ザータリ難民キャンプで苦しむシリア人女性たちを救済したい!

寄付総額

383,000

目標金額 300,000円

寄付者
35人
募集終了日
2018年6月8日

    https://readyfor.jp/projects/unwomen-japan?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2018年05月17日 22:05

UN Womenスタッフの話―UN Womenでの仕事と仕事への思い

ザータリキャンプで普通に近い生活ができることを目指して―ハディール・アルゾウビさんの場合

 ハディール・アルゾウビさんはシリア人とヨルダン人の血を引くUN Womenのスタッフです。上級キャンプアシスタントとしてザータリキャンプで働いています。彼女の一日の様子をみてみましょう。

 朝6時、ハディール・アルゾウビさんはもう片道2時間をかけてキャンプに向かっています。「往復4時間もかけて通うのは正直大変です。でも私はこの仕事がすきで、毎日何か新しいことが学べます。キャンプにいるとあっという間に時間がたってしまいます」

 2015年の世界難民デーイベントの準備を子供たちと一緒に行っているハディール・アルゾウビさん
(オレンジの洋服の人)

 

 彼女は半分シリア人なので家族がまだシリアにいます。キャンプでの彼女の仕事は細かいことがいろいろ含まれます―プロジェクトの企画を立てる、支援物資がちゃんと必要とする人に届いているかの確認、その他予想できないことが起こった時の世話もあります。彼女の携帯はキャンプに着く前になり始めました。今日の電話は難民女性がキャンプを1日出るために警察の許可をとりたいというものでした。ハディール・アルゾウビさんは必要書類をもらうため彼女と一緒に警察に行きました。

 

 「私はオアシスがオープンした時にここで働き始めました。初めは電気もインターネットもなく、食料も水も不足しがちでした。ここにいる人たちは家族をなくしたりしてトラウマを抱えています。毎日何か騒ぎが起こるのです。昨年障害のあるシリア人の子どもが危うく命を落としそうになったことがあります。母親と話したことで薬が代わった時に彼女が与え方を誤解したことが分かりました。もちろん子供の命は救われました。私はこの人たちと結ばれている気がしています」

 彼女はキャンプにつくと皆にあいさつし、かならず警備員や清掃員と話すようにしています。彼らはキャッシュフォアワークの枠で働いている難民だからです。オアシスは9時から15時まで開いていて、キャッシュフォ―ワークプログラムを含む様々なサービスを提供しています。

 

ハディール・アルゾウビさんは縫製とデザインの勉強をしたので難民女性に縫製を教えています
(右手前)

 

キャッシュフォ―ワークプログラムは難民女性たちにとって特に重要です。2016年には275人の女性がこのプログラムの恩恵を受けています。今日、女性たちはベビー用品セットを作成しました。UN Womenはユニセフとパートナーを組んでそれをキャンプ内の新生児を持つ母親たちに配りました。アルゾウビさんは言っています

 「ベビー用品セット作りは、つらい現実を一瞬忘れさててくれる場を提供しています。皆休み時間には冗談を言って笑いあったり、ダンスをすることもあります」

 女性達にとって次のチャレンジは仕事を見つけることです。キャンプには6千の仕事がありますが5千は男性に行ってしまいます。一家庭一回しかキャッシュフォアワークに応募できず、妻は夫が働く方を選ぶからです。このためUN Womenはキャンプ内に「ビジネス・インキュベーター(起業)」イニシャティブを立ち上げました。これはキャッシュフォ―ワークプログラムを卒業した女性たちがキャンプの外でマイクロビジネスを始められるよう支援するものです。

 

一番暗い場所に光を!

  ブレルタ・アリコさんは前UN Women人道支援ユニット長で、現在アラブ地域事務所副所長、
ジェンダーと人道支援の専門家です。

 アリコさんは人道支援活動への思いを次のように語っています。「2003年8月19日にバクダードのカナルホテルで爆発があり、同僚の一人が巻き込まれてなくなりました。彼だけではありません、自分の命も顧みず人道危機に邁進している何百、何千の人たちに心から敬意を表します。彼らは最前線で皆が必要としている水、食料、予防接種用ワクチンなどを迅速に届ける仕事に従事しています。この人道支援活動は非常に大変で疲れるものです。でも見方を変えればすぐ結果が出るので充実感を与えてくれる素晴らしい仕事でもあります。この仕事に従事していくには支援を必要としている人にそれを届けたいという情熱がないとやっていけません。やっていくうちに支援する人たちに愛着を感じるようになります。彼らは自分たちの苦しみや痛みを抱えながらも私たちには広い心で接し、何でも分け合ってくれます。

 

 人道支援活動の中では一生忘れられない人々を知り、心に残る経験をします。そのよい例がザータリキャンプのオアシスでの活動です。紛争のために故郷を捨てざるを得ず、ありとあらゆる苦労をなめてきたのに、そこの女性・少女たちは家族に良い少しでも良い暮らしをさせたいという希望を捨てていません。オアシスに集まって仲間と交流することで笑いや喜びを取り戻しています。

 

ギフト

3,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

5,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

10,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

30,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

50,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

100,000


alt

ご支援いただいた方には、寄附領収書をお送りします。

・寄附領収書
確定申告の際ご提出いただきますと、所得税の優遇措置が受けられます。
・UN Women 担当者からのサンクスレター

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年7月

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/unwomen-japan/announcements/77080?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る