「絆の階段!・未来への階段!」の完成を目指して完了報告です
このたびは、津軽鉄道「絆の階段!・未来への階段!」の完成を目指してに対し、多大なるご支援、ご協力を賜り本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。
今回のプロジェクトでは、53日間で550名の皆様から13,347,000円という、予想をしていた以上の温かいご支援をいただき、プロジェクトを無事に終了することができました。
支援者様からのご支援とともに、津軽鉄道を大切に思ってくださる方々からの心温まるメッセージは、コロナ禍により乗客が激減する厳しい日々を過ごしていた、役職員一同の励みとなり心の支えとなりました。
今回のプロジェクトは、津軽鉄道の旅「始まりと終わりを演出する重要な階段」を皆さまと共に守っていきたい。この階段の存在は津軽鉄道の存続と共にあります。という思いで、皆様へご支援をお願いさせていただきました。
始まりと終わりを演出する重要な階段は無事に改修を終え、これからも皆様の、日々の生活や、旅の思い出と共にあり、そして津軽鉄道は走り続けます。
皆様、本当にありがとうございました。
「絆の階段!・未来への階段!」の完成までの経過を下記のとおり、ご報告させていただきます。
5月13日金曜日にクラウドファンディングが終了し、5月25日に施工業者との打ち合わせを実施いたしました。
階段部分の改修、追加工事となる階段を支える柱の錆落とし・塗装、主に職員が駅構内に移動するために使用しているひび割れ危険となったスロープの補修について、打ち合わせいたしました。
7月に入り本格的な工事がスタートいたしました。
階段を使用しながらの工事となるため、1工区・2工区と区切り、片側ずつ階段コンクリート部分の取り壊し、鉄製階段の取り付け、階段踏面はモルタルで仕上げ、床にはシート張りをいたしました。階段改修工事は8月12日に終了し全面使用できるようになりました。
階段改修部分の終了に合わせ、階段を支える柱の錆落としを実施、塗装は8月22日に終了いたしました。
最後にスロープ部分の改修工事となり、コンクリート打設、左官工事を実施し8月30日に終了、8月31日に現場確認をおこない、全ての工事が完了いたしました。
電動式階段昇降機は工事の完成に合わせて8月30日に納品となりました。
9月12日月曜日に、報道関係者にもお越しいただき、完成お披露目を実施させていただきました。
・クラウドファンディング立ち上げからご支援をいただきました
津鉄ア・モーレ 代表 八代信教様 と皆様
・クラウドファンディングを様々な形でご支援をいただきました
「ともに生きる会このゆびとまれ」代表理事 角田憲勇様
・今回の取組にご賛同をいただき、クラウドファンディングで購入させていただいた1台の他に、電動式階段昇降機を一台ご寄贈いただきました
トライリンクス株式会社 取締役 営業本部長 清野幸夫様
にご参加いただき、電動式階段昇降機の活用実演をおこなっていただきました。
津軽鉄道株式会社 代表取締役社長 澤田長二郎 挨拶
津鉄ア・モーレ 代表 八代信教様 と皆様よりご挨拶をいただきました。
「ともに生きる会このゆびとまれ」代表理事角田憲勇様よりご挨拶をいただきました。
トライリンクス株式会社 取締役 営業本部長 清野幸夫様よりご挨拶をいただきました。
トライリンクス株式会社 電動式階段昇降機 UD-CHAIR
1台はクラウドファンディングで購入させていただき、もう1台はトライリンクス株式会社様よりご寄贈をいただきました。
皆様よりご挨拶をいただいたのち、階段改修箇所、支柱錆落とし塗装箇所、スロープの補修箇所をご覧いただきました。※通常は一般の方が立ち入れない箇所のため職員立ち合いのもと取材をしていただきました。
工事箇所の撮影後には、トライリンクス株式会社様より電動式階段昇降機UD-CHAIRの実演を実施していただきました。
実演の様子です。
実演の様子です。
実演の様子です。
皆様からご支援をいただきました資金13,347,000円は、READYFORシステム利用手数料を差し引いた残金10,851,111円をご入金いただきました。
主に跨線橋階段改修工事、返礼品に係る費用に使わせていただき、当初の目標を上回ったご支援額につきまして、追加工事として、支柱の錆落としと塗装、スロープの補修工事を実施いたしました。
跨線橋は階段以外にも、屋根の雨漏りや、照明機器の腐食など、整備を要する箇所が多々ございますので、今後はその様な跨線橋維持の為の修繕費用として使用させていただくことを、ご報告させていただきます。
リターン品の発送状況につきましては、写真集を10月中に発送できるように準備を進めさせていただいております。貸し切り列車につきましては冬季間に運行するストーブ列車にて実施する予定となってございます。
新型コロナウイルス感染症に対する状況は日々刻々と変化しておりますが、しっかりと感染症対策を実施しながら、地域の皆様のご利用、観光の皆様のご利用を心からお待ちしております。今後とも津軽鉄道への応援をよろしくお願い申し上げます。