下山することができ

行政や関係方面と連絡が取れるようになったので

いろいろと状況も改善してきました。

 

webに写真等を投稿したことで

各方面の方も状況が把握できたそうで

昨日までに、かなりの動きをしていただけたと思います。

 

本当に、ありがとうございます。

 

昨日、畑山に、うちの社員の二人も

あがってくれました。

 

 

畑山への分岐(狭い道が始まるところ)から

4㎞ほどはバイクであがったようです。

 

赤久(あかぎゅう)という集落跡のあたりです。

 

社員は、これらを見て、かなり驚いたみたいですが

豪雨の中、歩いて降りて、荒々しいところを見ていた私は

逆に、数日で、ここまで土木の人たちの手が加わっているのは

かなり早いスピードだと感じることができました。

 

 

そこから先がこんな状態です。

水の力ってすごいですね。

アスファルトがめくれてしまってます。

 

 

 

ここは、私が先日たどりつけなかった安芸ノ川集落の入り口付近です。

 

 

安芸ノ川との分岐のところで

安芸ノ川が氾濫したようです。

 

 

 

 

 

 

カレダニの吊り橋のところです。

重機が奥にいるのがわかります。

 

はたやま夢楽のホイルローダーかもしれません。

 

普段は鶏舎で活躍しているのですが

靖一さんには、こんな考えがありました。

 

有事の際には、こうした重機が必要なんだ!

市街地から一方的な復旧には限界がある!

山の中にも重機がいるんだ!!

 

靖一さんは日ごろからこういう話しをしていて

経営が苦しい中でも、重機に力点を置いていました。

 

それと、今は県道の溝掃除で

建設業者の方たちが

ユンボや重機を山の中においていたので

畑山集落からの復旧もかなり進んでいるようです。

 

このカレダニは、はたやま憩の家から6kmほどのところです。

 

ここまで軽トラが通れるようになっています。

 

 

はたやま憩の家の付近です。

川の水もひいて、これ以上の浸食もなくなり

復旧作業ができる環境になっています。

 

私も先週、流されたばかりの時に見たときは

驚きと絶望しかありませんでした。

 

ここで事業再開なんてあり得ない、と。

 

事業をたたむ、という選択も

CFをどう断るか、という思いも

集落が閉じられる、という無念さも

 

絶望感しかありませんでした。

 

餌が運ばれてこないから、

生きてるジローをどう埋設したらいいのか

という考えも浮かび、

家畜保健所に問い合わせもしていました。

 

でも、靖一さんをはじめ社員も

行政の人も、建設の人も、電力の人も

復旧に向けて、前しか向いていません。

 

「諦めちゃダメ!」と

昨日もたくさんの人に言ってもらいました。

 

諦めないことで、前を向くことで

この数日で、かなりのことが進んでいます。

 

ジローの餌も運んでもらえました。

 

昨日の時点で、マスコミの方が取材してくれた情報では

道路開通も2週間以内になったといいます。

 

再開も早まると思います。

 

今回、建物などに被害はなかったのですが

過去の教訓を生かした知恵も発揮してのこともありました。

 

我が家は山の際に建てられているのですが

昔、鉄砲水が出たことがありました。

水の流れが土砂や木々でおおわれてしまったことで

水の行き先がなくなり、鉄砲水になったようです。

 

今回は、夜のうちに気付いた義弟が

流れがせき止められないように

作業をしてくれていました。

 

宿の近くに住むばあちゃんも

夜のうちに危険を感じて

靖一さんに助けを求めてくれました。

 

各所、各家でそんなことがあったのだと思います。

 

もちろん、防げないことも多々ありますし

人間の力の無力さも感じてもいます。

 

でも、山に生きてきた人たちの知恵で

救われたこともあったんだろう、と思うのです。

 

まだまだ時間はかかりますが

一歩ずつ前を向きたいと思います。

 

はたやま夢楽

小松圭子

 

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