【FIP】難病にかかったツバキのために、力を貸して下さい。

▼はじめに

　はじめまして。ツバキと暮らしているナガセ　ミキトと申します。

　この度は、当プロジェクトをご閲覧いただきありがとうございます。

　当プロジェクトは、猫伝染性腹膜炎（FIP）という有効な治療法の無い難病を発症してしまった愛猫ツバキを治療するため、少しでも皆様にご支援いただければと思い、立ち上げたプロジェクトです。

 

 

▼ツバキについて

　ツバキは生後6ヵ月の黒くて可愛い女の子です。

　東京都江戸川区を中心に活動していらっしゃる「平井・小松川Shippoの会」主催の里親譲渡会にて出会い、姉妹のユスラ（生後6ヵ月、ハチワレ）と一緒に2020年10月24日の土曜日、我が家にやってきてくれました。

　FIPにかかる前のツバキは、非常に人懐っこく、元気に部屋中を走り回る天真爛漫な女の子でした。

　しかし、年末年始あたりから、ツバキはあまり餌を食べなくなり、次第に寝ることが増え始めました。。。

 

 

▼そもそも猫伝染性腹膜炎（FIP）とは

　かかりつけのお医者様からこの病名を聞くまで、私はこの病気について何も知りませんでしたが、お医者様に「致死率の高い病気です。覚悟をしておいてください。」と言われた時から、睡眠時間を削りながらも必死にこの病気について調べました。

　下記は、参考にさせて頂いた情報源の一つです。アクサダイレクト様がご提供くださっているサイトになります。

    教えて獣医さん！猫伝染性腹膜炎（FIP）は治る？予防方法はある？

 

 

　調べた結果、FIPについて分かったことを簡単に下記にまとめます。

• 猫伝染性腹膜炎（FIP）とは、日本国内では有効な治療法が無い不治の病である。
•  発症後の余命は、数日〜数週間、長くても1年程度である。
• 2021年1月時点で、日本のほとんどの動物病院でFIPに対する処置としては、ステロイド剤などによる対症療法しか存在しない。 
• FIPは、多くの猫が保有している「猫腸コロナウイルス」が何らかの原因で突然変異したウイルスの影響で発症する病気である。
• FIPにはウェット型とドライ型が存在する。
• FIPの症状としては、主に食欲・元気の衰退、発熱、体重の減少がある。
• ウェット型特有の症状としては、腹水が見られる。
• ドライ型特有の症状としては、肉芽腫の形成、眼球症状（ぶどう膜炎）や神経症状が見られる。

　さらに調べていくと、

• このFIPと闘っている猫ちゃんがツバキ以外にもいるということ。
• FIPの症状を抑えられる可能性のある手段が存在すること。

　が分かりました。

 

　ちなみに、ツバキはドライ型中期だと診断されました。

　診断時の症状としては、食欲・元気の衰退、発熱、体重減少、ぶどう膜炎が見られ、肉芽腫の形成は見られませんでした。

　特に育ち盛りのツバキにとって体重の減少は異常であり、毎日痩せていくツバキはとても見ていられませんでした。。。

 

目にぶどう膜炎の症状が見られるツバキ。

右目は完全に白く濁っており、左目にも症状が出始めていた。

 

 

かかりつけの病院で行った外注血液検査結果。

FIPの疑いが強まった。

 

かかりつけの病院とは別の病院（ねこけん様）で行って頂いたFIPの診断結果。

エコーの結果等からFIPだと確定診断。

 

 

▼プロジェクトの目的

　ここまで長くなってしまいましたが、当プロジェクトで実現したいことは、

 

「ツバキを長生きさせたい」

 

　この一点のみです。

　この目的のためには、非常に高額な治療が必要になります。

 

 

▼資金の使い道

　全額、治療に関わる費用に充てさせていただきます。

　治療費、病院への交通費、検査費などを含めるとトータルで80万円〜85万円ほどかかる計算です。ここから、元々ツバキたちのために貯金していた30万円を差し引き、当プロジェクトの目標金額としては、ひとまずのゴールとして60万円を設定させて頂きました。

　READYFORさんは12%の手数料が発生するため、実際に私が受け取れる金額は約52万円となるそうです。

　ツバキ、ユスラ、私の今後の生活を考えた上で、私が出せる金額を当プロジェクトの総計金額から引いた金額を、当プロジェクトでご支援頂きたい金額として設定させて頂きました。

　子猫の里親になると決めた時点から貯金はある程度していたのですが、やはりこの高額な費用を全て賄うのは現状かなり厳しいです。

 

 

外注血液検査を行った際の診療費。

 

ねこけん動物病院様での診療費

 

 

　本来であれば私自身の力のみで何とかしなければならないことは理解しています。情けない話で大変恐縮ですが、何とかツバキのためにお力をお貸し願えないでしょうか。　

 

 

▼リターンについて

　当プロジェクト内の新着情報で、ツバキの経過観察を記していきます。

 

　また、ツバキ本人と椿の花をモチーフにしたオリジナルのロゴをあしらったグッズやポストカード等のリターンを予定しております。

　詳しくは各リターン内容をご覧ください。

　（※リターンの作成費、送料については自費で負担致します。ご支援いただいたお金は全額、ツバキの治療費に充てさせて頂きます。）

 

 

▼当プロジェクトのスケジュール

　今回は84日間薬による治療を行い、その後84日間の経過観察期間が必要となります。

　そのため、当プロジェクトのスケジュールは下記のようになります。

• 2021/1/23 〜 2021/4/17　：治療期間（84日間）
• 2021/4/18 〜 2021/7/11　：経過観察期間（84日間）

 

　84日間の経過観察後、再発しなければ”寛解”と診断されるそうです。

 

 

▼最後に

　ここまでお読み頂きありがとうございます。

 

　正直、私自身最初はクラウドファンディングを行うことに抵抗がありました。

　ツバキの親は私なのだから、ツバキが病気になったのであれば、その治療費は親が出すべきではないか、と。

　しかし、ここまで高額な治療費となると簡単に払うことは出来ず、対処療法のみを行うという選択も考えてしまいました。

　また、顔も知らない方達のお世話になるなんて、そんな申し訳ないことを簡単に決断することは出来ませんでした。

 

　しかし、どうしてもツバキを助けたい。

　そして、私が当プロジェクトを立ち上げることで、プロジェクトの活動報告を通して、他のFIPの疑いのある猫ちゃん、またその親の皆さんに、FIPに関する有益な情報を少しでも伝えられるのではないか、と考え、当プロジェクトを発足いたしました。

　

　末筆となりましたが、どうかツバキのために皆さんのお力をお貸し頂けないでしょうか。

　

　よろしくお願い申し上げます。

 

※考えたくはありませんが、万が一、治療期間中にツバキが亡くなってしまった場合でもご支援金は返金致しかねます。また、その場合はご支援金をこれまでの治療費や検査費に充てさせて頂きますのでご了承ください。

 

 

▼プロジェクトの終了要項

・治療・手術対象    
ツバキ（猫、雑種、黒、生後6ヵ月）

・治療・手術内容    
FIP治療

・治療・手術完了予定日    
2021/04/16