【御礼】プロジェクト終了に関して
皆さまからの多大なる御支援、御指導、御協力をいただきまして、無事に本プログラムを終了することが出来ました。心から感謝申し上げます。
2019年9月30日からプロジェクトを開始し、3か月の期間に本当に多くの皆さまから応援ならびにご支援を頂戴いたしまして、最終的に416,000円の資金を頂戴いたしましたことに改めまして感謝申し上げます。
我々はクラウドファンディングによる資金調達が初めてであり、とても大きな目標ですので、3ヶ月という短い期間でご寄附いただくことができるのか、開始前はとても不安でしたが、開始当初より更新するたびに増える皆さまがたからのご支援と心に響く応援コメントに大きな勇気をいただきました。
今後、支援いただいた資金を元に作成した手帳が必要とされる患者さんご家族の手に一人でも多く渡ってほしいと思います。
そして、これからも、患者さんご家族の生の声をもっともっと聴きながら、新たながん種別手帳の発行、これまでの手帳の内容を改定し、今以上に役立てられる手帳を制作していきたいと強く思います。
今回はつなぐ手帳「前立腺がん編」の発行及び、乳がん編、骨転移編、頭頚部がん編の増刷に使用させていただき、さらに「人と人とのつながり」を感じ、出会いや楽しみ、生きがいを見つけ、「がんと共にその人らしく生きる」をサポートするイベント開催に使用させていただきます。
これらの私たちの活動の根底にあるのは、「全国の放射線治療を受けられた患者さんが少しでも不安を払拭し、明るい未来を築いていってほしい」という願いです。 そして、そのためにも私たちはこのつなぐ手帳を、患者さん本人はもちろん、ご家族をサポートしてくださる周りの方たちにもぜひ読んでいただきたいと考えています。がんを宣告されたとき、ショックな気持ちは、本人はもちろん、ご家族や周りの方も同様だと思います。 「自分たちは、どのように対処すればいいだろうか?」「何に気を配ればいい?」という疑問や問題に直面し、戸惑うことも多いと思います。
そんな時、このつなぐ手帳は不安を和らげ、家族との時間を大切にしたり、本人や家族が明るく過ごせるような手助けができると信じています。私たちは今後、この『つなぐ手帳』を全国の医療機関に普及させ、放射線治療を受けたみなさまのお手元に届けたいと考えています。そのためにも、このつなぐ手帳発行活動を続けていきたいと強く思っています。
最後に、私たちNPO法人つなぐサポート神戸は、ご支援いただいた皆様方のお気持ちに応えるべく、いただいた「ご縁」を大切にしていきます。
今後さらに放射線治療を受けた患者、ご家族の為に治療後の「がんと共にその人らしく生きる」を サポートする為、放射線治療後の疑問 や副作用、注意すべき点について分かりやすく答え、生活に役立つ情報を提供し「患者・医療・社会」を「つなぐ」ための積極的な情報発信を行い、放射線治療を終えた患者さんが安心して暮らせる社会を目指し、新たな人生に向かって進んで行く方々を応援して行く事に全力で取り組んでまいります。皆様も、プロジェクトの推移を温かい目で見守ってくだされば幸いです。
最後に、重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございました!
NPO法人つなぐサポート
浜島健児