築地の飲食店をお食事券で応援しよう！#がんばろう築地はしご酒

 

 

 

新型コロナウイルスの影響で、築地の飲食店が経営難の危機に立たされております。この先が見えない未曾有の危機を乗り越え、築地の飲食店と名店を元気づけるために有志団体築地はしご酒実行委員会が立ち上がりました。

 

 

お一人おひとりのご支援が、その額以上に築地を活気付ける原動力となり、そして皆さまにもお得に楽しんでいただくために、クラウドファンディングの挑戦を行います！

 

 

 

はじめまして。戦後より築地で蕎麦店【長生庵】を営む松本聰一郎と、海苔店と茶専門店【伊藤海苔店】を営む伊藤信吾と申します。

 

 

築地場外市場という場所は、東京のど真ん中にあり昭和の情緒溢れる下町の商店街です。 2019年に中央卸売市場（場内市場）は豊洲へと移転。いわば場内は築地の核の存在だったため、移転の影響は非常に大きく、来街者は一時的でも大きく減少し、築地で営業を続けるしかない場外の約400店舗の商店主たちは非常に困惑していました。

 

しかし、食の街という特徴を活かし、常日頃から広報活動やイベントなどを行なっていた場外には移転後数ヶ月が経った頃からは、また大変多くの人で賑わっていました。

 

 

約6年前に私たち2人は「場内市場の移転に向けて築地の飲食店をもっと盛り上げよう」と、有志団体築地はしご酒実行委員会を立ち上げていました。

 

「１年に１回のみで１日でいろいろなお店を回るという企画」で始まり、最初は20店舗ほどの参加店舗でしたが、６年目の昨年は、50店舗ほどの参加店に対して約3,000名のお客様が一度に介するまでになっていました。

 

毎年ご来場される方々にも

行ったことがない新しいお気に入りのお店を発見できた

偶然相席して新しい呑み友達ができた

とおっしゃっていただき、一夜を楽しんで過ごしていただいているようです。築地をもっと知っていただきたいという想いと、そして築地の飲食店同士の繋がりと築地全体の広報活動に邁進しております。

 

 

 

築地ではすでに１月末頃からコロナの脅威の足音が聞こえていました。

 

春節でいつもいらっしゃる中国からの訪日客がほとんどいない。

2月3月と海外からのお客様はどんどん姿が減る。

3月末には仕入れに来られる飲食店の皆様や、常連のお客様の買い物の足も鈍くなる状況...。

そんな中での4月7日、緊急事態宣言の発令。

 

松本・伊藤の運営するお店でも、4月1日から一時的に休業するという措置をとりました。しかし、その後状況が悪化するのを横目に、これは2人で立ち上がらなければと話していました。

 

最初は、築地はしご酒参加店のLINEグループで現状の共有と使える助成金や融資の情報などをシェア。多くのお店はテイクアウトなどを実施し、夜の営業は自粛要請に応じて控えています。しかしテイクアウトだけでは本来の売上には到底届かず、どのお店もこれからの見通しは立っていません。

 

 

その間にもお客様からは逆に、こんな支援の声をだんだんと多く聞くようになってきていました。

お店がやっているか心配で見に来たんだよ、やっててよかった

あなたのお店の海苔がないと、孫がスーパーのでは食べないの。よかった

何か我々にできることはないのか？築地を支援する方法はないのか？

 

そして情報交換の中で、他地域で、市内の飲食店を取りまとめ、クラウドファンディングで未来の食事券を販売し支援金を呼びかけるプロジェクトが発足していることを聞きました。

 

築地はしご酒の団結力があれば実践できるのではないかと思い立ち、今日という日まで行動してまいりました。

 

 

 

築地は、食材の宝庫です。

 

築地はしご酒実行委員でお声がけした仲間を中心に、築地の名店の逸品を集め、それを全国の皆様にお送りすることができます。

そのため、鮮魚・青果・加工品などの専門店さんから商品を提案してもらい、より多くの種類のリターンを今回ご用意することが可能となり、飲食店に足を運んでいただくだけではなく、築地全体として皆様からのご支援を募ることがこの危機を乗り切るひとつの切り札となりうると考えております。

 

 

-築地の飲食店について-

 

 

東京都中央区築地のグルメといえば、多くの方が『寿司・海鮮丼』など海鮮を想像される方が非常に多いと思いますが実はそうではありません。多くの寿司店などは観光客が増え始めた10年ほど前から急増し、いわゆる後発のお店が多く存在します。

 

市場で働く私たちは、どちらかというと松本の営む蕎麦屋や、食堂のようなところで朝早くから働いた体に昼過ぎからビールを流しこむのが定番です。

 

また夜にはとなりの銀座からいらっしゃる会社勤めの方や、勝どきというマンション街からいらっしゃる家族連れが利用する、居酒屋・洋食や中華のお店など多種多様なお店が意外にも揃っています。

 

また料亭も多く、新喜楽やつきぢ田村など全国に名だたる名店も築地の住所に点在しています。それも豊洲市場の場内や築地場外での仕入れが実現でき、料理人と商店主の阿吽の呼吸があるからこそできることです。

 

 

2020年に予定していた東京オリンピックの中心地であった築地には、新しいお店も増え、さらに街が活気付いてきた矢先、今回のコロナショックという危機をでした。

 

飲食店はもちろん、飲食店へ食材を卸している築地の食料品店でも軒並み売り上げが9割減という企業が多く、今回皆さまから賜るご支援は、場外市場の名店からの発信をきっかけに、「築地の街」全体をもう一度盛り上げるものにしていく思いです。

 

また築地場外市場では築地お取り寄せ市場®を運営しております。多くの商店はこちらに参加しておりますので、ぜひまだお買い物に行けない方はhttps://tkjm.jp/otoriyose/をご利用し、お買い物を楽しんでくださいね。

 

 

集まった支援金は築地全体への応援【支援金コース】を上乗せし、実行委員会での準備が整い次第、速やかに各参加店舗へご支援いただいた分を分配させていただきます。また今回のクラウドファンディングは、All or Nothingになりますので、達成金額に満たない場合はファンディング不成立となります。

 

ご支援いただきました支援金の一部は以下のプロジェクトでも活用させていただきます。

 

 

この資金は上記企画の運営費へ充て、差し入れ先との調整や、イベント開催スケジュールは状況を見ながら進めていまいります。このプロジェクトに寄せられた思いを、場外市場だけではなく、築地の街全体を支えるものにもしていきます。

 

 

また今回のクラウドファンディングは、プロジェクト達成した際、皆さまからのご支援金額に応じて、一般財団法人創発プラットフォーム様からの助成を受けることができます。この資金は上記企画へ充てたり、より場外市場を盛り上げるために充てさせていただく所存です。

 

 

　　

【重要】

ご支援時に、以下の店舗一覧より【番号】と【店舗 正式名】をご記入ください。

スムーズなリターン送付のため、ご協力のほどよろしくお願いします。

 

やくそくお食事券コース

 

金額に応じた、ご希望のプロジェクト参加飲食店の食事券をお送りします。

◇３,０００円  →３,０００円分（３,０００円チケット１枚）

◇５,０００円  →５,５００円分（１,１００円チケット５枚）

◇１０,０００円→１１,０００円分（１,１００円チケット１０枚）

 

※応援したい飲食店を、下記「やくそくお食事券コース参加店舗一覧」から選び、ご支援時に表示されるフォームに、応援したい店舗をご記入ください。そのお店のみでご利用頂ける食事券を送付致します。店舗の記載が無い場合、食事券の発行が出来兼ねますのでご注意ください。

※会計時お釣はでません。ご注意ください。

※受取・有効期間：発行日から6ヶ月

※各店舗を応援することが主旨となっているため、いかなる理由においても返金は致しかねます。また最悪の場合、閉店という道を選ばざるを得ない店舗も出てくるかもしれません。恐れ入りますがその場合でも補償することはできませんので、あらかじめご理解のうえご支援をお願いいたします。

※万が一この事態が収束せず、8月以降も該当する店舗での飲食が難しい場合には各店が工夫を凝らしたご支援額に応じたお品をおうちごはん用としてお客様にご送付しご提供させていただきます。内容につきましては各店までお問い合わせください。

 

 【やくそくお食事券コース参加店舗一覧】

 

はしご酒セレクト名店お取り寄せコース

 

◇5,000円　→　ご希望のお品を選んでいただきご自宅へ配送いたします。

※約10種類の築地の名店の目利きが選んだ食材をご自宅へ配送にてお届けいたします。お取り寄せしたいお店を、下記「お取り寄せコース参加店舗一覧」から選んで下さい。

※ご支援時に表示されるフォームに、応援したい店舗をご記入ください。

※生鮮品の場合、内容につきましては、ご送付するお日にちなどによって仕入れが異なりますので、その都度変更する可能性がございますので予めご了承ください。

 

【お取り寄せコース参加店舗一覧】

 

築地お取り寄せ市場®はこちら → https://tkjm.jp/otoriyose/

 

支援金コース

 

築地はしご酒実行委員会を応援するお気持ちを支援金として頂戴し、リターンとして支援金額に応じた「築地はしご酒グッズ」をお届けさせていただきます。

※集まった金額は、本ファンディングの運営資金（お食事券の発行や支援金の振込手数料など）に活用し、余った金額はプロジェクト終了後に参加飲食店店舗へ支援金の額に応じて配分いたします。

※本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

 

今回の事態は誰もが予想出来なかったことであり、だれかを責めるということもできません。

 

ただ、築地で共に頑張っていた仲間が夢半ば去っていくところを指をくわえてみているというのがどうしてもできませんでした。

 

築地は東京のダウンタウン、下町人情溢れる本当に本当に素敵で粋な街であります。今回のプロジェクトも私たち2人が立ち上がったところ、すぐにたくさんの協力者の方々に集まっていただけました。

 

2019年の卸売市場移転の時もそうでしたが、この街が一体となれば今回の難局もきっと乗り越えていけると我々は信じています。

 

こちらをご覧いただいている皆様のご支援がどうしても必要です。

築地を代表して皆様に御願いを申し上げます。

なにとぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

築地はしご酒実行委員会

委員長　松本聰一郎

副委員長　伊藤信吾