建物が繋ぐ時・思い・人。登録有形文化財の旧郵便局舎を修復活用したい

建物が繋ぐ時・思い・人。登録有形文化財の旧郵便局舎を修復活用したい

支援総額

2,689,000

目標金額 2,000,000円

支援者
223人
募集終了日
2021年11月12日

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プロジェクト本文

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福井県小浜市。ここに昭和初期に建てられたかつての中名田郵便局舎があります。

 

 

この場所は国(文化庁)の「登録有形文化財」にも登録されている貴重な建物です。


この歴史ある建物を修復しコミュニティカフェとして再生するというプロジェクトを行います。

 

 

レトロな旧郵便局舎を修復・保存活用し、
へき地に地域住民のサードプレイスを

 

はじめまして、吉村順子と申します。私は福井県小浜市で生まれ育ち、進学で一度県外へ出ましたが、実家の跡取りだったため卒業後は故郷へ戻ってきました。現在、市街地に夫と子ども2人の4人で暮らしています。

 

5年前まで、私は地元の県立高校で日本史の非常勤講師をしていました。日本の歴史や伝統文化・精神性が大好きで、それを子どもたちに伝えつつ「子どもたちの心の成長を助けたい」という思いを持って教壇に立っていました。

 

しかし、自分の「夢」を実現するため、3年前に公民館主事に転職。赴任先ではまちづくり活動の広報を担当しながら、歴史の深い当該地区の地誌編纂や、転職した年度に閉校した小学校の利活用に携わるなど、無我夢中でまちづくりを勉強させていただきました。

 

今年4月からはその仕事も辞め、いよいよ夢に向かって本格始動しています!

 

その夢とは、空き家になった実家敷地内に建つ、国登録有形文化財となった旧中名田郵便局舎をコミュニティカフェとして修復リノベーションし、子どもたちや地域の方々に開放することです。

 

閉校した小学校を利活用することで子どもたちと地区とを繋げる取り組みをまとめた地区広報紙2月号。
今年度の福井県公民館広報紙コンクールAコース(6ページ)で優秀賞をいただくことができました。

 

 4月以降、創業計画書の作成や金融機関さんへの相談、プレゼンコンテストへの出場など、何もかも未経験のことばかりでしたが、関係者の方々のご理解のおかげで9月から建物の修復に着工できるところまでこぎつけました。 

 

 

しかしこの建物は老朽化がひどく、思った以上に修復費用がかさみ、お恥ずかしい話なのですが現時点で自己資金が底をつきました。

 

おまけに、床板をはがした後に明らかになった事態から予定外の出費が必要になったり、屋根瓦の修繕についても今回予定している雨漏り部分の部分補修ではなく、本当は瓦の全面葺き替えが必要な状態だということが分かったり…(数社見積もりを取りましたが、瓦の全面葺き替えには少なくとも200万円強かかるため、予算の都合や工期などいくつかの理由から今回の工事では全面葺き替えは諦めました)。

 

空き家になった実家のお寺関係や旧郵便局舎以外の建物の修繕管理費もかかるため、自己資金が底をついた現状では非常に心許ないのが本当のところです。

 

そんなわけで、オープン前にみなさんに自分のプロジェクトの内容を告知し応援してもらいたいという思いと、当初予定より余計にかかった工事費を捻出して瓦の全面葺き替え資金も積み立てたいという理由から、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

自分が勝手に描いて始めた「夢」なので、できる限りのことは自分でやろうとがむしゃらに突き進んできました。「夢」の実現に向けてぜひ応援していただけると嬉しいです。ご支援よろしくお願いします!

 

 

〜 建物は思い出をよみがえらせる〜
「時間」「歴史」「思い」を繋ぎ、次の世代へ残したい


5年前、それまで入院していた父が突然亡くなり、相続人である私は、へき地にある小浜市中名田地区に建つ実家の建物・山林・田畑約50筆を相続しました。

 

のどかな風景の広がる中名田地区

 

私は小さな頃から跡取りとして育てられたのですが、既に結婚して姓も変わり更に市街地に居を構えていたため、実家は空き家になっていました。田舎の広大な敷地には、母屋の他にも離れや蔵、納屋など6棟の建物が建っており、父のものだけでなく10年以上前に亡くなった祖父母の生活用品や農業用品もそのままの状態で放置されていました。

 

 

空き時間を見つけては遺品整理や片付けをしながら、この「負の不動産」をこれからいったいどうしたらいいのかと、私は途方にくれました。

 

ある程度片付いた建物の中に一人佇んでいると、自分の幼少期の様々な思い出や、自分を可愛がってくれた祖父母の顔が浮かんでくるようになりました。両親は共働きで多忙だったため、私はかなりのおじいちゃんおばあちゃんっ子でした。

 

そして、立派な梁が通り囲炉裏も残る130年以上前に建てられた母屋からは、「まだ生きたい」という声が聞こえてきました。

 

 

建物を壊すのは一瞬で、壊せば楽になる。だけど、一度壊してしまったらその建物に積もった「時間」や「歴史」、「思い」は二度と戻らない。

 

建物には「思い出」をよみがえらせる力がある。

町にたくさんの「思い出」があるからこそ、人は町を好きになり、そこに住みたいと思う。

 

私は、ずっとそう思っていました。

 

私は壊したくない。壊すことはいつでもできる。自分ができることをすべてやってからでも遅くない。まずは小浜市の現状とまちづくりを学べる仕事に転職して、勉強しながら活用方法を探ろう。

 

私が生き方を変えようと決めた瞬間でした。

 

 

旧中名田郵便局舎について

 

実家の建物群を残すと決めたのはいいけれど、全部で6棟・・・。それまで専業主婦と非常勤講師しかしたことのなかった自分には、どうやったらいいのか皆目見当がつきません。

 

そんな時にふっと頭に浮かんだのは、私の大好きな映画『人生フルーツ』の中で建築家の津端修一さんがおっしゃった、「できるものから ちいさく コツコツ ときをためて ゆっくり」という言葉でした。

 

「一度に全部は無理だけど、1つくらいなら私でも何とかできるかもしれない。」そう思いました。

 

私の実家の敷地内には、昭和初期に建てられたかつての中名田郵便局舎が建っています。

 

 

なぜこんなところにこんな建物が?と思われるかもしれません。その謎を解くには、ちょっと歴史のお話を。時は明治時代に遡ります。

 

中名田郵便局舎の歴史


江戸時代の飛脚制度に替わる通信インフラを敷こうと、明治政府は1871年(明治4年)に郵便制度を発足します。しかし、公費で郵便局を全国に設置することが財政的に厳しかったため、明治政府は地域の名士や大地主に土地と建物を無償で提供させ、彼らを郵便局長に任命し郵便事業を委託する形で郵便制度を浸透させる方法をとりました。


中名田郵便局の開局は大正5年なのですが、この時の局舎はこの建物ではなく、ヒアリングによると同じ敷地内に今も建つ2階建ての納屋だったそうです。その後昭和11年頃にこの建物が建てられ(はっきりとした資料は残っていません)、昭和45年に別所に新築移転されるまで郵便局としての機能を果たしました。そのため、私が物心つく頃には「祖父母の離れ」でした。

 

 

※旧中名田郵便局は、「三等郵便局(のちの特定郵便局)」のうち、集配をしない「無集局」

 

 

このような昭和初期に建てられた下見板張りの洋風木造建築の郵便局舎は、福井県内でもほとんど残っておらず、歴史的に希少価値の高いことは当時の私にも分かっていました。

 

そのうえ、この建物は祖父母の離れだったため、私の中で特に思い入れのある建物でした。

 

何より、レトロで可愛い!!

 

この建物なら、小浜市街地から離れた里山のシンボルとなって、周りも着目してくれるのではないか。そう思った私は、3年前に数ある建物中から母屋ではなくまずはこの旧郵便局舎を活用しようと決めました。

 

鬼瓦の郵便マーク

 

国の登録有形文化財に登録

 

この夢は私一人では実現できないことは明らかです。

 

しかし、無知で何も経験のない私が「自分の思い入れのある建物を残したい!」と叫んでいるだけでは、周りからは見向きもされないでしょう。

 

この建物に、何か価値を与えたい

 

そう思った私は、小浜市文化交流課(今年三月以前は文化課)の門を叩きました。そして福井県ヘリテージ協議会のご協力のお陰で図面作成や歴史的価値の叙述など必要書類を用意することができ、今年2月にこの建物を国の登録有形文化財として登録してもらうことができました。

 

登録有形文化財について


国(文化庁)の「登録有形文化財制度」…歴史的な景観や造形に優れ、今の時代では再現することが難しい建物を後世に残していくために国が1996年に創設した制度。重要文化財より縛りが緩く、外観を保存すれば内装は改修して用途変更しても構わないという、「緩やかな」制度。


国登録有形文化財に登録されている郵便局舎…全国で51件(2021年2月時点、旧中名田郵便局を含む)

 

(福井新聞 2021.11.21)

 

このおかげで、それまで面識のなかった中名田地区にお住まいの方々からも応援のメッセージをいただいたり、同地区以外の方々からの反応も、ポジティブなものに変わりました。

 

しかし、この建物を修復するだけではただの自己満足で終わります。私は今年で40歳。子どもたちにだいぶ手がかからなくなった今、これからは自分の時間を何か周りの役に立つことに使いたい、次の世代が豊かになるように繋いでいきたいそう思うようになっていました。

 

自分のしたいことと、できること、やらなければならないことを重ねよう。

 

私は、この建物を修復リノベーションし、地域の課題解決に役立てようと決めました。

 

 

みなさまにお願いしたいこと

 

旧局舎の文化財登録申請と実家の活用方法を模索する中、私の思いに共感し、資金も十分用意できないことを理解してくださったうえで設計をしてくださる建築家さんを見つけました。

 

祖父の古いアルバムを見る私と建築家の青井さん

 

しかし、祖父母が亡くなってから空き家になって10年以上がたつ建物は想像以上に老朽化が進み、床はシロアリに食われてボロボロ、建物自体も傾いていました。

 

 

覚悟していたのですが、工事費見積もりを見た時はさすがに「うっ」となりました。それでも「どうやったらできるか」だけを考え、さまざまな資金調達方法を模索しました。

 

今回、みなさまには修復工事費用の一部をご支援いただけないかと思っています。

 

ご支援金の使い道

 

◉今回の修復リノベーションにあたり、予定では設備費を含めて約1,900万円が必要です。調達方法は、自己資金約1000万円、金融機関からの借り入れ500万円、国補助金約300万円、福井県支援金100万円となっています。

 

◉上記の金額を用意するだけでも大変な状況なのですが、床板をはがした後に土台のシロアリ被害の深刻さが分かり、土台の交換や基礎の補強工事を追加することになり、当初予定していたより費用が膨らみました。(現状わかっているだけでも40万円ほど追加で資金が必要で、費用が膨らむ可能性は大いに考えられます)

 

◉さらに、瓦屋さんによると、今回予定していた現在雨漏りしている部分の補修をしても近いうちに他の部分も雨漏りする可能性が高いため、「屋根瓦の全面葺き替え」をすべきだそうです(見積もりでは必要費用は200万円強)。しかしさまざまな事情があることから、今回の改修では全面葺き替えは諦め、必要最低限の部分補修にとどめます。

 

◉今回皆さまから寄せられた支援金は、クラウドファンディング会社への手数料(20%+税)とリターン品代を差し引いて、一旦は今回の工事費を賄う自己資金の項目に繰り入れます。しかし、これから費用を積み立て、最終的には瓦の全面葺き替え工事に有効活用する予定です。

 

◉消える可能性のあったこの建物を蘇らせ、中名田地区のシンボルとして地域の方々から愛してもらい、次の世代にこの建物を繋いでいくために、ぜひともご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

これまでの歩みについて

 

信用も経験もない私ですが、劣化した脳ミソをフル回転させながら4月以降資金調達をしてきました。

 

まず、思いを同じくする小浜市文化交流課の方が、登録有形文化財なら対象になる、建物の外観の修復のみが対象の文化庁の補助金を見つけてくださいました。

 

 

そして、金融機関から提示された融資額に合わせて工事費を下げるため、工務店さんにご理解頂き、旧局舎に不随する建築物や内部解体作業などは夫や知人たちに手伝ってもらって自分たちで行うことにしました。

 

 

費用を抑えるため、みんなの助けを借りて砕石30トンを敷きます。

 

 

地元県立高校ラグビー部のみなさんも知人たちと一緒に手伝ってくれました。

 

 

同時に、私のつたない財務計画を何度ももみ直し、金融機関さんからなんとか500万円の融資をしていただけることになりました。

 

また、7月下旬には福井県が主催する「県民ワクワクチャレンジプランコンテスト」女性部門100万円コースに出場して採択していただくことができました。

 

 

私のプロジェクトが抱える課題は、このプレゼンで7分にまとめてあります。あまりに緊張してお見苦しいプレゼンですが、もしよければご覧ください(41分50秒くらいから始まります)。

 

 

このようにして資金調達に一応の目途がたった9月、ようやく基礎工事が始まりました。湿気対策と景観の観点から、30センチほどジャッキアップして建物のレベルを県道に合わせ、傾きも直します。

 

 

県道にレベルが揃いました

 

棟梁の角本さんと工務店の松岡専務と

 

先日、中名田小学校全校児童が現場を見学に来ました
(福井新聞 2021.9.10)
基礎コンクリートが打たれました(2021年9月29日)

 

工事が始まってからというもの、中名田小学校の児童たちは工事の完成を本当に楽しみにしてくれています。日々変化する現場に興味津々で、下校途中に立ち止まって私や大工さんに話しかけてきてくれます。

 

「いつ完成するんですか~?楽しみ~!」

「あ、あの道具、教科書で見た!伝統的な大工さんの仕事。正直、こういう工事現場を見る方が面白い。普通の新しい家が建つところしか見たことないし。」

「この建物、『風立ちぬ』や『となりのトトロ』みたい!」

「この壁のペンキの色、変えないでくださいね!絶対この色の方が可愛いです!」

「グミとうまい棒を売ってください!」

 

と、子どもたちの頭の中には「どうせ、無理」ではなく「できる」しかありません。

 

低学年の女の子たちは、ポーチの前から建物に向かって手を合わせ、「うまく直りますように!」とお祈りしてくれていました。その姿を見た時は、胸が熱くなりました。

 

「テレビで観たお化けの傘や~!」と唐傘を見つけて興奮する子どもたち

 

 

中名田地区で大きくなる子どもたちに、それまでボロボロだった建物が「未来を明るくする建物」として甦ること、そしてそんなチャレンジに一生懸命臨む大人たちがいることを知ってほしい。そして建物が生まれ変わった後には、自分たちの住んでいる地域を今よりちょっと好きになってほしい

 

下校途中に現場を見て歓声を上げる子どもたちを見ていると、そんな思いが日に日に強くなっています。

 

 

「毎日をちょっと楽しく」するお店をつくろう

 

それまで、私は次の3つの思いを抱えていました。

①空き家問題が深刻化し、同時に歴史的建造物が消失していることから、古い建物の価値を見直す社会をつくりたい

 

②家庭と学校以外の立場から子どもたちの成長を助ける場所が不足していることから、子どもたちが自分たちの周りには素敵な場所(人)がある(いる)と感じる場所をつくりたい。

 

③過疎の進む中山間地域には日常を楽しむソフトが不足していることから、「そこに暮らしている」ことに豊かさを感じられる場所をつくりたい。

 

この3つの思いを重ね、私は「かつて公共施設だった旧中名田郵便局舎をレトロ建築を活かした空間として再生し、子どもと大人のサードプレースとして地域に開放しよう」と決めました。

 

コミュニティデザイナーである山崎亮さんの著書『ふるさとを元気にする仕事』の中にあった表現を借りると、

これから起こることが見えている課題を見つけ、それを解決していく『楽しみ』を自分自身の生き方に重ねる

まさにこれです。

 

ただ、自分の心に正直な仕事をして生きていきたいけど、そのためには多少の収益を出さなければ持続可能性がありません

 

旧中名田郵便局舎の修復リノベーション工事は年内、遅くても年明けには完成予定です。その後、地域の人々の意見も取り入れながら事業内容となるソフト面をしっかり練って、来春のオープンを目指します

 

具体的には、以下の3つのソフト面を考えています。

①登録有形文化財になった旧郵便局舎を、レトロな雰囲気を残してリノベーションする。

 

②旧郵便局舎の二階を子どもたちに開放して放課後の居場所をつくり、また様々な教室や体験活動を企画する。また、区内には私が子どものころにはあった個人商店が一軒もなくなったので、一階では駄菓子も販売し、子どもたちが小銭を握って自分たちの足で買いに来ることのできる楽しさをつくる。

 

1階はレトロな純喫茶空間とし、地域内の大人やレトロ建築が好きな観光客がゆったりと利用できる場所にする。また、2階をレンタルスペースとして色々な人に貸し出し、外部講師による教室やサークル活動、様々な集いに利用できるようにする

 

 

一人でオペレーションするので、レトロな昭和純喫茶メニューにしぼります。
※これらの写真はいずれも宮川公民館主事時代に行ったもの

 

この建物は、子どもたちの居場所となるだけでなく、市街地から離れた地域に住む若者や女性たちがちょっとお洒落で非日常なレトロ空間を楽しみ、毎日の暮らしを「ちょっと楽しく」する経験や学びを得ることができる場所にもしたいです。これは、前職の公民館主事時代に培った経験と持ち前の企画力を最大限に生かすつもりです。

 

また、かつてここが郵便局だったころを知っている地域のおじいちゃんおばあちゃんにも来てほしい。畑仕事の帰りにふらっとコーヒーを飲みに寄ったおじちゃんから、昔話を聞いてみたい。私は年配の方と話すことが大好きなので、その未来もすごく楽しみにしています。

 

ソフト面につては、建物が完成した後に地域の人たちをを招いてみなさんのアイディアを取り入れるつもりです!元郵便局という性格も生かして、頼んだ商品が出てくるまでの間や記念日などに普段は書かなくなった手紙やハガキを書くのも素敵ですね。

 

 

旧局舎以外の建物・敷地の利用

 

私の場合、空き家の維持管理問題がそもそものスタートなので、今後は旧局舎以外の建物・敷地の活用に関しても模索していこうと思っています。まずは県道に面した畑をガーデンに作り替える予定です。レトロ建築が好きな人以外に、植物の好きな人もやってきてくれれば嬉しいです。

 

県道に面した畑。獣除けの柵の中は草がボーボー

 

私はガーデニングが趣味なので、時間を見つけて自分で少しずつガーデンを作り上げています。

 

 

下校途中の子どもたちも手伝ってくれます。「すげ~!自分で庭を作るってこんなに面白いんや!」と言ってくれました。

 

 

今は、「できるものから ちいさく コツコツ ときをためて ゆっくり」と。

 

けれど旧局舎がオープンして様々な人々がここに集うようになれば、きっと私には思いつかないようなアイデアや手腕をもった方と出会える、そう信じています。

 

そして、「普通に暮らしている地域の人たち」がこの建物に「なんか面白そう」と軽い感覚で立ち寄ることができ、地域の未来をつくる人が育つ場所として中名田地区の真ん中に今もこれからも建っている

 

自分がおばあちゃんになった時に、見たい世界です。そんな世界をつくるために、どうか力をかしてください。

 

飲食店営業許可の取得に関しては、現在店舗の図面を保健所に提出して相談し、規定基準に合うように調整中です。また、食品衛生責任者の資格は年内に取得する予定です(2021年9月現在)。


 新聞掲載記事に関して、福井新聞社に掲載許可取得済みです。

プロジェクト実行責任者:
吉村 順子
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

老朽化の進む旧中名田郵便局舎を地域のサードプレイスとして再生するため、修復リノベーション工事を行います。基礎・配管設備・電気配線工事をはじめからしなければならないため、工事費だけでも費用がかかります。いただいたご支援金を今回の修復リノベーション工事費に充てることで少しでも自己負担を減らし、最近必要性が明らかになった、建築当初から80年以上一度も葺き替えをしていない屋根瓦の全面葺き替え費用(見積額200万強)を積み立てます。 【現時点での資金調達】 自己資金1000万 金融機関からの融資 500万 文化庁助成金(外観修復のみ)280万 県プレゼンコンテスト支援金 100万

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
プロジェクトの実施には喫茶店開業のため、食品衛生責任者の資格と飲食店営業許可証が必要です。現在厨房の図面を保健所に提出して許可取得のための相談をしています。食品衛生責任者の資格は今年中にオンライン受講で取得予定です(2021年9月現在)。
リターンを実施する上でのリスクについて
新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、ワークショップの開催など延期する場合があります。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金や金融機関からの融資、文化庁の助成金、県プレゼンコンテスト支援金などによって賄います。

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プロフィール

1981年 福井県小浜市生まれ。 5年前まで地元の県立高校で日本史の非常勤講師をしていました。 日本の伝統文化や寺社仏閣、精神性が好きです。子どもも好きです。 父の死をきっかけに相続した実家の空き家群を活用方法を模索するため、3年前に地元の公民館主事に転職し、一生懸命まちづくりなどを学びました。 2021年4月からはその仕事を辞めて、実家の空き家再生活用プロジェクトに邁進中です。

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リターン

3,000


【お返し不要の方】サンクスメール

【お返し不要の方】サンクスメール

●感謝のメールをお送りします(メールで)。

支援者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


【店舗に来てね】コーヒーチケット1枚

【店舗に来てね】コーヒーチケット1枚

喫茶金四郎で使えるコーヒー1杯無料券をお送りいたします。

※喫茶金四郎について

場所:福井県小浜市下田41-17
営業時間:11時から17時
定休日:火・土・第3日曜

※有効期限:オープン後~2022年9月まで
※店舗にご来店いただいた際にコーヒー1杯と引換せていただきます。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


【レトロ郵便局舎が好きな方】オリジナルポストカード2枚セット

【レトロ郵便局舎が好きな方】オリジナルポストカード2枚セット

旧中名田郵便局舎を正面と左斜め下アングルから描いたペン画をオリジナルポストカードにしました。額に入れて飾っても素敵です。(郵送します)

原画制作:Zoshigayasanjin

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


【お返し不要の方】サンクスメールと報告書

【お返し不要の方】サンクスメールと報告書

●感謝のメールをお送りします(メールで)。
●工事が完成した暁には報告書をお送りします(メールで)。

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


【店舗に来てね】コーヒーチケット2枚

【店舗に来てね】コーヒーチケット2枚

喫茶金四郎で使えるコーヒー1杯無料券2枚をお送りいたします。

※喫茶金四郎について

場所:福井県小浜市下田41-17
営業時間:11時から17時
定休日:火・土・第3日曜

※有効期限:オープン後~2022年9月まで
※店舗にご来店いただいた際にチケット1枚につきコーヒー1杯と引換せていただきます。

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


【レトロ郵便局が好きな方】オリジナルエコバック

【レトロ郵便局が好きな方】オリジナルエコバック

旧中名田郵便局舎を斜め左下アングルから描いたペン画をデコパージュしたエコバックをお送りします(郵送)。A4ファイルが入るサイズでマチ付きです。

※原画制作:#Zoshigayasanjin
  エコバッグ制作:Atelier Cocolo 城口幸子先生

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

10,000


【お返し不要の方】サンクスメール (^^♪

【お返し不要の方】サンクスメール (^^♪

●感謝のメールをお送りします。(メールで)
●工事が完成したら、報告書をお送りします。(メールで)

支援者
51人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


【レトロ郵便局が好きな方】マチ付きトートバッグ

【レトロ郵便局が好きな方】マチ付きトートバッグ

しっかりとしたキャンバス地に旧中名田郵便局舎のペン画を転デコパージュしました。お弁当を入れるのもよし、お出かけ用に使うもよし、シンプルかつ上品なオリジナルトートバッグです。

※原画制作:♯Zoshigayasanjin
 バッグ制作:Atelier Cocolo 城口幸子先生

支援者
19人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年12月

10,000


【店舗に来てね】コーヒーチケット10枚

【店舗に来てね】コーヒーチケット10枚

喫茶金四郎で使えるコーヒー1杯無料券10枚をお送りいたします。

※喫茶金四郎について

場所:福井県小浜市下田41-17
営業時間:11時から17時
定休日:火・土・第3日曜

※有効期限:オープン後~2022年9月まで
※店舗にご来店いただいた際にチケット1枚につきコーヒー1杯と引換せていただきます。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


【Atelier Cocolo 城口幸子先生に会ってほしい】「たんぽぽハーバリウム」WS参加券

【Atelier Cocolo 城口幸子先生に会ってほしい】「たんぽぽハーバリウム」WS参加券

中名田地区の隣、福井県おおい町名田庄にとっても熱くて素敵な先生が住んでいます。小学校校長を定年退職後、大阪から移住されてきたものづくり作家、城口幸子先生です。先生にはコミュニティカフェがオープンしてからもたくさん教室をしていただこうと計画中です♡

今回、大人気ワークショップ「たんぽぽハーバリウムづくり」に参加できます。おまけで、これまた大人気の「ソイ・リングづくり」もできるそうですよ。
先生と会ってお話するだけでも元気とパワーがもらえます。私の憧れです。

参加券はメールをお送りしますので、受信画像を保存し、当日お見せください。

時期:建物が完成した後、中名田地区にたんぽぽが咲く頃開催します。参加者の皆様にはメールで日程調整をいたします。どうしてもご都合の悪い方は、城口先生のご自宅に各自伺っていただく形をとろうと思います。

場所:金四郎2階多目的室
住所:福井県小浜市下田41-17

※有効期限:2022年4月まで

支援者
4人
在庫数
6
発送完了予定月
2021年12月

10,000


【小浜市宮川地区の素敵なケーキ屋さん】Calm(カーム)の1000円商品券

【小浜市宮川地区の素敵なケーキ屋さん】Calm(カーム)の1000円商品券

私が3年間公民館主事を務めた小浜市宮川地区に2020年9月に独立開業した大人気ケーキ屋さん+お菓子教室の「Calm」。喫茶金四郎ではCalmの焼き菓子を卸させてもらう予定です。
今回、1000円分の商品券をお送りします。直接Calmaへ買いに行かれるもよし、オープン後の喫茶金四郎へ買いに来るもよし、その美味しいお菓子を味わってください(商品券は郵送します)。

商品券の使用期限:2021年12月

支援者
9人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年12月

10,000


【Atelier DoDo ×中名田地区の子どもたち】草木染オーガニック立体型マスク

【Atelier DoDo ×中名田地区の子どもたち】草木染オーガニック立体型マスク

小浜市街地にあるお洒落な町家に暮らしながら、毎日自然と布に向き合うAtelier DoDoの清水亜土さん。自然界の色をいただいたオーガニックヘンプを使ったマスクを、一枚一枚丁寧な手仕事で作られています。
清水さんとは、コミュニティカフェがオープンしたら一緒に楽しいワークショップを子どもたちにしてあげたいね、と話しています。

今回は一足早く、縫製したオーガニックへンプ100%のマスクを中名田地区の子どもたちと一緒にセイタカアワダチソウで染めあげ、それをリターン品にします。
今や生活の一部となったマスク。常に肌に触れるものだからこそ、このマスクを一度使ってみてください。その優しさに驚くはず。(郵送します。)

支援者
2人
在庫数
18
発送完了予定月
2022年1月

30,000


【金四郎セット】トートバック&ポストカード2種&コーヒーチケット10枚

【金四郎セット】トートバック&ポストカード2種&コーヒーチケット10枚

しっかりしたキャンバス地に旧郵便局舎のペン画をデコパージュしたオリジナルトートバックに、オリジナルポストカード2種、そしてコーヒーチケット10枚をセットにしてお届けします。(郵送します)

※有効期限:2022年9月まで
※店舗にご来店いただいた際にチケット1枚につきコーヒー1杯と引換せていただきます。

支援者
4人
在庫数
1
発送完了予定月
2021年12月

30,000


【お返し不要の方】サンクスメール(#^^#)

【お返し不要の方】サンクスメール(#^^#)

ありがとうございます!
サンクスメールと工事完了後にご報告メールをお送りします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

50,000


【お返し不要の方】サンクスメール(^^)/

【お返し不要の方】サンクスメール(^^)/

ありがとうございます!
感謝のメールをお送りします。
また、工事が完了したらご報告メールもお送りします。

支援者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

50,000


【コンサートや集いなどご自由に】夜のイベント開催権

【コンサートや集いなどご自由に】夜のイベント開催権

修復リノベーション工事完了(遅くても来年1月予定)後コミュニティカフェがオープンする(来年3月予定)までに、旧郵便局舎を1日何時間でもお好きに使っていただけます(厨房使用は不可。母屋の台所は使用可)。

コンサートや個展、はたまたセミナーや同窓会など、その使い道は自由です。レトロな空間を堪能してください。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

プロフィール

1981年 福井県小浜市生まれ。 5年前まで地元の県立高校で日本史の非常勤講師をしていました。 日本の伝統文化や寺社仏閣、精神性が好きです。子どもも好きです。 父の死をきっかけに相続した実家の空き家群を活用方法を模索するため、3年前に地元の公民館主事に転職し、一生懸命まちづくりなどを学びました。 2021年4月からはその仕事を辞めて、実家の空き家再生活用プロジェクトに邁進中です。

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