【トルコ南部大地震】被災者にトルコ在住日本人が物資を届ける！

▼ネクストゴール300万円！

すごい勢いで200人以上の方にご寄付を頂き、支援金は200万円を超えました。個人の活動でここまで信頼して頂き、本当にありがたいです。残り6日、次のゴールとして300万円を設定します。

 

皆様のお陰で無事にプロジェクトを達成する事が出来ました。本当にありがとうございます。私はトルコ政府や現地NGOと調整して、被災地に行く準備を進めています。現地では支援が圧倒的に足りていないので、金額は200万、さらにそれ以上と出来るだけ多く集めたいです。現在の現地の気温はなんと-10度。ブランケットやストーブの配布も考えています。生存者が命を繋げますように…

 

集まった支援金は、クラウドファンディング手数料を引いた上で、被災者が最も必要としている物資を購入する代金、そしてその輸送料に使用させて頂きます。 配布物資の例： テント・ストーブ・薪・ブランケット・モバイルバッテリー・発電機・食糧・衣料・ 医療品・ 家財道具・衛生用品等

ネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、集まった額で支援を実施いたしますのでご安心ください。

 

（救助隊の捜索活動は終了しつつありますが、被災者の避難生活は続きます。）

 

私は今回の地震でトルコ人の親しい友達を亡くしました。名前はクビライ。出会ったのは約2年前です。財布を無くしてしまった私は、道端でリュックをひっくり返してあせっていました。後ろから声をかけて来たクビライは、警察に届ける所だったから良かったと言って財布を返してくれました。

 

それから友達になり、一緒にトルコでは珍しい野球をしたり、彼が一眼レフカメラを持っていたので、私のYouTube動画の撮影を手伝ってくれたりしました。地震の数日前にも、「動画撮ろうや！」「イスタンブールに戻ったら約束！」というやり取りがありました。でも彼が戻って来る事はありません。偶然行った旅行先のホテルが倒壊し、瓦礫に埋もれて亡くなりました。

 

本当に良いやつでした。20代の若さでなぜ死ななければいけなかったのか。彼の事を思い出して、もう何度も泣きました。もっと泣くと思います。でも心の優しいクビライが生きていたら、絶対に被災者を助けに行こうと言うと思います。私のように悲しみ、つらい思いをしている人も何百万人、何千万人もいます。家でじっとなんかしていれらません。被災者のために、トルコの為に、皆さんの力を貸して下さい。

 

片野田義人

 

▼自己紹介

 

トルコ在住の片野田義人（かたのだよしと）と申します。約4年間トルコに滞在していて、トルコ語を流ちょうに話すことができます。現在31歳で普段はイスタンブールに住んでいます。2021年のトルコ西部イズミル地震でも、皆様からご支援いただき被災者に物資を届けました。私はこれまで数年間、NGO職員として日本・中東・アフリカで人道支援や難民支援に携わってきました。過去にはReadyForでも下記のプロジェクトを実施させていただきました。

 

トルコ（物資配布）：https://readyfor.jp/projects/toruko-seibu

ウガンダ（心のケア）：https://readyfor.jp/projects/refugee-mental-health-mpj

イラク（物資配布）：https://readyfor.jp/projects/ivy-iraq-clothes-for-idps

イラク（物資配布）：https://readyfor.jp/projects/coat2500

 

（2021年：イズミル地震支援の現地入り時）

 

（2016年：南スーダン難民の心のケアを実施）

 

また、トルコでYouTuberとしても活動しており9万人の登録者がいます。

チャンネルはこちら（トルコ語）：youtube.com/c/YoshiEnomoto

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

2023年2月6日トルコ南東部カフラマンマラシュ県で発生したM7.8の地震は、トルコ国内だけで12,873人の死者と6万人以上の負傷者を出しました。 (時事通信 2月9日)

損壊した建物も6,400棟以上（毎日新聞 2月9日）あります。被害の全容か明らかになるにつれて、死者数はさらに増えると考えられています。

この地震では南東部の10県にも渡る広い範囲で被害が出ています。トルコは地震国で頻繁に地震が起こるのですが、ここまで被害の大きい地震が起きてショックを受けています。残念ながら私の近しい友人も亡くなりました。なぜ彼が死ななければならなかったのか。悲しみは言葉になりません。

 

（この文章を書いているこの瞬間も何百人、もしかすると何千人が瓦礫の中に閉じ込められています。）

 

現地からの悲惨な映像を見たり、がれきの下から助けを求めるツイートを読んで、つらく悲しくなりました。微力ではありますが、被災者の方々のために何かしたいという思いは強いです。地震発生の2日目から3日目にかけて、日本政府が派遣した緊急救助隊の通訳ボランティアも務め、実際の被災者支援の現場も経験しました。

 

そして過去に実施してきた途上国での支援経験を活かし、被災者の生活再建に貢献したいです。前回のプロジェクトでも書いたのですが、既に4年以上お世話になっているトルコと言う国、そしていつも暖かい笑顔で接してくれるトルコの人々に、少しでも恩返しをしたいと思っています。

 

 

この地震では、建物の倒壊によってたくさんの命が失われました。地震発生時は日本でもニュースで大きく取り上げられましたが、被災者が今後何か月、もしかしたら何年間も避難生活を続ける必要があることは残念ながら忘れられる可能性が高いです。現地に住む者として、なんとか被災者に寄り添って遠い日本からも「あなた方を想っている人々がいる」という事を、支援を通じて伝えたいと思います。

 

▼プロジェクトの内容

 

被害にあったトルコ南東部（カフラマンマラシュ県、オスマニエ県、アドゥヤマン県、マラティア県等のうち、被害が大きく支援が足りていない地域）の被災者の方々に避難生活で必要な食料または生活物資配布を行います。但し、外務省の危険レベル2以上の地域には入らない事とします。

 

現地で必要な物資は、刻一刻と変化します。物資配布前に現地で避難所や支援活動を行っているNGO等と調整を行い、その時に本当に必要とされているものを、必要な場所で配布したいと思います。何を配布したかは、もちろんプロジェクト終了報告時にお知らせします。

 

 配布物資の例： 

- 食料

- 衣料

- 医療品

- 家財道具

- おむつ・生理用品

- トイレットペーパー等、衛生用品

- 子ども用のおもちゃ・スポーツ用品・教科書・絵本

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

スケジュールは以下のように予定しています。

- 情報収集・ニーズ調査（2月中旬～2月下旬）

- 現地入り・避難所との調整（3月上旬）

- 物資調達（3月上旬）

- 避難所での物資配布（3月上旬～）

 

※現地の被害状況や被災者の避難状況の影響により、プロジェクトもしくはリターンに延期や遅延が発生する可能性があります。ご了承ください。

 

トルコの被災者の方々に是非とも皆様からの支援を届けたいと思っています。ご協力よろしくお願いいたします。

 

▼ご支援の使い道

 

・配布物資購入費：70万円

・配布物資輸送費：7万円

・交通費、現地滞在費：4.5万円

・通信費、その他経費：2万円

・クラウドファンディング手数料、税：16.5万円

　(現時点での概算)