足尾町活動記録メモ１３　～無責任に飼い猫を捨てるな！！～

 

足尾町でも猫か多く、オス猫同士の争いが絶えない地区で、捨てられてしまった元飼い猫の黒いオス猫の悲しいお話です。

 

そんな地区に、ある日、見慣れない黒いオス猫が増えました。

恐らく捨てられたのでしょう。

野良には見られない、人に甘えるような声で、にゃーにゃー鳴く子だったからです。

ここでは、餌やりもしていて、食べる物もあるし、猫がたくさんいるからお友達も出来るかな？などと、甘い考えで捨てられたのでしょう。

 

 

 

そして、悲しい事件は置きました。

 

 

 

その子は、凶暴な野良のオス猫にやられ、近くの家の高い塀を乗り越えて、命からがら逃げ込みました。

すぐに保護できないような場所に逃げ込んでしまい、その家の方は、私たちに連絡を下さり、かなり深い傷だったので心配をして様子をみてくださっていました。

 

しかし、その晩、凶暴なオス猫が高い塀を乗り越えて、追い打ちに来てしまったのです！！

 

翌日、私たちが見に行った時には、さらに、黒いオス猫の後両足を噛みちぎったようで、狭い隙間に逃げ込み、そのまま息絶えていました。

 

とても悲しいお話です。

 

無責任に野良猫社会に飼い猫を捨てると言う事が、どれだけ元飼い猫にとって残酷な事なのか。

最後まで責任を持って、本当に猫の幸せを考えて欲しいものです。

 

現在、防犯カメラにて猫が捨てられないようにに厳重警戒態勢をとっています。動物の遺棄・虐待は犯罪です。

少しでも不幸な命がなくなるように、活動を続けていきます。