プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

3.11により壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区。かつて約7000人が住んでいた街は、一夜にして多くのものを失いました。ご遺族の方々は、慰霊碑を建立し、社務所として「閖上の記憶」という小さなプレハブを借りました。

 

このプレハブでは地元の方々が集まり、懐かしい話をします。修学旅行生が来て、いのちを学びます。語り部が当時の話をし、震災の跡地を案内し、この記憶を紡いでいます。しかし、震災から7年が経過し助成金は打ち切られ、このタイミングで閖上地区区の画整理事業が始まりました。いま「閖上の記憶」は、継続の窮地に立たされています。

 

私たちは新しいプレハブを購入し、移転先でもこの活動を継続していきたいと考えています。これらにかかる費用として500万円以上の資金が必要になります。

 

閖上地区に住む私たちの寄り添いあう居場所を継続したい。

どうか皆さま、お力をお貸しください。

 

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≪≪ 第一目標達成の御礼、次の目標について ≫≫

 

 

「閖上の記憶」は、私たちの未来への希望です

 

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

津波復興祈念資料館「閖上の記憶」、館長の小齋といいます。閖上で生まれ、これまで76年間閖上で育ちました。ここでは、14名の中学生をはじめ、多くの方が亡くなられました。以前にもここに大津波が来ていたという歴史を知っていれば、災害の意識がもう少し高ければ、助かった命がたくさんあったはずです。もう二度と同じことは繰り返さないために、語り継ぐ活動を続けています。

 

現地の「閖上の記憶」資料館では私をはじめ、5名の案内人、15名の語り部、5名の常駐スタッフがシフトを組んで運営しています。この活動をすることは、辛い記憶を毎日思い出すということです。当事者の私たちからすると、これは本当に辛いことです。しかし、亡くなった遺族の無念を想い、未来の子どもたちのため、これまで5年半、毎日運営を続けてきました。

 

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こんにちは。「閖上の記憶」館長の小齋です。

 

 

閖上地区のご紹介

 

宮城県名取市は、仙台市の南に位置しており海も山あるとても住みやすい市です。閖上地区は、名取市の一番東側「閖上の赤貝」が有名な場所です。

 

震災前の人口はおよそ2500世帯、約7000人が住んでおり、津波の影響では約850名の方が亡くなりました。津波の高さは最大9m。家族、友達、親戚、自宅、車、財産、仕事。失くしたものは数えることができません。

 

現在、閖上は現地再建という形をとり、土地のかさ上げを行い家を建て、被災された方々はやっと新しい生活が始まったところです。仮設住宅に入っていた頃は嫌でも隣りの家の生活音が聞こえていましたが、公営住宅はそういったことがありません。

 

 

 

これからも活動を続けていくために、新たな活動拠点が必要です。

 

閖上に住む方々にとって、津波の記憶は、さまざまな感情を伴って心の中の大きな部分を占めています。しかし、その記憶がきちんと整理されていないと、人はなかなか立ち上がれず、そこから前に進めません。

 

「閖上の記憶」は、遺族を懐かしむ遺留品が手元になくとも、想いを吐き出し、自分の感情に向き合い、整理するための場所になれるよう「閖上の記憶」という名称にしました。

 

これまでは助成金を主な活動資金として活動をしてきましたが、今後は助成金を頼らずとも活動を続けていくために、少しでもランニングコストを減らさなくてはいけません。最も大きな出費となっているプレハブの賃料をなくすことで、息の長い活動につなげます。

 

助成金不採用の通知を手にした時はこの活動をやめなくてはいけないのか、続けることは困難ではないのか、話し合いを重ねてきました。しかし、年間通しての1日平均来館者は50名を超えるこの場所を頼ってくださる方々のためにも、私たちは歩みを止めることはできません。

 

「閖上の記憶」館内での語り部活動の様子

 

 

いのちを語る場所、震災を学ぶ場所として

 

活動当初、閖上地区の土地は流動的であり、最終着地場所が決められず、プレハブをレンタルして活動を行なっていました。その賃料だけでも相当の支払いでした。

そこで、耐久性のあるプレハブ住居を「購入」し、恒久的に活動を継続していこうと思っています。プレハブの賃料がなくなれば、安定して運営が可能になります。

 

ただ、代わりにプレハブを購入するための資金が必要になります。

今回の移転先は名取市から賃借しており、そこに購入したプレハブを設置し、長い活動を目指します。内装にも凝り、より見やすい演出をすることが可能です。

 

・運営開始日

2018年5月1日

 

・運営場所

宮城県名取市閖上5丁目 閖上港朝市メイプル館南側

 

・お問い合わせ先

NPO法人 地球のステージ 事務局

※「閖上の記憶」は認定NPO法人地球のステージが事務局運営をサポートしています

※クラウドファンディングによるご支援は、寄付金控除(税法上の特例措置)対象外です

 

tel:022-738-9221

fax:022-383-8330

mail:memoire.de.yuriage@gmail.com

 

新しいプレハブの予想図

 

 

これからも大好きな「閖上地区」で。

 

津波復興祈念資料館「閖上の記憶」は閖上には街があったこと、笑顔があったことをみなさんに伝える大切な場所。

震災からもうすぐ7年が経ちますが、人目をはばからず東日本大震災を自由に語れる場所は他のどこを見てもありません。かといって、行政も作ってくれません。この場所が本音を語れる場所であってほしいと願っています。

これから、年月が経つにつれてもっともっと語る方が出てきます。そういう方たちのことを待っている場所でもあり続けたい。さらに、来館者として知りたい、聴きたいという方々を受け入れ、震災は自分の身にも起こりうることだったと、自分ごととして考えていただきたい。今後哀しい想いをしないよう、被災はしても遺族にならないために。未来の自分の命を守ることが大切だと伝える施設であり続けたいと思っています。

 

皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 


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