活動が終了しました。ご支援ありがとうございました。
この度は、OWSの対馬の漂着ごみ回収プロジェクトのクラウドファンディングに多大なご支援と温かい応援メッセージをいただき、本当にありがとうございました。
皆様からのご支援のおかげで、予定通り無事プロジェクトを実施することができましたので、ご報告いたします。
■実施日:11月15日(土)、16日(日)
■実施場所:長崎県対馬市佐保地区 パヤノ浜海岸
■参加人数:43名(延べ人数)
OWSのプロジェクトスタッフ7名、国立環境研究所ほか協力者チーム6名、地元協力・参加者10名
■活動内容
11月14日、OWSのプロジェクトスタッフ7名と、国立環境研究所他の協力者チーム6名は、関東各地から現地対馬市豊玉町志多浦に集結し、地元協力者との打ち合わせを行いました。
実施日の15日、16日は、心配だった台風26号の影響もなく、予定通りパヤノ浜海岸に無事上陸することができました。
パヤノ浜の漂着プラスチックごみは、予想通りすさまじい量で、土砂に埋もれて掘り出せないものも多く、ハードな作業となりました。
対馬市の漂着ごみ分別ルールに基づき、ペットボトル、プラカゴ、プラタンク、発泡スチロール、フロート(ブイ)、廃プラ(漁網・ロープ類含む)の6種類に分けて回収しました。

↑大量の発泡スチロール
回収したプラごみは種類別に1トンのフレコンバックに入れて口を縛り水際まで運搬します。

フレコンバックをクレーン作業船から延ばしたロープに結束し、船上からウインチでロープを巻き上げて引っ張り、最後にクレーンで船上に引き揚げます。
袋をいっぱい積んだクレーン船は港に戻り、クレーン車で吊り上げて陸揚げしました。


2日間で回収したプラごみ量は、当初予定を大きく超えて
フレコンバック113袋におよびました。

Before / After

回収前(11月15日朝)

回収後(11月16日午後)
すべてのごみを回収することはできませんでしたが、目に見えてきれいになりました!
詳細な活動の様子などは、今後、別途作成する報告書やSNS等でも発信していきます。
■支援金の使途
資金合計:1,925,000円 手数料:296,450円
受取寄付予定額:1,628,550円
皆さまからご支援いただいた資金は、以下の費用に活用させていただきました。
旅費交通費(48.5万円)、宿泊費(21万円)、傭船費(30万円)、車両費(12万円)、通信・印刷費(3万円)、資材運搬費(4万円)、消耗品費・保険代・弁当代(10万円)、報告書等編集作成・リターンの年間会報送付諸費(8万円)
合計:136.5万円
なお、ネクストゴールの設定により当初予定額を上回った資金を活用し、現地(パヤノ浜)を再訪して、その後の漂着の様子をモニタリングし、今後の活動に活かします。併せて、今回の活動で得られた情報を活用し、より多くの皆さまにプラスチックごみ問題を知っていただくための普及啓発活動を複数、実施します。
■リターンについて
リターンの活動報告書(PDF)につきましては、今回の撮影データを活用して作成し、近々にご支援いただきました皆さまにメールにてお届けいたします。
リターンの会報「季刊エブオブ」(1回目の送付)につきましては、11月20日頃の到着を目処に、11月13日に発送いたしました。ご連絡が遅くなりましたが、すでにお手元に届いてるかと思います。残り3号分も発行の際にお届けします。
最後に、このプロジェクトの準備段階から実施までの4ヵ月あまりの期間、さまざまな形でご協力をいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
引き続き、海洋プラスチックごみの流出抑制に向けた活動への応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトスタッフ一同




















