【現役部員の生の声】大野 智哉(3年/新潟県立高田高校 出身)

筑波大学蹴球部3年の大野智哉です。

 

この度のクラウドファンディングによる、多くの方々からのご支援に感謝申し上げます。
ありがとうございます。

 

私自身の説明に移らせていただきますが、私は昨シーズンまで選手として活動していましたが、現在はスタッフとして活動しています。

 

選手としての活動に区切りをつけることになった理由としては、3度の前十字靭帯断裂のケガをしたことが大きな理由です。

高校生の時に2回(右1回・左1回)、大学に入ってから1回(左1回)受傷しました。

大学で受傷した時は、1グラでケガをしたわけではありませんが、3度のケガによって思いっきりプレーする恐怖心が生まれ、それを克服することができず、選手活動に区切りをつけました。

 

そのような経験をした私が思うに
今の1グラは【とても危険な状態】にあります。

 

現在の1グラでは、人工芝がねてしまっている上、ねている人工芝が絡まりあっているため、スパイクのポイントがささると、ポイントが抜けづらく、足がロックされてしまいます。

特に、切り返しをするときや大きく踏み込んだときにスパイクのポイントが抜けづらく、足がロックされてしまうために、膝を捻ってしまう危険性が非常に高いというのが現状です。

 

膝を捻ることは、前十字靭帯や内側・外側側副靭帯、半月板に大きなダメージをもたらしてしまいます。

これらに関連するケガは全治までに相当な時間を要します。自分も全治までに多くの時間を要した人のうちの1人です。

 

だからこそ、いち早く、人工芝を張り替えないと自分のような何ヵ月もかかるケガを負ってしまう人が今後増えていってしまいます。

 

私はケガで何ヵ月も悩み、大好きなサッカーができない経験をしてきましたが、選手たちには、私自身のような経験をしてほしくありませんし、そういった状況をみたくありません。

 

大好きなサッカーをいつまでも安全に楽しく続けることができるようにするためにも、日本のサッカー界を背負っていく人材を輩出していくためにも、そして筑波大学蹴球部が今後更なる発展を遂げていくためにも、今人工芝を変えなければなりません。

 

今後とも、何卒ご支援の程、よろしくお願いいたします。

 

筑波大学蹴球部3年　大野智哉