待ったなし！小樽へ猫の捕獲に行ってきました。

ボランティアのもぐです。

 

昨日、ツキネコの代表と一緒に小樽に出向き、猫の捕獲の手伝いをしてきました。

 

 

今まで雪深かったこともありますが、札幌の自分が住む場所では全く野良猫を見ないので久しぶりに、動きまわる沢山の野良猫たちを目にして胸のあたりがざわざわしました。

 

ずっと見たくなかった光景がそこにありました。

 

捕獲準備のためにご飯入りのお皿を用意していると次から次へと出てくるお腹をすかせた猫達。

 

 

三毛猫が多くそのお腹がふっくらしているのは私でもわかりました。

 

「お腹に子供いるんですよ」

「あっ、あの猫もそうだ」

 

相談者さんは捕獲器の設置や運搬も積極的に手伝い代表の話しにも真摯に向き合ってる様に感じました。

 

 

 

普段から、家の敷地内でご飯をあげているせいかあちこちに糞尿もありましたが、それも出来るだけ片付けてる様でした。

 

でもなんせ数が多い。

 

近所からの通報もあるというので人の目を気にしながら、ご飯をあげて、片付けて。これをどのくらい続けているのだろう。

 

 

私も昔は無責任な餌やりだったのでわかるのです。

 

他の町のこと、ひとの心を書くのはとても難しいです。

 

 でも、根底にあるのは「猫が好き」という気持ち。

これは一緒だと思うので書かせてもらうと、やっぱり不妊手術をしないで

餌だけあげるのは人間のエゴに他なりません。

 

猫の繁殖力はすさまじくて一歳にならずとも親子兄弟でも子供を作ります。

 

このままだ半年後にはこの場所に、何匹の猫が増え何匹の猫が淘汰されるのか、、、。

 

 

 

小樽の保健所には狂犬病の問題もあるため、古くから犬舎はあるものの猫舎はありません。

 

それは小樽市の条例にもちゃんと記載されているので、歯痒いところです。

 

 

数年前に、小樽の行政と民間の保護団体が手を組み「小樽に猫舎を！」という立ち上げの話し合いが行われ、札幌からも保護団体の代表が小樽に出向き話し合いが、持たれました。

 

その時に私もブログ要員で行かせてもらったのですが、条例は変わっていないので保護も里親探しも個人や民間の団体に助けを求めることになり小樽の問題がここ札幌まで相談が入っています。

 

今回の案件も猫がいる小樽で捕獲し、猫達を積み、

 

 

 

ツキネコがある札幌まで車を走らせて不妊手術、翌日また捕獲と、２日ですでに3往復もすることになりました。

 

祖父母が住んでいた大好きな小樽。

 

その小樽の人たちも猫好きな人は多いと思います。

 

 

猫達は路上で生まれ、少しでもあたたかい場所を見つけご飯をもらうことだけを生きがいに日々過ごし、不本意な妊娠もしてしまう。

 

でも、本当に不幸な猫を増やしたくなければそれを阻止できるのも人間です。

 

人間のほうで知識を持ち、策をこうじて協力し合えば、TNRをしたとしても、

地域猫として生まれた場所で死んでいける環境を作ってあげるほうがずっといいと思います。

 

私達が帰ろうとした時妹さんが缶コーヒーを持ってきてくれました。

 

 

 

とても嬉しかったです。

 

餌をやることは喜びであったかもしれないけど同時に苦しみでもあったはず。

 

これから、また残った猫を全部捕獲します。

 

1匹でも取りこぼすとまた繁殖してしまい、根本が解決できないままになると代表も何度も説明していましたがその通りだと思います。

 

 

捕獲して手術をした三毛猫が、ツキネコのスタッフ猫「ネネたん」にそっくりでした。

 

 

 

 

 

心の中で、ナナたんと呼んでいたこの子は路上猫から家猫になってこれからどんな猫生を送るのだろうか。

 

捕獲したあと、食べたあとのあんかけ焼きそばがめちゃくちゃ、おいしかったです。

 

 

 

さて、残った猫の捕獲に代表の初心者マークで、また坂を登る予定です。

 

 

 

 

クラウドファンディング、ラスト10日になりました！！！

 

大福様も、ネクストゴールを達成できるか心配そうですが😂

 

 

今まで、ツキネコで保護された沢山の猫達も、空の上から、地上から、応援してくれるかな。

 

『終生飼養施設の取得を目指して～ツキネコ北海道の挑戦～』

 

 

 

残りあと10日です。ツキネコ号をみなさんの力でゴールまで押してもらえたら嬉しいです。

 

応援よろしくお願いします！

 

ボランティア　もぐ