日本に暮らす難民の皆さんに温かいご飯を食べていただきたい

日本に暮らす難民の皆さんに温かいご飯を食べていただきたい

支援総額

1,653,000

目標金額 1,200,000円

支援者
177人
募集終了日
2021年2月28日

    https://readyfor.jp/projects/united_will?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

【第一目標金額達成のお礼・ネクストゴールについて】
プロジェクトをスタートして約2週間で目標金額に到達できました。多くの方々に支えていただきました。本当にありがとうございます。この活動に寄せてくださる皆さまのお気持ちをしっかりと受けとめ、活動を続けてまいります。


1月13日にこのクラウドファンディングを始める直前、1月8日から緊急事態宣言が出されました。2月7日までの予定ですが、まだまだ新型コロナ感染の先行きは不透明で、私たちの生活は確かな条件を定めることが難しくなっています。従来から頼れる先が少なく、不安な日々を送っている難民の皆さんにとっては、孤独感が増し精神的にも厳しい状況が続いているそうです。


そして、新型コロナ感染が終息しても、難民の皆さんの従来からの厳しい条件での生活が終息するまでには多くの支援が必要です。このクラウドファンディングでは2021年3月から8月までの活動資金のご支援をお願いしてスタートしました。 最初のゴールに到達し、9月から12月までの活動資金としての80万円を追加した200万円をネクストゴールとして目指して行きます。


どうか、引き続きご支援をお願いいたします。直接のご支援でなくても、この活動をご家族、ご友人等に伝えていただくだけでも、大変大きなエネルギーとなります。皆さまと一緒に「そうだとしても、こうすることもできる」を合言葉に最後まで頑張ってまいります。よろしくお願いします。

 

日本で暮らす難民の皆さんに、温かい食事を食べていただきたい

 

はじめまして。認定NPO法人難民支援協会と水道橋のレストラン「ビストロユウ」と協力して難民の皆さんへの食料支援活動を行なっている一般社団法人United Will代表理事の反町慶治郎です。

 

新型コロナウイルス感染症拡大の勢いが増し、政府が緊急事態宣言をいつ発令するのかと連日ニュースが伝えていた昨年の4月、ふと心によぎったのが難民支援協会のことでした。同協会は紛争や人権侵害から国を追われ、日本に逃れてきた難民が日本という新たな土地で安心して暮らせるよう20年に渡り支援してくださっています。

 

私は数年前に同協会に冬物衣類の寄付をさせていただき、その後も何回か寄付をさせていただきました。そして、難民は「国外」の問題だけではなく、「国内」問題でもあること、また日本に住む難民の皆さんの生活条件が想像以上に厳しいことを知りました。

 

社会が厳しい状況にある時には、最初に試練が訪れるのは生活の条件が厳しい人たち、そして最後に元の生活に戻るのもその人たちです。

 

「何かできることを始めよう」と思い立ち、友人でレストラン「ビストロユウ」経営者の川邊優太さんに相談し、お店で美味しいお弁当をつくっていただき、難民支援協会の事務所を訪れる難民の皆さんに食べていただく活動を昨年5月からスタートしました。

 

「ビストロユウ」オーナー川邊優太さん(左)と反町慶治郎(右)

 

コロナ禍で日本で暮らす難民の方々にも影響が

 

ここで簡単に日本の難民認定制度の概要と難民の現状をご説明します。日本の難民認定制度について、「出入国在留管理庁」のホームページにはその概要が次のように書かれています。

 

難民の地位に関する条約(以下「難民条約」という。)及び難民の地位に関する議定書(以下「議定書」という。)が1982年に我が国について発効したことに伴い,難民条約及び議定書の諸規定を国内で実施するため,難民認定制度が整備されました。この制度では,難民である外国人は,難民認定申請を行い,法務大臣から難民であるとの認定を受けることができ,また,難民条約に規定する難民としての保護を受けることができます。

 

本案内でいう「難民」とは,難民条約第1条又は議定書第1条の規定により定義される難民を意味し,それは,人種,宗教,国籍,特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由として迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために国籍国の外にいる者であって,その国籍国の保護を受けることができないか又はそれを望まない者

 

※「出入国在留管理庁」のホームページはこちら

 

しかし、日本で難民として認定されることは、非常に困難です。2019年は、10,375名の難民申請に対してわずか44名という少なさでした。さらに難民認定の結果が出るまで平均で約3年かかり、その間の生活保障はごくわずかという状況があります。

 

難民支援協会の職員の方のお話しによると、新型コロナウィルス感染の拡大で、日本で暮らす難民の皆さんにも様々な変化が起こっているそうです。外出できず、1人でいる時間が長くなり、ただでさえ不安が多い日々の生活で自分の将来や、故郷に残した家族のことを考える時間が長くなり、この先どうなってしまうのだろうと、不安がさらに募る方も少なくないそうです。

 

また、せっかく就職できたのに、コロナの感染拡大で就職先企業の業績が悪化し、時短や自宅待機となるなど、経済的に自立できたかのように思えた難民の方々が再び不安な状況にあるとお聞きしています。

 

これまで制限が大きいながらも一つずつ積み上げてきた日本での生活が、まるで逆戻りしてしまったような状況に置かれている方もいらっしゃるそうです。そんな中で、私たちが始めたのが難民の方々への食での支援。お弁当の無償配布というものでした。

 

「ビストロユウ」が提供するのは“温かい食事”

 

お弁当は川邊さんのお店「ビストロユウ」で調理をしてくださり、難民支援協会の職員の方々が出社の途中でお店に寄ってお弁当を持って行ってくださいます。

 

難民支援協会と「ビストロユウ」は徒歩5分ほどの距離で、そのお陰でこの活動をスムーズにスタートできました。距離が近くなければこのプロジェクトの立ち上げは難しかったと思います。

 

「出会いは人にはつくれない」と言いますが、本当にそう思います。

 

難民支援協会の職員の方が、出社時に「ビストロユウ」に立ち寄って
お弁当をピックアップ

 

5月にスタートしたときには新型コロナウィルス感染拡大予防のために、難民支援協会の事務所での活動は週に2日だけに制限されていました。

 

当初は3ヶ月程度の食料支援活動と考えていましたが、お弁当を食べた難民の皆さんから「日本に来てから初めて美味しい食事ができた」とお声をいただき、また、支援協会の職員の皆さんも“温かい食事”を介して難民の皆さんと出会うと、これまでにはない絆を感じているとお聞きしています。

 

「たかがお弁当、されどお弁当!!」

 

温かい食事を食べていただきたいと思いスタートした活動もあっという間に9ヶ月目を迎えています。継続を求めるお声を聞かせていただき、またお料理を心を込めてつくってくださる姿に触れ、これは何としても続けなければいけないとの思いが湧き上がってきます。

 

そこで1人でも多くの皆さんにこの活動に参加していただけることを願い、クラウドファンディングにチャレンジすることとしました。

 

最後に私たちの合言葉「そうだとしても、こうすることもできる」
のステッカーを貼ってお弁当は完成
私たちの合言葉「そうだとしても、こうすることもできる」のステッカー
 

 

 

不安な生活を送る難民の方々へ継続的にお弁当を届けたい

 

5月にスタートした当初から、費用は私と友人たちで負担してきました。

 

新型コロナウィルス感染拡大への対応で、難民支援協会は1週間に2日のみ事務所を開けて、支援体制をとっていましたが、今では週4日になりました。当初は1週間に2日、1日10食のお弁当を食べていただいていました。

 

10月からは難民支援協会が事務所で難民の相談を受け付けている曜日に合わせて週に4日月曜日、火曜日、水曜日、金曜日に、1日8食お届けしています。

 

 

「ビストロユウ」さんもコロナ感染拡大の影響で以前のような賑わいは戻っていませんが、「日本の難民のことは何も知らなかった。これも何かのご縁。できることをやろう」と申し出てくださり、10月から年末まではお弁当を半額で提供してくださいました。

 

しかし、この活動を少ない人数の有志で経済的に支えていくことは、そろそろ限界に近づいています。

 

皆さんからのご支援で2021年3月〜8月に今まで通り毎週4日、月曜日、火曜日、水曜日、金曜日にそれぞれ8食のお弁当を「ビストロユウ」でつくり、難民支援協会にお届けし、そこにいらした難民の皆さんに食べていただきたいと願っています。

 

ご支援金の使い道

 

ご支援いただく120万円は主にお弁当代(1食1,000円)と、運営費の一部に使わせていただきます。

 

一般社団法人として、2021年9月以降の活動資金調達の準備も進めてまいりますが、まずはそのスタート地点に立つためにぜひ皆さんからのご支援が必要になります。

 

withコロナの時代をここ日本で一緒に暮らす難民の皆さんへ「ようこそ日本へ!」のおもてなしの心を込めたお弁当を食べていただき、難民のみなさんに「一緒に日本で暮らせて良かった」と思っていただきたいと思います。

 

※難民支援協会への現状の難民の来訪者数から、1日8食を必要な数量としてこれまで継続してきています。ただし、来訪状況によってお弁当が余ることがあり、その場合には難民支援協会職員が持ち帰るなど、食品ロスを出さないように配慮しております。

 

誰もが安心して暮らせるための雇食住を整えていく

 

今回のプロジェクトの目的は難民の皆さんにお弁当を食べていただくことですが、それは単に食事の提供ではないと思っています。私たちが日本で難民と一緒に暮らしている、そのことが日本で暮らす私たちの日常の一部であることを1人でも多くの方に知っていただきたいと思っています。

 

そして、必要とする支援は多岐に渡りますがこの活動がさらに発展し、難民の皆さんが安心して暮らせる雇用、食事、住居(雇食住)の支援を目指してまいります。

 

今回の私たちの活動はとても単純で、特に目新しいことはないかもしれません。それでも「温かい食事」を待っている日本国内の難民の皆さんがいます。是非、ご一緒に「ようこその心」をつなぎ、活動を継続できるようご支援を宜しくお願いいたします。

 

最後になりますが、この活動を音楽で応援してくださっているCompath(コンパス)からの応援メッセージとと応援ソング【目に見えない糸で僕らはつながっているよ】をご紹介します。

 

<Compath応援メッセージ>

「想いは必ず届き、繋がり、広がる」

私たちCompath(コンパス)はそう信じ、強く願い、活動している音楽グループです。(ホームページはこちらから。▶︎ http://compath.tokyo/top.html )

 

Compath 神谷明幸さん、串田昌隆さん、荒谷誠人さん、田部井渉さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちには想像もできないような人生の条件を抱え、海を越えて日本まで辿り着き、この日本で厳しい生活を送られている難民の皆さんに、今回のプロジェクトを通じて、温かい食事を楽しんでいただけたら本当に嬉しいです。

 

また、プロジェクト参加者全員の「支えたい」という温かい想いも届き、繋がり、日本で暮らす難民の皆さんの一人でも多くの心に「希望」が宿るように、私たちCompathはこの活動を応援していきます。

 

そして、顔を合わせることが無くとも、このプロジェクトに参加する私たちも想いを届け合い、繋がり合い、広がっていく。目には見えないけれど、確かな絆が生まれ、育まれていくことも願っております。

 

令和3年 Compath一同

 

【目に見えない糸で僕らはつながっているよ】

-Written by Compath-

 

  漂う船に 僕ら独り

  生まれた時に 始まる旅路

  果てない海に 行く当て探し

  孤独 不安は 波のように揺れる…

 

  数え切れない 出会い別れ

  重ね合う度 その意味を知る

  あの日 あの場所 この手を引いて

  今の僕らが ここにいる

 

  行き先は 分からなくても

  大丈夫 もう 怖くないよ

  めぐり逢う運命が 「道しるべ」さ

  出会えたね 広い世界で

  探してた 君のこと ずっと

  目に見えない糸で 僕らはつながっていくよ

 

  もっと ずっと 居たくても

  いつか いつか 離れるから

  限られた時間だけ 触れ合える

  だからこそ ただ 愛しくて

 

  「サヨナラ」は 言わないよ ずっと

  いつだって つながっているよ

  目を閉じれば そこに 君の笑顔

  この旅が 終わるとしても

  手繰り寄せ また 巡り逢う

  目に見えない糸で 世界はつながっているよ

 

  Lalala~... 僕らはつながっているよ

 

こちら(SoundCloud)でお聴きいただけます。

 

※認定NPO法人難民支援協会の活動についてはこちらをご覧ください。

 

※難民の皆さんは様々な理由で来日し、また日本での暮らしにもいろいろな制約等があります。日本で日々安心、安全に暮らしていただくために、個人情報や個人が特定できるような写真等の掲載は控えさせていただきました。ご理解ください。

 

プロジェクトメンバー

 

反町慶治郎
反町加代
三木田牧義
山本拓也

※本プロジェクトのリターンのうち、【チーム名の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/united_will?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

そうだとしても、こうすることもできる!

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/united_will?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000


個人で|合言葉缶バッジ応援コース(3,000円)

個人で|合言葉缶バッジ応援コース(3,000円)

①プロジェクト合言葉缶バッジ「そうだとしても、こうすることもできる」3個
②お礼のメッセージ

申込数
103
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

8,000


チームで|合言葉缶バッジ応援コース(8,000円)

チームで|合言葉缶バッジ応援コース(8,000円)

チームで応援していただくコースです。ご家族、ご友人、職場等でチームをつくりお名前をつけてください。缶バッジにお名前を入れさせていただきます。
①チーム名を入れたプロジェクト合言葉缶バッジ「そうだとしても、こうすることもできる」8個
②お礼のメッセージ

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月

3,000


個人で|合言葉缶バッジ応援コース(3,000円)

個人で|合言葉缶バッジ応援コース(3,000円)

①プロジェクト合言葉缶バッジ「そうだとしても、こうすることもできる」3個
②お礼のメッセージ

申込数
103
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

8,000


チームで|合言葉缶バッジ応援コース(8,000円)

チームで|合言葉缶バッジ応援コース(8,000円)

チームで応援していただくコースです。ご家族、ご友人、職場等でチームをつくりお名前をつけてください。缶バッジにお名前を入れさせていただきます。
①チーム名を入れたプロジェクト合言葉缶バッジ「そうだとしても、こうすることもできる」8個
②お礼のメッセージ

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年4月
1 ~ 1/ 9

プロフィール

そうだとしても、こうすることもできる!

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る