怪我をしたとたん人間に捨てられた２匹の猫の命を助けたい！！

この度は温かいご支援をいただき、ありがとうございます。

本日はクロの手術に関するご報告がございます。

 

クラウドファンディングを開始して、まだまだ目標額には到達していませんが、クロ（メス）が心配になり、動物病院で手術の予約が取れましたので、クロの避妊と堕胎手術、断尾手術を行いました。

 

チャトピーが当方の家に連れてきたクロに出会った時、クロは大怪我をした状態で発情期のオス猫たちに追いかけられていました。

もしもクロが妊娠していたとしたら、猫の妊娠期間は2ヶ月しかないため、一刻を争うと思いました。

 

妊娠している可能性を考えると、母体と赤ちゃんの状態をふまえて、今後どうするべきかが重要になり、まだ生まれていない命を奪うということ、産ませるべきか堕胎すべきか、そして何よりも怪我をしているクロが生きる為にはどちらが安全なのか非常に悩みました。

 

調べる中で、猫の妊娠率は９０％、春は子猫が多く生まれる時期で、里親を探しても見つからない方が多いことを知りました。

クロの体調を考えると、避妊手術、堕胎手術を早く行うべきだと思いました。

また、全身麻酔の体への負担を少しでも減らす為に、同時に断尾手術に至りました。

 

クロにとっての幸せを思い、

生まれるはずの命を当方が奪う重さを感じました。

クロの気持ちを思うと、情けなく号泣しては、手術当日の朝まで何が正解で自分がどうすべきか考え続けました。

 

手術は無事に終了しました。

動物病院の先生は切除したクロの子宮と尻尾を見せてくれました。

妊娠はしていたものの、まだ0.5〜1センチほどの形が出来ていない早期の状態で、子宮に４つほど小さな丸い形がありました。

そして、血を流していた尻尾は20センチ程切除してありました。

 

切除した子宮と尻尾を直視したのは、

この命の重さを忘れずに目に焼き付けておきたいと思ったからです。

それが、当方できることであり、責任だと思いました。

 

おかげさまで、クロの体調は落ち着いています。

ご飯もわずかですが食べています。

 

クロは先に避妊と堕胎手術、断尾手術を行いましたが、

まだエイズや白血病検査、ワクチン接種や眼球の手術、治療ができていません。

チャトピーも続けて怪我の治療、エイズと白血病検査、去勢手術やワクチン等を行う必要があります。

 

どうか皆様におかれましては、目標を達成できるように今後ともご協力いただけますよう、心からお願い申し上げます。

 

皆様からの優しいご支援は、全て２匹の為に大事に致します。

ありがとうございます。

お伝えしきれないほどの、深い感謝を込めて。