支援総額
目標金額 720,000円
- 支援者
- 38人
- 募集終了日
- 2020年10月23日
令和6年能登半島地震 緊急支援
#災害
- 現在
- 42,296,000円
- 寄付者
- 4,611人
- 残り
- 1日
第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ
#環境保護
- 現在
- 4,099,000円
- 寄付者
- 322人
- 残り
- 16日
青函トンネル記念館「竜飛斜坑線もぐら号」緊急修復プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 6,959,000円
- 支援者
- 455人
- 残り
- 1日
能登半島地震|輪島塗を絶やさない。この伝統を復興し未来へつなぐ。
#災害
- 現在
- 33,580,000円
- 支援者
- 830人
- 残り
- 1日
能登地方地震 緊急支援
#災害
- 現在
- 22,232,000円
- 寄付者
- 2,309人
- 残り
- 1日
ももやまサポーター募集ー地域「みんなの」ももやま子ども食堂に!
#まちづくり
- 総計
- 49人
継続寄付でミャンマーに希望を ~繋がる支援で避難民の明日を~
#国際協力
- 総計
- 113人
プロジェクト本文
終了報告を読む
本当にありがとうございます!皆さまに背中を押していただいている思いと重さに胸がいっぱいです。
このプロジェクトは、2020年10月23日(金)23時までとなりますので、次の目標となるネクストゴールを97万円と設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。
ネクストゴールを達成できますと、さらに5人の若者に対し、支援金を給付することができます!
引き続き、変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
2020.10.13 つばき人材育成有限会社 五百部
夢を追い続けるか現実を受け入れるかーー
日本行きを夢見て努力してきたベトナムの若者に希望を届けたい!
ページをご覧いただきありがとうございます。つばき人材育成有限会社の五百部(いおべ)敏行と申します。
私のベトナム人の技能実習生やエンジニアが日本に来るサポートをしているほか、ベトナム進出をしようと考えている企業へのコンサルタントをしてきました。
最近ではコロナ禍による受入会社の業績悪化に伴い、技能実習生たちが途中で実習を打ち切られているケースが多くなってきたため、NPO法人日越ともいき支援会を通して、困った技能実習生たちの事情を知って受け入れてくれる会社などに繋いでいます。
また、日本にいるベトナム人の生活支援や現地で親に捨てられた孤児を引き取っている寺への生活支援も行っており、ベトナム人の妻を通して、多くのベトナムの人たちとの交流も続けています。
「ベトナムの若者たちに夢と希望を与えたい!」
こうした思いから、4年前にベトナムのホーチミンに「つばき日本語センター」をベトナム人の妻とともに立ち上げ。適正な手数料で日本に送り込むことができるように、送出し機関のライセンスも取得しました。
ですが、コロナの影響で、4月から若者たちが日本に入国できない状況となっており、この状況が続くと、生活のために日本語の学習を諦め、ベトナム国内で就労せざるを得ない若者たちがたくさん出てきてしまうことが懸念されます。
日本で働くことを夢としてこれまで大変な日本語学習を頑張ってきた彼らは今、将来への夢や希望を諦めるか、現実を受け入れ農村に帰るかという人生の帰路に立っています。
そこで今回のクラウドファンディングでは、ベトナムの若い人たちを支援し、彼らがこれからも安心して日本語を学び続けられるよう、つばき日本語センターの生徒の生活費を集めることにいたしました。
皆さまからの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
日本の技能実習制度が秘める可能性
私が13年間で支援したベトナムの若者は600名を超えていますが、家族や身内の人たちをとても大切にし、自分の力で家族の生活を変えようとする強い意志を感じます。
また、これから経済的により良い生活が送れるようにと、希望とハングリー精神を持った若者たちが多く、真面目で一生懸命仕事をする人たちが多いと思います。
私が知っているベトナムの若者は3年間の実習を終え、実習生時代に稼いだお金を元にベトナムで会社を設立したりする若者もいました。多くの実習生たちは、田舎に住む両親へ家をプレゼントしたり、家族の生活を向上させたりしています。
コロナ以前は平成31年には27万人以上の技能実習生が来ており、中でもベトナムからの実習生が最も多いそうです(技能実習制度の現状(平成31年2月18日 OTIT外国人技能実習機構 作成))。
◆ 技能実習生とは
技能実習制度は、平成5年に創設された制度で国際貢献のため、開発途上国等の外国人を日本で一定期間(最長5年間)に限り受け入れ、OJTを通じて技能を 移転する制度とされています。技能実習制度の現状(平成31年2月18日 OTIT外国人技能実習機構 作成)
日本に来てからの生活の例ですが、今年2月に来日した若者は、毎日仕事をしながら、日本語の勉強もしており、監理団体が土日を使って毎月日本語の試験を行い、レベル上げを行っています。
日本で技能実習を行うことで、日本語ができるようになるのはもちろんですが、N3レベル*まで日本語ができるようになると、日常会話ができるようになりますので、ベトナムへ戻ってから日系企業の管理職や送出し機関の日本語教師、または通訳などの仕事につけるようになります。
◆レベルについて:日本語能力はN1〜N5の5段階で決められており、N数字が下がるほどレベルが高いとされています。
N1 日本人と同等の会話レベル
N2 ビジネス上求められる日本語レベル
N3 日常会話に支障のないレベル
N4 自分の考えなどを話すことは多少苦手ですが、ある程度の会話ができるレベル
N5 挨拶や自己紹介、簡単な受け答えができるレベル
現地採用の人たちとは違い、日本語ができるので、給料は通常のベトナム人よりも3〜5倍に上がりますし、技能実習生を経験して帰国した実習生たちは、「日本の仕事のやり方」を知っていますので、貴重な人材として登用されています。
中には、日本で貯めたお金を元にして、ベトナムで工場や会社の起業をしたりする人も。
一部のマスコミ報道において、技能実習制度は劣悪な環境や低賃金でで働かされているとか言われております。確かに一部の会社ではそういう悪質なケースもありますが、大半の実習生たちは受け入れる会社の皆さんからも歓迎され、一生懸命に真面目に仕事をしています。
そして、日本で稼いだお金を元に、自分や家族の生活を改善させ、新たな人生をスタートしているのです。
このプロジェクトで実現できること
WHOの緊急事態宣言を受け、ベトナムホーチミン教育局より指導が入り、つばき日本語センターは2月から教室を閉鎖することになりました。
その後、ベトナム全土で約3ヶ月に渡ってロックダウン。授業再開はゴールデンウィーク明けの5月7日からでした。
当初は8月ぐらいから徐々に日本への入国ができるようになるだろうと見込んでおりましたが、全世界に広がったコロナウィルスの感染拡大は、未だ収束の気配が見えておりません。
そして今、日本に行けずにいる実習生で、面接合格してから最大1年以上勉強を継続している実習生たちがいます。
本来ならば面接合格後半年から8ヶ月程度で入国できるため、すでに学費として蓄えていた貯金や親たちからの資金が尽きている子が増えています。
通常ならば、日本へ行けるビザが下り次第、銀行からの融資が下りて、日本語勉強している分のお金は相殺できるのですが、このコロナの影響でそれができない状況に。
つばき人材育成有限会社としても、寮費等の免除をしておりますが、私たちも日本の会社と違い、全く国からの支援がないため、これ以上の支援を続けることができず、困っている状況です。
コロナの影響で飲食業を中心に倒産・廃業が相次いでおり、日本語の勉強として日本食レストランへのアルバイトもありません。やむなく田舎へ帰る子も出てきました。
実習生本人は勉強の継続を希望しており、できるだけセンターでの日本語教育を続けさせてあげたいと思っています。
そこで、今回のプロジェクトでは、皆さまからのご支援を一旦、つばき人材育成有限会社へ寄贈し、面接等の審査に合格したつばき日本語センターの生徒10人(特に生活の厳しい生徒)に支援金として支給します。
そして、ベトナムの若者が日本語教育を継続していただくサポートを行いたいと考えています。
合格した実習生10人は、特に家が貧しく、家族や親戚からの支援を受けられない子を選抜したいと思っています。
◆ 支給方法等
・対象 日本語センターの生徒10人
・支給金額 一人あたり5万円を生活費として支給(月1万円(現金)を5回に分けます。)
・審査方法 日常学生達と接している日本語を教えている先生方と、事務方のベトナム人スタッフとの協議の上、選抜していく予定です。
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ホーチミンの最低月収はだいたい22,000円ですので、今回のプロジェクトによりその半分ぐらいを補助できる形になります。一ヶ月分の食費や生活用品の購入はできるかと思います。
例)一日の食費 60,000VND(300円)×30日=1,800,000VND(9,000円)
その他雑費 200,000VND(1,000円)
在留ベトナム人の人道支援、保護活動を行うNPO法人「日越ともいき支援会」
代表 吉水慈豊さんからのメッセージ
日本には約42万人(2019年末時点)の技能実習生がいますが、その半数を超える約22万人がベトナム人です。親日感情が強く、日本で技術を学びたい、働きたいという若者は後を絶ちません。
ただ、ベトナムは新型コロナの感染拡大を封じた成功国ではありますが、経済は大きな打撃を受けています。技能実習生は日本への入国前の約半年間、教育施設で日本語や日本文化の勉強をするのですが、その費用が払えず、日本行きを断念する若者も出てきています。
その費用は月額2万円にも満たない額ですが、それはベトナム農村部の月収同等以上の金額です。日本に行きたいという夢を諦めさせたくないという思いから、このプロジェクトに賛同します。
さいごに
今、面接に合格した実習生たちは、いつ日本に行く子とができるかわからない不安と、このまま行けずにお金がなくなっていく不安を抱えて勉強しています。
色々な不安の中で、日本語を勉強して、日本に行きたいと願っています。
このプロジェクトを実現することで、ベトナムの若者に、勉強を続けていても良いんだよという安心を贈ると同時に、自分の将来への可能性をまだ信じ続けていいんだよという思いを伝えたいと思います。
貧乏であるからという、本人の育ってきた環境を変えるために日本で仕事をしたいとチャレンジしているのに、コロナのためにそのチャレンジを失くしてしまうようなことはさせたくありません。
頑張っている子たちに夢をつなげさせてほしいと思います。是非、皆さまからの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
ベトナムの若者からのメッセージ
日本語センターでの学生生活ですが、まず初級の日本語を勉強します。1〜2ヶ月の間で一生懸命勉強をする子、生活態度の良い子から優先的に日本の会社との面接に臨みます。
面接に合格してから、約6ヶ月ぐらいで日本に行きますが、それまでに「みんなの日本語」50課まで勉強をします。一日の勉強時間はだいたい10〜12時間ほど。
面接に合格してからは集中して日本語を勉強します。またベトナム現地でNAT-TESTという日本語の試験があり、日本に入国するまでにN4相当のレベルに合格するようにしていきます。
◆ 6月に入国予定だったグエンテイニュークインさん(31歳)
私の出身はベトナム中部のニャチャンです。私はつばき人材育成有限会社で「みんなの日本語」初級を勉強しました。
去年の10月に群馬県館林市にある会社の面接に合格しました。それから日本語を一生懸命勉強しました。N4までできるようになりました。今、N3レベルまで勉強を続けたかったのですが、コロナの影響でつばきで勉強を続けることができなくなりました。
田舎に帰ってアルバイトをするつもりでしたが、仕事があまりありません。仕事と勉強の両立に悩んでいます。
私には2人の子どもがいます。娘は6歳、息子は4歳です。子どものために日本へ行って働きたいのです。今は田舎で子ども達の世話をしながら、日本語の勉強を続けています。
つらくても頑張っています。自分で日本語の勉強はとても大変なので、つばきに戻って日本語の勉強を続けさせて下さい。日本で成功して、子ども達を幸せにしたいと思っています。
◆ 4月面接予定が7月に遅れてやっと合格したファムティキムアインさん(23歳)
私の出身はベトナム中部ジャライ省です。家族は6人です。両親と妹2人と弟がいます。兄弟姉妹は3人とも学生です。
両親の仕事はコーヒーと麦を植えることですが、毎年中部は台風が来るまで、収入は安定していません。家族の経済を少しでもよくするために、昨年の11月から日本語を勉強して、日本で働くつもりでした。
コロナウィルスの影響で3ヶ月勉強を辞めて、今年の5月から再度日本語の勉強を始めました。7月にSkype面接で無事群馬県明和町にある電子製品製造会社の面接に合格しました。
兄弟姉妹はまだ学生ですし、私の学費もあり、いくら節約していても両親は本当に大変です。少しでも支援がいただけたらと思っております。
◆5月入国予定だったダイさん(24歳)
私の出身はベトナム中部のフーイエンです。日本でお金を稼いで家族の生活を楽にするために、2019年9月からつばき人材有限会社に入り日本語を勉強していました。
11月に群馬県館林市のコンクリート製造会社の面接に合格しました。家族は4人で、両親の仕事は農業です。妹は学生です。田舎の生活は野菜と米を植えます。牛を育てています。
最近ベトナムではコロナウィルスの第2波が発生し、仕事がだんだんなくなって、今田舎に帰ってもアルバイトがありません。私は「みんなの日本語」初級を修了して、今田舎へ戻り家族の農業を手伝いながら自分でN3の日本語を勉強しています。
毎朝市場で祖母と一緒に野菜を売り、昼家に帰って料理を作ります。午後時間があるときはインターネットで聴解を練習したり、自分で漢字を学んだりしていますが、N3の勉強を自分でするのは大変です。日本で仕事ができるために頑張っています。よろしくお願いします。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
つばき人材育成有限会社の五百部です。この事業に関わり始めて13年。ベトナム人の妻とともにベトナムホーチミンにて、4年前に日本語センターを立ち上げ、今年の3月送出し機関のライセンスを取得しました。なるべく手数料を安くして、地方に住むベトナム人の若者達に日本で働けるチャンスを上げたいと思っております。 2019年7月にブログをリニューアルし、「続・奥様はベトナム人」というタイトルで、技能実習生や特定技能、就労ビザで入国してくる外国人材のことを現場の率直な意見として、声を上げております。
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リターン
5,000円
特別なリターンは不要の応援コース)五百部からお礼のお手紙をお送りします
■お礼のお手紙
- 支援者
- 13人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
特別なリターンは不要の全力応援コース)子どもたちからのお礼のお手紙もお届けします(1万円)
■お礼のお手紙
■支援を受けた実習生たちからのお礼の手紙(日本語で)
■活動報告書
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
特別なリターンは不要の全力応援コース)子どもたちからのお礼のお手紙もお届けします(3万円)
■お礼のお手紙
■支援を受けた実習生たちからのお礼の手紙(日本語で)
■活動報告書
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
50,000円
特別なリターンは不要の全力応援コース)子どもたちからのお礼のお手紙もお届けします(5万円)
■お礼のお手紙
■支援を受けた実習生たちからのお礼の手紙(日本語で)
■活動報告書
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
100,000円
特別なリターンは不要の全力応援コース)子どもたちからのお礼のお手紙もお届けします(10万円)
■お礼のお手紙
■支援を受けた実習生たちからのお礼の手紙(日本語で)
■活動報告書
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
300,000円
特別なリターンは不要の全力応援コース)子どもたちからのお礼のお手紙もお届けします(30万円)
■お礼のお手紙
■支援を受けた実習生たちからのお礼の手紙(日本語で)
■活動報告書
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
【企業様・団体様向け】五百部が技能実習生に関するご相談にのります!
■お礼のお手紙
■五百部によるオンライン相談(1時間)
■メールでの相談(2020年12月〜2021年5月に限り有効です。)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
50,000円
【企業様・団体様向け】ホームページへ企業名もしくは団体名を記載します!
■お礼のお手紙
■ホームページへの企業名もしくは団体名を記載
※記載するホームページは「「続・奥様はベトナム人」」になります。平均アクセス数は500PV/日です。
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
プロフィール
つばき人材育成有限会社の五百部です。この事業に関わり始めて13年。ベトナム人の妻とともにベトナムホーチミンにて、4年前に日本語センターを立ち上げ、今年の3月送出し機関のライセンスを取得しました。なるべく手数料を安くして、地方に住むベトナム人の若者達に日本で働けるチャンスを上げたいと思っております。 2019年7月にブログをリニューアルし、「続・奥様はベトナム人」というタイトルで、技能実習生や特定技能、就労ビザで入国してくる外国人材のことを現場の率直な意見として、声を上げております。