支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 18人
- 募集終了日
- 2014年9月19日
メンバー紹介⑥馬嶋ゆず
こんにちは!家庭問題のテーブルのファシリテーターを担当させていただいた馬嶋ゆずです。私は、親子の愛を守るという想いを胸に、現在は虐待問題について勉強しています。そんな中で、同世代の人達は虐待問題や、家族間の問題をどう考えているのだろうと思い、何か今後のヒントにも繋がるのではという思いで今回の会議に参加しました。
(左から二番目)
私自身、母子家庭に育ち、母が仕事で忙しくあまり多くの時間を共に過ごすことが出来ませんでした。しかし、共有出来る限られた時間の中で母は私に全力で愛情を注いでくれました。私が寂しくならないように、出張先の海外からハガキや写真を送ってくれたり、休みの時には必ずどこかへ連れて行ってくれました。その中でも、私が一番愛情を感じられていた時間は、おんぶをしてもらっている時でした。これは、母が私に「お仕事が忙しくて、時間がないけど、一番して欲しいことってなに?」と尋ねた際、私が「おんぶ」と即答したことをきっかけに、母は仕事から帰ってくるといつも私をおんぶしてくれました。たったそれだけで、一緒に過ごせない時間の寂しさを埋め、愛情をたっぷりと感じることが出来ていたのです。
しかし、中学生になり、私立の中学に入学した私に襲いかかったのは、周りとの環境の違いでした。「片親家庭」は学年でほんの極わずかしかおらず、ほとんどの子は両親が揃った家庭で、当時の私にはそれこそが「真の家庭」のように見受けられました。また、ネイティブの先生が行った英語の授業で「家族について話す」というものがあり、私は父について聞かれると「知りません」とど堂々と答えると、クラスメイトに「どうしてお父さんがいないの?」「お父さんの顔知らないの?」と質問攻めにされ、その後は自分の父親や家族の話を楽しそうに話してくる子もいれば、行き過ぎな同情をしてくる子もいました。その一連の出来事を今でも鮮明に覚えています。そんな私は、「どうして私には、皆みたいにお父さんがいないのだろう」「お父さんがいたら、もっと安心して暮らせるのにな」ということをいつも考え、父がいない自分の家庭環境を恨んでいたことがありました。しかし、17歳になった今、私はたった2人の家族でも、私は十分な幸せを感じていると確信できるようになり、今では女手一つでここまで育ててくれ、毎日色んなところへ飛び回り、一生懸命仕事をする母を誇りに思っています。
私は、自分が寂しい思いを持ちながらも、愛情をたっぷりとうけることが出来たという自分の経験から「愛情」って子どもや人に大きな影響を与えるということを強く感じています。
そんな私にとって、反抗期真っ只中の高校生に家庭問題、また自分自身の家庭について深く考えてもらい、皆の思いを共有出来たこのイベントはとても有意義なものになったのではないかと思います。参加者の中にも「初めて自分の悩みを人に言った」と言ってくれた人がおり、その瞬間を共有した輪にいれたことがとても嬉しかったです。
私は、これからセラピストになって虐待に苦しむ親子を守っていきたいという夢を持っています。このイベントを通して、声にならないSOSを多くの人が抱えていると感じ、さらに自分の夢への意欲が湧きました。このイベントで知り合うことができたすべての人に感謝して、これからも色んな出会いを大切にしながら、自分の夢を現実に変え、多くの親子の愛を守っていきます。
追伸
高い志を持ちながら、問題に真っ向からメスを入れていこうとする大好きな学生団体TSUNAGIのメンバーと出会えたことにも感謝します。またこれからも高校生が社会問題について考え、追求していく場を皆で創っていこうと考えています。しかし、まだ高校生の私達には皆様の協力が必要です。皆様の協力、応援を日本の未来を担う存在として、絶対に無駄にはしません。ぜひ、ご協力お願い致します!
リターン
3,000円
(1)運営メンバーからの当日の写真を添えたサンクスレター
(2)パンフレットを含めた活動報告
(3)運営メンバーの心のこもったミサンガ
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
(1),(2),(3)に加えて
(4)協賛者としてホームページに記載
(5)運営メンバーからのビデオレター
(6)代表堀江雄一郎が描く絵
(7)当日の様子をまとめたビデオ
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)に加えて
(8)運営メンバーとの食事
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし