【コラム】世界のふたごフェスティバル

ツインリサーチセンター発行「ツインリサーチニュース」のコラムより、世界のふたごフェスティバルについての記事を再編して掲載します。

2012年に中之島センターで開催したふたごの集いから始まったふたごフェスティバルは、ふたごボランティアの皆様に直接お会い出来る機会であり、センター教員、スタッフ一同楽しみにしております。  

ふたごフェスティバルは世界中の様々な地域でも開催されています。もっとも有名なのはアメリカ、オハイオ州ツインズバーグで開催されている“Twins Days Festival”でしょうか。市の名前「ツインズバーグ」は、創設に携わった一卵性双生児のWilcox兄弟にちなんで名付けられたそうです。1976年に37組のふたごが 参加して始まったフェスティバルには、毎年、世界中からふたご、多胎の皆様とご家族が集まります。2017年は市の入植開始200周年を祝う特別な年で約2,000組が参加されたとのことです。

 オーストラリアの“ツインリサーチオーストラリア” （旧称　オーストラリア・ツイン・レジストリ）も数年おきにふたごフェスティバル を開催しています。センター教員も参加させていただいた2015年3月の開催時にはオーストラリア全土と海外から3,000人の参加があったそうです。

オーストラリアやアメリカのふたごフェスティバルでは、リサーチコーナーが設けられ、大学や企業の研究者がブースを設置、その場でフェスティバル参加者に研究協力いただくこともあるそうです。 その他ヨーロッパ、南米、アジアなど、世界中の様々な地域において、様々な形でふたごフェスティバルが開催されています。当セ ンターでも出来る限り、ふたごフェスティバルを開催していけたらと考えております。研究のこんなことを知りたい、フェスティバル でこんなことをやってみてはどうか、など、皆様からのご意見を募集しております。お手紙またはEメールで、センター事務局までお寄せください。

記念すべき第一回のふたごフェスティバル（ふたごの集い）での集合写真（2012年）