事業承継したすっぽんとチョウザメの養殖場経営で鳥取、兵庫を地方創生

事業承継したすっぽんとチョウザメの養殖場経営で鳥取、兵庫を地方創生

支援総額

1,531,000

目標金額 1,000,000円

支援者
110人
募集終了日
2024年1月3日

    https://readyfor.jp/projects/tsuki-to-suppon?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

【開始5日間で目標金額の100万円を達成しました

皆様のご協力本当にありがとうございます!

 

ネクストゴールとして、200万円を目指します!

 

・稚ガメ、稚魚の仕入れ

・養殖場の改修

・設備の導入

・大学との養殖の共同研究

など、第一次産業はとてもお金がかかります。

養殖場の立て直しだけでなく、より飛躍する養殖事業を作れるように1月3日まで全力で頑張りますので、引き続き皆様の支援をお願いいたします。

 

※ネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。

 

 

こんにちは!

 

80歳のおじいちゃんからすっぽんとチョウザメの養殖場を事業承継した24歳の安藤優汰です。

 

今年のドラフトでプロ野球選手として指名される予定でしたが、コロナの後遺症が治らず、プロ野球選手になるという夢を諦めました。

その時に出会った事業がすっぽん養殖です。

人生をかけてすっぽんとチョウザメの養殖場の経営をやろうと決めました。

 

なぜ野球一筋の人生からすっぽん養殖場経営を選んだのか。

なぜ養殖場を事業承継をすることになったのか。

今後の目標、ビジョンなど、

このクラウドファンディングを通してお伝えさせていただければと思います。

 

今回は社会課題も多く扱うということでReady forさんを選びました。

そして、このクラウドファンディングを成功させることで以下の社会課題解決の一歩になると考えています。

 

・後継者不足

・事業承継という選択肢の認知拡大

・兵庫県、鳥取県の地方創生

・日本の食料自給率の増加

・廃棄する魚、おからの活用

・絶滅危惧種のすっぽんとチョウザメの養殖

・地方から海外展開

 

一生懸命準備しました。

ぜひご一読いただけますと幸いです。

 

 

 

実家が鳥取県米子市の田舎にあり、使える土地や田んぼがたくさん余っていました。

昔から魚や水中の生き物が好きだったので、その土地を活用してなにか養殖をしたいと考えたことがきっかけです。

 

知り合いの社長さんに話してみるとすっぽん養殖が面白そうとの情報をいただきました。

しかし、すっぽん養殖を始めたいと思っても養殖など今まで経験したことがなくやり方が分かりません。

 

「他のすっぽん養殖場にやり方を教えてもらいに行こう」と調べてみたところ、鳥取県米子市から一番近くの兵庫県美方郡にすっぽん養殖場がありました。

すぐに電話をして見学に行かせてもらえることが決まりました。

 

見学に行った際に、養殖場を経営するおじいちゃんがぽろっと「誰か本気でやってくれる方がいたら譲りたい」と言っていました。

もし事業承継をしても兵庫県の田舎に住み込みで仕事をしないといけなくなります。

最初は悩みましたが、本気ですっぽん養殖場を経営したいと考えていましたので、「僕たちが責任を持って経営するので引き継がせてください」とお願いしました。

 

その後、資料を作って息子や役場にプレゼンをしたり、地域の人たちへの挨拶回りなど行いました。

本気の気持ちを伝えることで無事に事業承継が決まりました。

 

おじいちゃんの「誰かに引き継ぎたい」という想いと、僕たちの「すっぽん養殖場を始めたい」という想いが見事にマッチしました。

 

次におじいちゃんの養殖への思い、後継者不足の悩みなどをお伝えさせていただきます。

 

 

元々は80歳のおじいちゃん1人で営んでいた養殖場でした。

養殖場の経営は体力仕事が多く、営業する体力が残らないため、年々取り引き先の数も少なくなっていくとても厳しい状態でした。

 

おじいちゃんは毎月赤字経営で続けており、養殖場の経営を辞めたいと考えいました。

しかし、息子も県外に出てしまい、引き継いでくれる知り合いもおらず辞めることができません。

 

生き物を扱っている仕事なので養殖場を潰すわけにもいかず、なんとかギリギリの状態で今まで50年間経営をしてきました。

 

「誰かに引き継いでほしいけど引き継いでくれる方がいない」という状況は後継者不足という現在の日本では深刻な問題になっています。

 

そこで僕たち20代の若者がおじいちゃんの想いを背負い、養殖場を引き継いで経営することになりました。

 

しかし、事業承継後の養殖場経営は想像以上に大変なことばかりでした。

 

 

 

 

今まではおじいちゃんが1人で養殖場を管理していたため、管理が行き届いておらず、やることが山のようにあります。

 

草刈り、餌やり、池の掃除、養殖場の改修などを朝4時から行います。

 

養殖場の仕事が終わった後は、営業に回り、家に帰ってからはまた餌やりと、養殖場を経営していくことはとても大変です。

 

すっぽんは正確に温度管理や水質管理をしないといけないので、特に稚ガメのころは少しの温度のズレや水の汚れで死んでしまうほど難しいです。

チョウザメも水質管理や餌のやり方を工夫しないと、成長に個体差が出てしまったり、いきなり死んでいたりと常に目が離せません。

 

育てる年数

出荷できるまでにすっぽんは1~2年、チョウザメに関してはキャビアが取れるまで7年もの歳月がかかります。

 

養殖の知識を付ける必要があるので、知り合いの養殖業の方に質問させてもらったり、本や資料を読んだりと急速に知識を詰め込んでいます。

 

営業に関しては、引き継いだ時点で販売先がほとんどなく、新規開拓していくために毎日車をたくさん走らせて営業に回っています。

 

 

現在は安藤優汰、小林憲伸、北浦雄亮の3人で経営をしており、養殖担当の小林が新たに加わったため、安藤が営業に専念できる体制が作れています。

 

【 新メンバー加入! 】

https://www.instagram.com/p/Cyh4O-lBs8O/

 

毎日営業に回っていると次々と応援してくれる方やありがたいことに販売先も増えています。

 

引き継いでから2ヶ月目には25件の卸し先が増え、売上も15倍増、12月は1週間ですっぽんが700匹以上出荷予定で、すごく良い調子で取り引き先が増えています。

 

頑張れば頑張るだけ結果が付いてきており大変な中でも毎日楽しく仕事ができて充実しています。

 

 

ご存知でしょうか。

実はすっぽんとチョウザメは絶滅危惧種として登録されている生き物です。

すっぽんやキャビア目当てに乱獲を続けた結果、絶滅危惧種に指定されました。

このままだとすっぽんやキャビアが食べられなくなる日が来てしまいます。

僕たちがしっかりと責任を持って養殖をすることで、すっぽんとキャビアを提供し続けられる環境を整えていきたいです。

 

養殖方法や加工にもこだわりがあります。

すっぽんは水温管理が大変な生き物ですが、地元の温泉水を使い30℃に水温調整をしています。

温泉水を使用することで電気代と水道代を抑えることに成功しています。

餌は廃棄する魚やおからを近くの漁港や豆腐屋からもらっており、漁師さんと豆腐屋さんにも喜んでいただいています。

養殖のコストカットと環境問題への対策を両立しながら行っています。

 

キャビア製造のこだわり

キャビアは塩辛いという認識を持っている方も多いかと思います。

その理由は、海外産キャビアの塩分量は輸送などの関係で多くなるように決められています。

僕たちの作るキャビアは塩分量の少なさにこだわっておりとても食べやすいです。

ぜひ一度お試しいただきたいです。

 

 

 

現状はすっぽん料理を食べたことがあるという人がほとんどおらず、あまり認知されていません。

 

実際にすっぽんを食べてみると身は淡白でコラーゲンがぷりぷりしておりとても美味しいです。

そして美味しいだけでなく、たくさんの栄養素が含まれているので健康にも美容にも良いというメリットがあります。

 

このメリットを僕たちがしっかりと打ち出していき、もっとすっぽん料理が身近な食べ物になれば良いなと考えています。

 

【すっぽんに含まれる詳しい栄養素やメリットはこちらのページを御覧ください】

https://ojirosuppon.com/suppon.html#bk57836

 

そしてすっぽんの商品開発もサプリメント開発だけでなく、スッポンエキスの入りの商品などを開発して、どんどん挑戦していきたいです。

 

養殖場ではチョウザメも養殖しており、キャビアを作るために養殖数を増やしているところです。

 

今まで食べたキャビアで一番美味しいと言ってもらえることもあり商品に自信を持っています。

 

そしてチョウザメはキャビアだけでなく身まですべて美味しく食べれる魚です。

どうしてもサメというイメージが先行してしまい、臭い、美味しくないという印象を持たれているので、キャビアだけ取り、その他は捨ててしまっているという現実があります。

 

実際は淡水魚なので臭くなく、頭から内蔵、しっぽまで食べることができ、淡白で白身魚のような味わいです。

正しい知識を普及させ、チョウザメに対する認識も変えていきたいです。

チョウザメを扱っていただけるお寿司屋さんや日本食屋さんも増えてきており、大変ありがたいです。

 

キャビアの製造はチョウザメが3~4歳まで雌雄が分からないため、コストが掛かります。

近大ではチョウザメをメスにする実験にも成功しており、もし実現するとキャビアを作るコストを大幅に抑えることができます。

僕たちも餌の成分を変更したり、飼育方法を試したりして実験を行っていく予定です。

 

販路先は国内だけでなく、海外への展開も考えており、すっぽんを日本の伝統的な食べ物として海外に押し上げていきたいです。

 

 

卸し先や売上は順調に増えていますが、もっと多くの方にすっぽんとキャビアを食べてもらうという僕たちの目標を叶えるには、まだまだやることが山積みです。

・養殖の生産数を増やすための稚ガメ、稚魚の仕入れ費用

・認知を広げるための宣伝活動

・養殖場の修繕と拡大

・設備の導入

・商品開発費用

これらの費用を集めたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

 

もう一つは事業承継に対する認知を広げるためです。

 

80歳のおっちゃんが1人で面倒を見切れず、赤字で経営を続けていた養殖場を、20代の若い僕たちが事業承継したことにも価値があると考えています。

 

現在日本は高齢化が進み、後継者不足での廃業が多くなってきています。

 

僕たちが実際に事業承継をして成功することで、若者たちに事業承継を1つの選択肢として考えてもらえるきっかけにしたいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

養殖は大変なことも多いですが、食べた方々が美味しいと言ってくれるのでやりがいがあります。

 

僕たちはすっぽんとチョウザメ養殖をグローバル規模の事業にできると信じて活動してます。

 

応援したいと思っていただけた方はリターンを確認の上、ぜひ支援いただけましたら幸いです。

 

20代の若者が精一杯頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

 

【Instagram】
養殖場の様子やメンバーの紹介など投稿しています。ぜひご覧ください!

https://www.instagram.com/tsuki_to_suppon.jp/

【ホームページ】

https://ojirosuppon.com/

 

プロジェクト実行責任者:
安藤優汰(月とすっぽん)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

【プロジェクト期間】 1.すっぽん、チョウザメ仕入 2023年12月末まで 2.商品開発 2024年1月~12月 3.冬の水温保つためのボイラー購入 2023年12月末まで 4.養殖場改修 2024年1月~12月

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
水産製品製造業許可を12月31日までに取得予定。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/tsuki-to-suppon?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

株式会社月とすっぽんは兵庫県美方郡香美町小代ですっぽんとチョウザメの養殖、加工会社です。 80歳のおじいちゃんから20代の若者へ事業承継をして頑張っています!

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/tsuki-to-suppon?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

4,000+システム利用料


すっぽんスープ1L【20名限定】

すっぽんスープ1L【20名限定】

【20名限定】
すっぽんスープ1リットルです。
雑炊に使ったり、スープで炊いたお米でおにぎりを作ったり万能な人気商品です。

支援者
18人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年2月

5,000+システム利用料


純粋に応援 5,000円

純粋に応援 5,000円

・お礼のメールの送信
返礼品がない分、より多くのご支援を本事業に充当させていただきます。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

6,000+システム利用料


チョウザメ切り身1kg

チョウザメ切り身1kg

チョウザメの切り身(冷凍)1kgです。
鯛のような食感の白身魚でとても美味しいです。
刺し身、西京焼き、ムニエル、天ぷらなどどんな料理にも使える万能魚です。
ぜひお試しください。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


純粋に応援 10,000円

純粋に応援 10,000円

・お礼のメールの送信
・ホームページに支援者として名前を載させていただきます/希望制
返礼品がない分、より多くのご支援を本事業に充当させていただきます。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

10,000+システム利用料


すっぽん鍋【先着5名限定プラン】

すっぽん鍋【先着5名限定プラン】

【先着5名様限定で10,000円で購入可能】
すっぽん鍋(3~4人前)です。
すっぽん鍋を食べてみたい方、この機会にぜひ!

支援者
5人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年2月

15,000+システム利用料


すっぽん鍋

すっぽん鍋

すっぽん鍋(3~4人前)です。
すっぽん鍋を食べてみたい方、この機会にぜひ!

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

15,000+システム利用料


キャビア30g【先着5名様限定プラン】

キャビア30g【先着5名様限定プラン】

【先着5名様限定で15,000円で購入可能】
大人気のキャビアです。
クラッカーの上などに乗せてお食べください。

支援者
5人
在庫数
完売
発送完了予定月
2024年2月

20,000+システム利用料


キャビア30g

キャビア30g

大人気のキャビアです。
クラッカーの上などに乗せてお食べください。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

30,000+システム利用料


すっぽん所有できる権利(2年後にすっぽん鍋を返礼)

すっぽん所有できる権利(2年後にすっぽん鍋を返礼)

購入者様のすっぽんと分かるように印を付けさせていただきます。
2年後にすっぽん鍋としてお送りいたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

30,000+システム利用料


養殖場見学(案内付き)

養殖場見学(案内付き)

日程調整の上、すっぽんとチョウザメの養殖場を案内させていただきます。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

30,000+システム利用料


純粋に応援 30,000円

純粋に応援 30,000円

・お礼のメールの送信
・ホームページに支援者として名前を載させていただきます/希望制
返礼品がない分、より多くのご支援を本事業に充当させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

50,000+システム利用料


チョウザメを所有できる権利(5年後にキャビア3瓶を返礼)

チョウザメを所有できる権利(5年後にキャビア3瓶を返礼)

購入者様のチョウザメと分かるように印を付けさせていただきます。
5年後にキャビア3瓶をお送りいたします。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2028年12月

100,000+システム利用料


すっぽん、チョウザメのフルセット

すっぽん、チョウザメのフルセット

・すっぽん鍋
・キャビア30g
・すっぽんスープ1L
・お礼のメールの送信
・ホームページに支援者として名前を載させていただきます

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2024年2月

プロフィール

株式会社月とすっぽんは兵庫県美方郡香美町小代ですっぽんとチョウザメの養殖、加工会社です。 80歳のおじいちゃんから20代の若者へ事業承継をして頑張っています!

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る