支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 47人
- 募集終了日
- 2015年9月6日
手帳プロジェクトにかける想い(2) ~絶対に残したい理念~
みなさんこんにちは。
アーチャレジーの安藤です。
昨日に引き続き、手帳プロジェクトにかける想いと題してお話をしてまいります。
2回目の今日は2016年版プロジェクト始動の際、大切にした「考え方」についてお話をさせていただきます。
突然ですが、「弱視」といっても様々です。
・視力が良くても視野が狭い
・視野は広いけど視力が低い
・視力や視野は良いけど暗い場所で見えなくなる
挙げていくとキリがありません。
そんな様々な見え方のお客様から、今年度の手帳についてこれまた様々なご意見をいただきました。
罫線の太さや文字の大きさ、ペンの良し悪しに至るまで・・・。
「改善点はまだまだあって、このままでは終われない!」
そんな想いで2015年5月、文具祭で知り合った業界関係者数名ご協力の元、プロジェクトが本格化していきます。
そう、何事も向上心を忘れてはいけないんです!
ただ、弱視者の中でさえいろいろな見え方があるのに、そこに晴眼者でも使えるという条件が加わると大変です。
けれど決して「弱視者向け」にはしたくありませんでした。
それはユニバーサルデザインの手帳であることにこだわったからです。
障害者が使うものは障害者専用に作られたもの。そんなイメージを持ったことはありませんか?
私はあります。
例えば小学校のころ、弱視者向けに作られたノートがありました。
罫線がはっきりしていて行間も広く、とても書きやすいのですが、一般の小学校に行ってみると、そんなノートを使っている人は誰一人としていません。
「視覚障害者専用に作られたもの」と思うだけで、どうしても「障害者」という線引きが心の中でできてしまうような気がしています。
けれど実際はどうでしょうか。
周りを見渡すと、裸眼の視力が0.1以下の人なんて、意外としょっちゅう見かけます。
ただその人たちは眼鏡で矯正すれば0.7や1.0まで視力が上がるだけで、本質的には弱視者といっても間違いではありません。
極端な言い方かもしれませんが、私は矯正ができない・視野が広くないというだけのことです。
全盲(まったく見えない方)を見てもそうです。
日本では糖尿病で年間3,000人が視力を失っているといわれています。
「障害者」という区別は、制度上は必要です。
しかし「障害」そのものは、意外とみなさんの身近にあると私たちは考えています。
そして晴眼者・弱視者双方の線引きを少しでも薄くするために、みんなが共通して使えるものが世の中に増えることは重要だと考えます。
だからこそ私たちは、なんとしてもこの手帳を「視覚障害者向け手帳」ではなく「みんなの目に優しい手帳」として作り上げたいのです。
本日はここまでです。
次回も明日夕方更新予定ですので、是非ご覧ください
リターン
3,000円
a、サンクスレター
b、特設サイトでの名前公開
- 支援者
- 16人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
a+b
c、オリジナルポストカード
d、完成した手帳+白ペン
ペン先の太さを0.5mm、0.7mm、1.0mmからお選び頂けます。
ご希望の方には手帳をギフト包装します!
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
a+b+c+d×2
e×2、完成した手帳に書き込めるパステルカラーペン5色セット
f×2、手帳をキズや汚れから守ってくれるビニール製透明カバー
ご希望の方には手帳をギフト包装します!
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし