昨晩、大きなご支援もいただき、現在53%。

 

今日は、2700万円を突破し、2800万円……(そして3000万円台)まで弾みをつけたいところです。

 

本当に長い戦いで恐縮ですが、泣いても笑ってもあと3週間。最後まで、ご支援、シェアという形でお力添えいただけますと幸いです。

 

◇ ◇ ◇

 

さて、皆さまがご支援をお寄せくださっている、九五式軽戦車。この内部はどうなっているのでしょうか?

 

もちろん、プロジェクト成功の暁には詳細なレポートやリターン小冊子(この冊子、10万円以上の方へのリターン品としてご準備していますが、どうぞご期待ください!)で解説させていただきますが……。

 

修復作業の進捗状況を確認した際の写真(一年前の写真)をもとに、いま時点でお見せできる内部状態について、今日はご紹介いたします。

 

◇ ◇ ◇

 

では早速、一緒に九五式軽戦車に乗り込んでみましょう!

 

まず車体側面から転輪に足を掛けて。二歩目はフェンダーへ、三歩目で車体上部に立つことができます。小型乗用車くらいのサイズ感なので、乗り降りは現代の自衛隊戦車と違って簡単です。

 

 

戦車の車体上面に立って、ハッチを見下ろすとこのような風景です。

 

戦車は、砲弾を弾き返したり、容積を小さくするためにおおむね山形ですから、車体や砲塔の上部には、平らな部分は少ないです。あまり足場となる部分がない……。

 

 

ハッチを開けると絶望的な狭さです。

 

ここに3名が乗車すると想像すると、閉所恐怖症気味の私には厳しい環境です。車内装備品や主砲、車載機銃が未装備のドンガラに近い状態でも狭さは否めません。

 

(押井守監督も、応援メッセージ動画の中で、「戦車に実際に乗ってみると、装甲に守られているという感覚ではない、装甲に閉じ込められているという感覚だ」とおっしゃっていましたが、まさにです。 →→動画はこの記事の末尾に。)

 

 

いよいよ車内へ入ってみましょう。

 

その前に、本来なら写真中央の四角い砲架に37mm戦車砲の尾部があるはずです。何もない状態でも、ちょっとお腹がひっかかりそうです。

 

写真左上には砲塔旋回用のハンドルがあります。左右の同じ形のレバーは砲塔旋回固定用です。

 

 

砲塔内に立って、後ろを振り返るとこんな感じ↑↑です。

 

中央の黒い部品は九七式車載機銃のマウントで、ここに大きな機関銃が付いたら身動きできないんじゃないかと心配になります。

 

右側の四角いハッチは外部との連絡用。外部視察用スリット(細い切れ込み)を開閉するカバーは、小銃弾程度を防ぐためとはいえ、意外に頑丈な作りです。

 

 

車内に潜り込むと、右側が操縦手席、左側が前方機銃手のスペースです。

 

ちなみに余談ですが、今回、各種部品の採寸でお世話になったのは、イギリスのボービントン戦車博物館。ここに現在保存されている九五式軽戦車は不動展示で、修復されていない分オリジナル部品の残存度が高いのです。

 

ところが、操縦手の座席シートをコピーしたところ、台座と合わない事態に……。

 

なぜだろう?と、豪州やロシアの博物館収蔵の九五式軽戦車と比較しながら理由を探ると……、ボービントンの個体は戦後しばらく稼働状態だったため、座席シートは他の車両から流用されたものに交換されていた、ということがわかりました。交換されてからも50年が経過していたため、オリジナル部品と見分けがつかなくなっていたのですね。

 

「わざわざ間違った部品をコピーしちゃった!」と修理スタッフ(ポーランド人)は笑っていました。もちろん、現在は正しい複製品に交換されています。

 

 

その正しいシート生地は、こんな色。

 

実は、くろがね四起の内装にも同じチョコレート色が使われています。まったく関連性のない車両のはずですが……偶然の一致に、驚きました。

 

修理スタッフも、「調査の結果、この色だ!」との見解なので、間違いはないでしょう。

 

 

さてさて、車内探検に戻りましょう。

 

車内で後ろを振り返れば、機関室に繋がる大きな点検ハッチがあります。

 

このハッチをはじめ、防火材としてアズベストを含む石綿が使用されていたので、今回の修復にあたり現代の不燃材に置き換えられました。動態保存にあたり機能優先で仕方のない部分です。

 

エンジンは写真左側にオフセットされていますので、戦闘中でもこのハッチから機関室に入り、軽度の修理や調整は可能だったそうです。A6120VDeエンジンの信頼性は高かったといわれますが、あくまで「当時としては」というレベルですから、敵地での日常点検など、車内からできることが多いというのは便利だったそうです。

 

◇ ◇ ◇

 

以上、1年前の写真をもとにした、車内探検でした。上記だけでも、実物を見ないとわからないことが、たくさんあるなと思わされます。

 

現在は内装の修復作業が行われており、弾薬収納ラックなども取り付けが進んでいるとのこと。

 

▼エンジンはこの通り。走行に関しては、問題ない状態になりました。

 

この素晴らしい修復の出来栄えを、皆さまと共有したいと思います!

 

が、もちろん、すべてはこのクラウドファンディングの成功に賭かっています。

 

3000万円到達、そして4000万円に手がかかるようになれば、ゴールは目前です。4月に入って、ご支援が加速してきています。

 

引き続き情報拡散へのご協力と、友人、お知り合いへのご支援の呼びかけを、どうかよろしくお願い致します。

 

実行者:小林 雅彦

 

▼まだまだご視聴数、伸びています!ーー押井守監督からのメッセージ

 

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