生理の貧困が女性・少女の幸せに生きる権利を奪っています

規則的に生理があることは、女性のリプロダクティブヘルス（生殖に関する健全さ)が良い状態にあることを意味しています。女性が、自分の生殖能力を理解して、モニターするのに役立ちます。例えば、女性の多くは、毎月生理が来ることで妊娠していないことを知ります。（ただし、絶対とは言えません。なぜなら妊娠している女性でも着床出血を経験することがあるからです）

生理が女性・少女のきずなを強めるチャンスととらえている伝統も見られます。インドのラジャスタンでは、生理中は女性・少女の行動が制限されるのですが、結婚したての女性はそれを実家訪問の機会ととらえることが出来ます。またいつもやらなくてはいけない仕事を休めるチャンスでもあります。ラジャスタンの少女、プーナムはこう言っています。「生理の時は家事を手伝わなくてもよいのでうれしいわ」

ネパール、ルパンタランの少女達が生理を含む保健や人権の講座に参加しているところです。© UNFPA Nepal/Dhana Bahadur Lamsal