「おかえり」でつながり合える地域の実家を！西成こども食堂の挑戦

ホームレス状態や生活困窮状態にある人たちと関わる中で、家庭に居場所を感じられなかったという人に多く出会ってきました。

大人になるまでの間に、「ここに居てもいいんだ」と安心できる居場所に巡りあえることは、その後の人生にも大きな影響をもたらします。

あたたかいご飯を食べながらちょっとした困りごとをぽろっと話せてしまう、そんな場所になったら素敵だなと思っています。

「地域の実家」を目指す今回の取り組みによって、新たなサードプレイスが生まれることに期待しています。

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松本浩美　認定NPO法人Homedoor 理事/事務局長

12歳で釜ヶ崎を初めて訪れ、ホームレス問題を知る。以降、日本の貧困問題について関心を持つようになる。大学で社会企業を学ぶ傍らHomedoorの活動に参加するようになる。2012年秋、Homedoor理事 兼 事務局長に就任。関西学院大学卒業。1992年、大阪市生まれ。