発電所が破壊され電力がない極寒の冬を迎える住民に中古発電機寄贈

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株式会社LUKES（以下、「LUKES」という。）は、2015年5月に、特定非営利活動団体日本PFI・PPP協会（以下、「協会」という。）の部会である観光資源創造官民連携事業部会の支援民間団体として設立されました。主要業務は、地方自治体が推進するPFI・PPP事業に係るコンサルティングです。

 

特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会は、1999月7月国会にて成立した「民間資金等活用による公共施設等の整備等の促進関する法律」に係る官民連携事業の啓蒙・啓発、普及・促進活動を目的とする団体として設立されました。現在、地方自治体等の行政会員1,024団体、民間企業290団体の合計1,314団体の会員を有しています。また、2017年以来、国土交通省のデータベースに係るPPPパートナーとなっています。

 

 

 

本年5月、協会は、ウクライナのMayor’s Club(市町村会)とウクライナ復興支援に係る覚書を調印いたしました。協会は、下記に述べるウクライナ復興支援業務を実施するためLUKESに対しクラウド・ファンディング業務を委託致しました。

 

現在、ウクライナは、2022年にロシアによる全面的な侵略を受けて、国土を守るためにロシアとの激しい戦争の最中にあります。

ロシアからの侵略、ミサイル攻撃等により、被災地の市民生活は極めて困難な状況になっています。特に、ミサイル攻撃により発電所が破壊され、電気供給ができていない地域では、これから極めて寒さ厳しい冬を迎えるにあたり、住民のために暖房を確保することが喫緊の課題となっています。

 

中でも、Mayor’s Clubのメンバーであるロシア国境に近いトロスタネッツ市は、これまで、発電所、病院等公共施設、民間施設に数度のミサイル攻撃を受けているため、協会に対し、至急、発電機を寄贈して欲しいとの要請がありました。協会は、駐日ウクライナ大使館に協力要請を行い、大使館からこれまで東京五輪でウクライナのホストタウンを務め、住民に対しウクライナ紹介等の活動を積極的に行ってきた奈良県橿原市に発電機の寄贈をお願いすることになりました。

 

 

 

　 

本プロジェクトの目的は、ウクライナ・トロスタネッツ市に寄贈する発電機に設置する変圧器購入資金を調達することです。

 

現在、ウクライナ全領土にある発電所の８０％近くが、ロシアからのミサイルによって破壊されました。結果として各家庭・工場・公共施設への電力の供給ができなくなっています。被災地の各家庭では、停電となっております。ウクライナでは、これから冬を迎え、１２月から２月にかけて最も寒い時期であり、この期間中は、気温はマイナスとなり、歴史的には、内陸部でマイナス41度Cの記録があります。このプロジェクトは、停電で暖房施設が使えないウクライナ市民に暖房機等に活用できる発電機を寄贈することを目的としています。寄贈されます３ｋＷ，５ｋＷ等の発電機は、燃料をガソリンとして家庭用暖房機を長時間にわたり稼働させることができ、厳冬を迎えるウクライナ市民を助けることになります。

しかしながら、日本の電圧は100ボルト(V)であり、ウクライナが220ボルト(V)であることより、寄贈する発電機がウクライナで使用可能とするためには、各発電機には変圧器を設置する必要があります。そのために変圧器の購入資金をクラウド・ファンディングすることとしました。寄贈される3kW,5kW等の発電機は10台を予定しており、10台の変圧器が必要となります。変圧器は1台当たり5万円です。目標金額は，50万円です。

 

 

 

現地の事態は深刻であり、一刻も早く現地に発電機が届くことが求められています。この9月17日には、駐日ウクライナ大使館から橿原市に対して、発電機寄贈の依頼状が送られました。橿原市はこの依頼に基づいて、住民の方々に対してウクライナ支援のため、発電機の寄贈の募集を始めています。寄贈される発電機及び変圧器は、在日ウクライナ大使館によって、本年12月に大阪港からコンテナにてウクライナ・トロスタネッツ市役所　(Homepage URL）まで輸送手配される予定です。輸送費は駐日大使館が負担します。現地では、変圧器付き発電機が届き次第、市当局から高齢者、子供を抱えて寒さに耐えているご家庭に提供されます。

 

寄贈先であるトロスタネッツ市役所におかれましては、下記の内容すべてにつきまして、

ご同意いただいておりますことをご報告致します。

・寄贈を受けることへのご同意

・寄贈資金がクラウドファンディングにより集められるものであることへのご同意

・寄贈先名称がストーリー上に掲載されることへのご同意

 

 

奈良県橿原市住民より11月末までに集められた10台（内定済み）の寄贈された発電機に適切な変圧器を購入を致します。変圧器が設置された発電機は、在日ウクライナ大使館により、大阪港からウクライナ・トルスタネッツ市役所にコンテナ輸送されます。現地では、変圧器付き発電機が届き次第、市当局から高齢者、子供を抱えて寒さに耐えているご家庭に提供されます。