東北大学病院オリジナル「野菜を食べる副菜レシピ」を広めたい!

東北大学病院オリジナル「野菜を食べる副菜レシピ」を広めたい!

支援総額

3,422,000

目標金額 3,000,000円

支援者
340人
募集終了日
2019年12月26日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

患者さんの栄養管理を担ってきた私たちだからこそ、伝えられることがある。

 

私たち東北大学病院栄養管理室の管理栄養士は、患者さんの治療の一環としての栄養管理の役割を担っています。先進的な医療を提供する大学病院であっても、栄養管理の軸となるのは安全でおいしく、栄養バランスの整った食事です。

 


食べ物を口から食べることによる栄養摂取では、病気や体力の回復に働きかけることはもちろん、「食べられた」という何ものにも代えがたい満足感を得ることができます。健康な時には気付かない食べ物や栄養素の力を、私たち管理栄養士は日々感じています。

私たちはこの経験から、病院を受診する前の多くの方の健康に貢献できないかと考え、2013年から2018年の約5年間にわたり、無理なく栄養バランスがとれるオリジナルレシピを考案、東北大学病院広報誌「hesso(へっそ)」に連載してきました。
 


今回、そのレシピを一冊の本にして、私たちの願いとともに全国の皆さんにお届けしたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

 

皆さまからのご支援はレシピ本を出版するための費用として大切に活用させていただきます。皆さまのご支援・応援をよろしくお願いいたします。

 

 

食べることは、生きる希望。
普段何気なく行っている「食べる」ということを改めて考える。


東北大学病院は、約1200床を抱える全国でも最も規模の大きな大学病院の一つです。東北地区の中心的存在として、移植やロボット手術、難病の治療など高度先進医療を提供し、地域医療の最後の砦としての役割を担っています。

私たち栄養管理室には、12人の管理栄養士が在籍しています。提供する入院患者食は毎食900食、一人ひとりに合わせた食事を提供できるように考えた食種は481通りに上ります。

 

医師とともに必要なカロリーや栄養素を確認し食事に反映していきます

 

それでも体調不良や治療の副作用など様々な背景で食事が食べられない患者さんはおり、患者さんへの聞き取りを行いながら個別の食事対応を行います。

 

食べることは人生のよろこびであり、生きる希望そのものです。私たちは常にそのことを念頭に置き、口から食べることを支えると同時に、普段何気なく口にする食べ物とそこに含まれる栄養や食事バランスの重要性を、広く知っていただきたいと強く思っています。

 

入院患者さんのベッドサイドで栄養指導を行います

 

 

多くの人に共通する「野菜不足」。
野菜摂取へのハードルをいかに低くできるか。

 

多くの患者さんの食事や栄養管理に関わってきて感じることは、日常的な「野菜不足」です。野菜が苦手、調理に手間がかかるなど、野菜不足になる原因はいろいろあります。しかし同時に、みなさん野菜は必要であり、習慣的に食べたいと思っているのだなということも感じます。

 

核家族や共働きの家庭が増え、育児や介護、仕事で忙しい中で栄養バランスに配慮した野菜たっぷりの食事を作ることは、確かに簡単ではないかもしれません。しかし、バランスの良い食事=手の込んだ食事ではないことに気付いたり、手軽で継続可能なやり方を見つけることができたら、バランスの良い食事へのハードルはぐっと下がるのではないでしょうか。


私たち管理栄養士が提案するのは、毎日の献立に一定量の野菜を追加すること。今の食事を変えず、100gの野菜をプラスすることが、全体の栄養バランスを改善する第一歩となります。

今回のプロジェクトで発行する「野菜を食べる副菜レシピ」は、旬の野菜を使って、野菜を手軽に美味しく食べることができるオリジナルのレシピです。

 

本のイメージは変更となる場合があります

 

キャベツやなす、人参などスーパーで手に入れやすい野菜を使い、さまざまな料理に展開できる下ごしらえの方法をはじめ、一つの野菜で和風・洋風・中華風など3パターンの味を楽しむことができるようになっています。

 

レシピは分量と作り方を短い文章にまとめて読みやすいように、できあがりの写真は料理の出来上がりがシンプルでわかりやすいように配慮しました。

 

また、野菜の保管方法にも触れており、単身者や核家族など野菜が残ってしまいがちという悩みにもお応えできるように考えています。

 

<hesso読者からの声>

 

野菜を食べる副菜レシピが良かったです。ブロッコリーあまり食べないのでぜひ作ってみたいです。カラーで見やすくて良かったです。(40代女性)

入院中に食べたトマト煮が美味しくて、驚きました。作り方が知りたかったとき、ヘッソを知ってバックナンバーも集めました。トマトのレシピが載っていてコレかも!と喜んでいます。作るのを楽しみにしています。(30代女性)

野菜を食べる副菜レシピがいつも楽しみで参考にさせていただいています。病院のスタッフの方々が写真付きで載っているので普段すれ違っているだけの方々でも何をされているかがわかって親しみを感じることができます。毎号、楽しみにしています。これからも発行し続けてください。(30代女性)

 

 

<レシピ本詳細(予定)>

「野菜を食べる副菜レシピ」

2013年から2018年の約5年間にわたって東北大学病院広報誌「hesso(へっそ)」に連載してきたレシピをまとめています。

・サイズ/ページ数:126mm×210mm/80p/フルカラー

・掲載レシピ数:18種類(1種類につき3点)

・レシピ本特別コンテンツ:カロリー表示など

・発行部数:1000部

 

 

栄養管理の知識を発信し、病気になる前から健康を守っていく。

 

今回発行するレシピは、私たちが業務の合間に時間を捻出して考案したものです。当院の患者さんだけでなく、全国の皆さまの健康と長生きに貢献したい。そんな想いからレシピ本制作への挑戦を決めました。

 

医療機関で患者さんの栄養から健康を守ってきた管理栄養士の持っている知識やノウハウを広く伝えることができれば、多くの方々が栄養管理を自分で意識的に行えるようになると考えています。野菜の栄養を手軽に摂取して、健康的な毎日を送り、疾病予防や健康寿命の延長にも貢献できればと思っております。

 

まずはその第一歩として、レシピ本を多くの皆さまにお届けし、健康管理の意識を高めてもらいたいと思っています。

 

皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

応援メッセージ

 

<東京ヤクルトスワローズ 嶋 基宏様>

 

 

東北大学病院オリジナル「野菜を食べる副菜レシピ」を広めたい!プロジェクトの始動を知ったのは、私もつい最近のことでした。

 

私はたくさんの方からのご縁をいただき、3年ほど前から東北大学病院にご訪問させて頂いております。その中では、私の知らない世界や現状を毎回勉強させて頂いており、今回のプロジェクトもその中の1つでした。

 

宮城県の私と同世代の男性は1日に50〜100gの野菜が不足しているとのことでした。私も身体を資本に仕事をしているので、非常に驚きましたし自分ももしかしたら同じ境遇なのかなと思いました。

 

東北大学病院には12人の管理栄養士さんがおり、この現状を打開するべく色々なメニューを開発してくれています。美味しくもあり、栄養価も高いメニューを考案するのは難しいと思います。

 

少しでも多くの方にこの情報が広まり、一人でも多くの方が健康で元気で素晴らしい毎日になることを願い、このプロジェクトを応援させて頂きます!

 

 

<百貨店 藤崎様>

 

 

食はお客様の興味の中心となっています。美味しさはもちろんの事、料理の美しさや食材の珍しさ、四季折々の旬など様々な観点からお客様は食を楽しんでいらっしゃいます。


最近では、HACCP(食品衛生自主管理制度)や栄養成分表示の義務化等食品に関する法整備など食に関する情報開示がすすんでいます。商品の安全安心、栄養表示が示されていく中で、お客様の健康に関する志向がより一層高まることが予想されます。


今回、東北大学様のクラウドファンディング「野菜を食べる副菜レシピ」を応援致しますのは、残念ながら全国的に見ても野菜の摂取量が少ないとされている宮城県民の皆様の食生活改善に寄与するものと考えたからです。


藤崎としてもデパ地下の惣菜などに取り入れ、産学連携をする事で宮城県の皆様の健康づくりに寄与していきたいと考えております。

 

 

 

 

監修者と医師からのメッセージ

 

 

札幌保健医療大学
​​​​​ 保健医療学部 栄養学科 准教授 岡本 智子
 (2019年3月まで東北大学病院栄養管理室長
 /野菜を食べる副菜レシピ監修)

 

この度、東北大学病院広報誌hessoに連載しておりました「野菜を食べる副菜レシピ」をまとめたレシピ本を発刊するというプロジェクトがスタートしました。

世の中にレシピ本はたくさんありますが、野菜の持つ栄養素の特徴の解説から下処理や保存方法、1つの野菜から3つの異なる味付けの料理をご紹介するというスタイルの本は、そう見かけないと思います。私がこのようなレシピを発信したいと思った理由は、管理栄養士として多くの方々の食事・食生活を見てきた中で、最も共通しているのが野菜不足であると感じていたことです。

「野菜を食べる副菜レシピ」をきっかけに、野菜の栄養上の働きや手軽な取り入れ方を知ってもらい、みなさんの中の野菜の位置づけを「何となく食べた方がいい」ものから、「積極的に食べたい!」というものにランクアップしてもらえたら、こんなにうれしいことはありません。

このレシピ本を少しでも多くの人にお届けできるよう、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

東北大学病院 腎・高血圧・内分泌科 科長 宮崎 真理子

 

宮城県は平成28年県民健康・栄養調査結果によると,メタボリック症候群が47都道府県の中でワースト3位が続いています。20~40歳代では,1日の野菜摂取目標が350gに対して約100g不足しているそうです。ポピュラーな野菜の場合は食べ方がパターン化して単調な献立になりがちです。一方、店頭にはたくさんの種類の野菜が並んでいますが、食べたことがない、料理するのが難しそう、と手に取るのをためらう方も多くいらっしゃいます。そこで、「野菜を食べる副菜レシピ」の出番です。あなたのご支援で、おいしく簡単に野菜を「100g多く」食べてほしいという栄養管理室の思いが形になり、野菜を毎日350g」の目標達成の力となります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

東北大学病院 糖尿病代謝科 講師 澤田 正二郎

 

私は病院で糖尿病や肥満症などの生活習慣病の診療を担当しています。これらの治療では食事療法がもっとも重要なのですが、最近、若い世代の患者さんで野菜と魚の摂取量が少ないことが気になります。昔は、野菜は八百屋で、魚は魚屋で手に入れ、自宅で調理して食していましたが、最近では外食や中食(総菜や弁当を購入して食べること)が増えてきました。外食や中食では野菜と魚は意識して摂取しなければ不足がちとなります。どちらの食品も循環器疾患や癌の予防などに効果があることから厚生労働省では摂取目標を掲げています野菜は1日350gが目標ですが、20~40歳代の宮城県民は1日250~270gと不足しています(平成28年県民健康・栄養調査)。東北大学病院栄養管理室の「野菜を食べる副菜レシピ」は赤・黄・緑の色彩豊かな副菜の作り方が解説されており、写真を見ているだけでワクワクして自ら調理して食べたくなる内容ですので、野菜不足の患者さんに「レシピ本」を勧めたいと思います。

 

東北大学病院 消化器内科 助教 嘉数英二

 

日本人の平均寿命が世界のトップになったのは医療だけではなく日々の栄養摂取が適切に行われてきたことが大きい。しかし近年、生活スタイルの欧米化が進み適切な栄養摂取が脅かされてきている。医者から「あなたは、バランスの良い食事をしなければだめですよ!」と言われた人は多いのではないか。でも本当は「バランスの良い食事とはどういうこと?」と思っている人がほとんどであろう。バランスの良い食事とは三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の割合が基本であるがそれだけではない。野菜にはミネラル・ビタミン・食物繊維・その他、未知の栄養素が含まれており、これらすべてを適切に摂取する必要がある。「野菜を食べる副菜レシピ」にはそのヒントが数多く盛り込まれている。世の中には多くのレシピ本が存在するが、栄養学的に根拠のあるレシピ本は少ない多くの人がこのレシピ本を参考にし、本当の意味での「バランスの良い食事」を実践していだだきたい。

 

 

栄養管理室長からのメッセージ

 

東北大学病院 診療技術部栄養管理室長 布田 美貴子

 

食事は、「主食(ごはん、パン、麺類など)+主菜(肉、魚、卵、大豆製品)+副菜(野菜、きのこ、海藻)」の組み合わせが基本です。それぞれに栄養学的な役割があるため、どれが欠けても健康な生活は維持できません。患者さんと食事のお話をすると「野菜不足」を感じます。でも、「野菜って、いつもサラダやお浸しばかりで他にどうやって食べたらいいのか、わからない」という声をよく聞きます。このレシピ本は、そんな悩みを解決してくれる1冊になると思います。私たちも日々の食事に活用しています。

 

東北大学病院栄養管理室メンバー

 

 

リターンについて

 

今回はリターンとして完成したレシピ本の他、1万円のご支援のリターンとして東北大学病院オリジナル食器セット3種類をご用意いたしました。

 

<オリジナル食器セット>

Aセット:栄養管理室が作成した野菜が100g/50g入る食器セット

 

 

Bセット:東北大学病院ロゴ入り食器セット(黄磁釉・青磁釉)

 

 

Cセット:東北大学病院ロゴ入り食器セット(飴・ボーダーブルー)

 

 

ーリターンに関するご注意事項ー

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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リターン

10,000


【レシピ本制作を応援!】「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Aセット)

【レシピ本制作を応援!】「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Aセット)

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・イベントご招待(詳細は決まり次第ご連絡いたします)
・オリジナル食器セット
Aセット:当院栄養管理室が監修した食器セット(100g1個と50g1個)

支援者
43人
在庫数
54
発送完了予定月
2020年3月

10,000


【レシピ本制作を応援!】「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Bセット)

【レシピ本制作を応援!】「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Bセット)

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・イベントご招待(詳細は決まり次第ご連絡いたします)
・東北大学病院ロゴ入り食器セット
Bセット:東北大学病院ロゴ入り食器2個セット(黄色/緑色)

支援者
73人
在庫数
21
発送完了予定月
2020年3月

10,000


【レシピ本制作を応援!】「「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Cセット)

【レシピ本制作を応援!】「「野菜を食べる副菜レシピ」+オリジナル食器セット(Cセット)

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・イベントご招待(詳細は決まり次第ご連絡いたします)
・東北大学病院ロゴ入り食器セット
Cセット:東北大学病院ロゴ入り食器2個セット(ボーダー/飴色)

支援者
29人
在庫数
71
発送完了予定月
2020年3月

3,000


「野菜を食べる副菜レシピ」1冊

「野菜を食べる副菜レシピ」1冊

・レシピ本を1冊お送りします

支援者
140人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


「野菜を食べる副菜レシピ」1冊+本にお名前を掲載

「野菜を食べる副菜レシピ」1冊+本にお名前を掲載

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

30,000


【レシピ本制作を実現へ!】「野菜を食べる副菜レシピ」全力応援コース

【レシピ本制作を実現へ!】「野菜を食べる副菜レシピ」全力応援コース

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・イベントご招待(詳細は決まり次第ご連絡いたします)
・当院広報誌hessoとhessoオリジナルグッズを1年間送付いたします(年4回)

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

50,000


【レシピ本制作を実現へ!】「野菜を食べる副菜レシピ」全力応援コース

【レシピ本制作を実現へ!】「野菜を食べる副菜レシピ」全力応援コース

・レシピ本を1冊お送りします
・ご支援頂いた方のお名前をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・イベントご招待(詳細は決まり次第ご連絡いたします)
・当院広報誌hessoとhessoオリジナルグッズを1年間送付いたします(年4回)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

100,000


【企業・団体様向け】「野菜を食べる副菜レシピ」10冊セット

【企業・団体様向け】「野菜を食べる副菜レシピ」10冊セット

・レシピ本を10冊お送りします
・ご支援頂いた企業・団体様名をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

200,000


【企業・団体様向け】社会人のためのお食事レッスンを開催します

【企業・団体様向け】社会人のためのお食事レッスンを開催します

・レシピ本を10冊お送りします
・ご支援頂いた企業・団体様名をレシピ本巻末に掲載(ご希望の方のみ)
・企業・団体の方向けに当院の管理栄養士による社会人のためのお食事レッスン(セミナー形式)を開催します。※レッスンの内容や開催時期はご希望に応じて調整いたします

支援者
0人
在庫数
5
発送完了予定月
2020年3月

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