プロジェクト概要

被災した南相馬市の方々に糸づくりを教えにいきます。

 

皆様、はじめまして、こんにちは。私は、金田健太郎と申します。群馬県富岡市で、家業の古紙回収業を営むかたわら、織りの原風景を日本に残すべく、養蚕から織りまでを手作業で行う「繭織工房」を夫婦で行っています。

 

東京電力福島第一原発事故で避難区域になっている南相馬市小高区で、復興の一助にしようと養蚕から織りまでを目指すプロジェクトが、NPO法人「浮船の里」で始まりました。そこへ、定期的に訪れて昔ながらの糸作りを伝えます。

 

糸づくりを行うため定期的に、福島県南相馬市小高区を訪れる交通費や糸取り、撚糸、精錬などの技術を伝えるための、道具や材料費が足りません。

皆様、どうかご協力していただけませんか?

 

(浮船の里 あすなろ交流館にて)

 

(天然染色による絹糸)

 

放射能の影響で農業が困難な皆様にとって糸づくりは今後の生活を支える大事な仕事になると思います。

 

以下のように福島県南相馬市の和田さん(小高をはじめとする避難区域の復興事業に携わる人のためのシェアオフィス「小高ワーカーズベース」を運営し、浮船の里の事務局としても活動されている方)からメッセージをいただいたことによって、このプロジェクトは始まりました。

 

「福島県南相馬市の和田と申します。私たちの地域は、福島第一原発から20km圏内にありまして、今現在も居住できません。避難指示解除は2年後と設定されていますが、帰還を決めている住民は高齢者ばかり。

 

農業もしばらくは立ち直れないだろうというなかで、それでもなにかしなければならないと住民で話し合った時に、養蚕と機織りという話がでてきました。私たちの地域はかつて養蚕と織物が盛んでした。

 

60代以上の方のなかには子供の時に養蚕を手伝った経験のある方がたくさんいらっしゃいました。高齢者ばかり、でも農業はダメ、というのであれば、もういちど桑畑を手入れして、蚕を飼い、糸を紡ぎ、機を織ろうと思い立ちまして、昨日はじめて蚕を向かい入れたところです。

 

前置きが長くなりましたが、金田様の養蚕や糸取などの現場を一度見学させていただけないでしょうか?」

 

その後、2014年7月に「浮船の里」のメンバーにお越し頂き、自分たちの行っている養蚕や糸取りの現場を見学してもらいました。

 

当初は、群馬に来てもらい座繰り機による糸取りや撚糸、精錬などを体験してもらおうと思っていましたが、その後、8月に小高を訪ねて気持ちが変わりました。

 

(当時のまま)

 

(通行証がないと入れない)

 

群馬に来てもらおうと思っていた。

でも小高を見て、自分が教えるために小高に行こうと思いました。

 

ブログ繭織工房の日々より。月中旬に南相馬市小高区へ行ってきました。そして久米さんの車で、小高区周辺の現在の様子を案内していただきました。

 

至るところにはためく除染作業中の旗。大地の表面を削って除染し、削った土は黒い大きな袋に入れられます。その黒い袋があちらこちらに積まれていました。

 

商品が放置されたまま閉鎖されたホームセンター。浮船の里の拠点となる事務所の倉庫の壁に残された津波の痕。渡されたカウンタに記された数値は、事務所の外で0.13マイクロシーベルト。最近まで立入制限があったために、いまだにガレキが山になっていました。ものものしい雰囲気。

 

ここからさきは通行証がないと入れないエリアになっているため、一台一台車をチェックしています。街中の新聞店。配られなかった新聞たち。あの日から時が止まっています。

 

 

ここの人にとっては3.12。とまった時間。

 

あの日、3月12日。ここの人たちにとってのあの日は3.11ではなく3.12なんだと久米さんは言います。ここで初めて車から降りてみました。ただ周辺の草などには触れないようにとの注意をうけて。

 

事務所をでてすぐ測ったときと比べるとここは4.189マイクロシーベルト、だいぶ線量が高いことがわかります。空間線量を測るこの装置はいたるところに設置されていて、避難指示の出ていない二本松などでも見かけました。これを見ると、避難区域よりも避難指示の出ていない場所のほうが線量が高かったりします。

 

結局のところこの数値だけが放射能の存在を示しているだけで、私たち自身では何もその存在を感知することができません。

 

被ばく線量をチェックする場所が設けられています。ここは今は自主性ですが、以前は義務的に受けなければならなかったそうです。始めの頃は数値が高かったため、規定数値以上になると、服など捨てていかなければならなかったそうです。小高駅前の広場とその先に続く長い商店街はこの一本の道上で全ての用が足りるくらい栄えていたそうです。 

 


今この日本で、広範囲でゴーストタウンが実在する現状。自分の家に帰ることができないどころか町に入ることすら制限されている現状。避難せざるを得ない人たちがいて、避難民と呼ばれている現状。地震や津波の被害をまぬがれても、自分の家の前にバリケードを張られて、空き巣や動物や雑草に荒らされてしまう現状。望んでも家族全員が普通に一緒にすむことができない現状。そのほかにも多くの普通じゃない状況が3年5ヶ月たった今でも続いています。終わっていません。

 

(3月12日から時が止まったままの新聞店)

 

誰もいなくなってしまった場所に、よく見ると花が植えられています。

そのせいか、殺伐としてしまった場所の中にあってもほっと和みます。
 

近いうち、和田さんはこの駅前広場の目の前の建物に小高ワーカーズベースの事務所を移す予定だそうです(※すでに移転済み)。誰もいないこの場所に花を植え続ける女性の家がある隣の建物です。


今、何がどうなっているかもわからない中この先どうなっていくのかだれもわかりません。何もわからない中でとにかく前に進んでいこうとする人たちがいます。

 

この小高の現状を目にしたとき、来てもらうのではなく、自分がこの地を訪れて糸取りを伝えようと決意しました。
 

 

引換券について詳細

 

■3000円

・お礼状
・活動報告をブログにて報告
・繭織工房の小さな小綛(藍染め、天然染織のため色は写真と異なる場合があります)

 

■5000円

お礼状

・活動報告をブログにて報告
・進め!小高ピンバッジ

 

■10000円

お礼状

・活動報告をブログにて報告
・進め!小高ピンバッジ
・繭織工房のミニ糸かけ曼荼羅(まんだら)写真は一例です。どんな色合いかは、お楽しみ!

 

 

■100000円

・お礼状
・活動報告をブログにて報告
・進め!小高ピンバッジ
・繭織工房のストール

 


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