したいです。

そして、”若い世代の農業参入を活発にしたい！”と思っています。そのためこれから『農家の日常』をSNSなどを活用して発信していき、農業の魅力を多くの人に知ってもらいたいと思っています。

 

２年前の私もそうだったように、農業を知らない人が魅力をわかるはずはありません！！

 

またこれから新規就農を考えている方や農業に興味がある方にも、私たちが小さな一歩かもしれませんがこのプロジェクトを通じて資金調達をし、新規就農で金銭面、経済面で諦めかけている方の励みにもなるといいなと思っています。

 

そのためにも皆さんのお力添えが必要です！新規就農者の挑戦を後押ししていただけないでしょうか？皆様のご支援をどうぞ宜しくお願いします。

 

 

 

 

農業を発信して魅力を伝える！！”農業って楽しい”

 

私たちの一番伝えたいこと。それは『農業は楽しい』ということです。

 

私が初めて農業を経験して感じたことや今農家になってみて思うことなど、これからどんどん発信していき、農業の魅力を全力で伝えていきたいと思っています。農業をもっと盛り上げたい！というのが私たちの希望です。

 

そのためにもこのプロジェクトを成功させ、地域の方や農業に興味がある方と繋がっていければいいなと思っています。

 

私たちは今年から新規就農者として農業を始めます。まだわからない事、失敗する事がたくさんあると思いますが、それらも全てさらけ出して、SNSや動画をみて下さる方と共に成長していけたらいいなと思っています。

 

 

資金の使い道

 

資金の使い道として、プランター代に50万円使わせていただきたいと思っています。

 

他にも色々な資材を購入しなければならないので、50万円は超えれば超えるだけ有り難いです。

 

プランターとは、土を入れていちごを栽培するためのものです。これから栽培する上で、なくてはならないものです。

 

今の私たちの計画では、9月の定植に間に合うように5月上旬に外張り用ビニールを張り、高設ベンチや配管工事、電気工事を7月末に完成させ、その後プランターを購入し土を入れて定植の準備をする流れです。

 

プランターがなければ、いちごの苗を植える事が出来ません。

 

 

皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。

 

今回のプロジェクトを成功させ、これからの農業発展に全力で取り組み、皆様に応援して良かったと思ってもらえるような農家になります！

 

皆様の温かいご支援お待ちしております。

 

　　　　

 

 

 

 

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プロジェクト終了要項

オープン完了予定日    
2020年8月31日

建築・改修場所    
愛知県西尾市行用町於莓60

建築・改修後の用途    
いちご栽培施設