施設のお年寄りに漆の器で豊かな食事の時間を過ごしてもらいたい
支援総額
目標金額 450,000円
- 支援者
- 15人
- 募集終了日
- 2015年5月11日
漆で香りが紡ぐ物語:「In Kyoto」フレグランスで感じる日本
#伝統文化
- 現在
- 0円
- 支援者
- 0人
- 残り
- 11日
【京都橘高校吹奏楽部】ローズパレード2025出場へご支援を!
#子ども・教育
- 現在
- 59,653,000円
- 支援者
- 1,630人
- 残り
- 7日
狂言の至宝を後世へ|茂山千五郎家の最重要資料をデジタルアーカイブに
#地域文化
- 現在
- 10,095,000円
- 支援者
- 255人
- 残り
- 26日
能登半島地震で全焼|オープンしたばかりの販売ギャラリーを再建したい
#地域文化
- 現在
- 7,335,000円
- 支援者
- 265人
- 残り
- 14日
南アルプスの絶景ぶどう畑を復活し、日本ワインを世界のワインへ。
#環境保護
- 現在
- 5,421,000円
- 支援者
- 219人
- 残り
- 14時間
豊臣秀次公430回忌・京都瑞泉寺寺宝修繕へ|悲劇を未来へ伝えたい。
#地域文化
- 現在
- 4,336,000円
- 支援者
- 142人
- 残り
- 16日
洛星中学校野球部 全国大会出場応援プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 3,460,000円
- 寄付者
- 152人
- 残り
- 7日
プロジェクト本文
軽くて丈夫で美しい、漆のお椀をお年寄りの
方々やその家族に30個届け使ってもらいたい!
初めまして、宮崎愛です。私は京都で漆(うるし)の器などの作家として活動しています。漆の勉強を始めてから13年目になろうとしています。これまでの12年を振り返ると、技術を身につけ自分の表現をみつけるのに必死でしたが、これから先は漆を通して社会に役立てるような仕事をしたいという思いが強くなってきました。
今回「椀モア・スマイル」プロジェクトと題しまして、私は仲間の作家や職人と一緒に60個の漆塗りのお椀をつくります。そして30個を皆さんに、30個をお年寄りのグループホームに届けます。高齢者が多く生活する施設ではプラスチックの食器が使われることも多いと聞きます。利便性・安全性からそうせざるを得ないとしても、それはやはり味気ないと私は感じてしまうのです。
60個の漆のお椀を作るのに、製作費45万円が不足しています。
皆様からのご支援を頂けないでしょうか?
(漆のお椀は、お年寄りの方が無理なく持ち上げることが出来ます)
さて、皆さんにとって、漆器(しっき)はどんなイメージでしょう?
〝高価〟〝扱いが難しい〟と思っている人が多いかもしれません。確かに価格はあまり安くはありませんが、実は軽くて丈夫で、そして何より温かみがあり、もっとたくさんの人に気軽に漆の器を使ってほしいと、私はいつも考えていました。そして、これから自分の作る器をどんな人に使ってもらいたいか考えました。
そんなとき、あることがきっかけで、「椀モア・スマイル ~漆の温もりを、あなたとあの人に~」というプロジェクトを思いつきました。これはあなたがお椀を1つ買って頂くごとに、お年寄りのグループホームにも1つお椀を寄付する、というものです。
(漆のお椀が仕上がる一歩手前。磨き上げている様子です。)
このアイデアの元になったのは、知人からのある相談でした。
「高齢になった両親の握力が弱くなり、陶器の器だと重く、落として割ってしまうのでプラスチックに変えたけれど、長い間一生懸命働いてきた両親に、これから穏やかに暮らして貰うのに、プラスチックの食器では寂しすぎる」というのです。
そこで、漆器のカップを作ってお渡しすると、「温もりがあって軽いね。修理がきくから、気兼ねなく使えると両親も喜んでいるよ!」と嬉しそうに報告してくれました。この経験から、〝軽くて、丈夫で、温かみがある〟との漆器の特性は高齢者にぴったりだと気付き、このプロジェクトを立ち上げました。
(工程途中の作業風景)
しっかりと仕事がされた漆の器は軽く、落としても割れにくく、割れても修理がきき、しかも漆独特の質感は食事を心温まる大切がものにしてくれる不思議な力があります。私は作り手として、自分の作ったものをどういう人に使ってもらいたいかを考えたとき、私にはおじいちゃんおばあちゃんはいませんが、両親や、お世話になっている身近なお年寄りの顔がう浮かんできます。そして、私の身近な方々以外にもどうやったら沢山のお年寄りに漆の器を使ってもらえるのか考えてみました。
より多くの方に漆のお椀を手に取って
もらいたく、引換券にも設定をしました。
そして思いついたのが、このプロジェクトに賛同してくださる方に引換えとして漆の器をご用意し、普段お店でご購入頂く値段で購入していただいて、通常作り手からお店を経てお客様にとどくまでの販売手数料の差額でもう一つお椀をつくり、それを高齢者施設に寄付するという形です。そうすることで、購入していただいた方やそのご家族、そして家族と離れて暮らすお年寄りにも同じように漆の器で豊かな食事の時間を過ごして頂けると考えました。
京都には漆を学べる学校や施設が沢山あり、私を含め若い作家や卵たちが沢山います。その仲間と伝統的な技法を守り、お年寄りに使ってもらうための漆のお椀を寒くなる冬までに60個作り、そのうち半分を京都の高齢者施設に寄付したいと思います。そして、もう半分は引換券を購入してくださった方へのお礼にして、購入してくださった方やその身近な方にも、本物の漆の器の温かみを感じていただきたいと思います。
このプロジェクトを通して、ホームに暮らす沢山のお年寄りにも、御自宅ではお年寄りはもちろん御家族の方にも使っていただくことで、豊かな時間を過ごして貰うことができます。そして漆離れが進んでいる暮らしの中で、もう一度漆の器の良さを再発見してもらうことができます。
そして、作り、使い、直し、というサイクルができれば、沢山の若い漆を勉強している人たちの仕事にも繋がり、これからも大切にしていきたい日本の漆の未来につながると思います。
☆制作したお椀は、社会福祉法人七野会 グループホーム姉小路様へ寄付させていただきます。
引換券について
・(NEW)漆のカップ1つ&スプーン1つ(ギフトBOX付き)
けやきの木地に、直接漆だけで仕上げています
・名前が入る権利
・漆塗箸(黒と赤の二色よりお選び頂けます)
・サンクスメール
・漆の椀ストーリー(お手元に届くお椀の写真付き制作工程の説明書)
・漆のお椀(下の模様のお椀の二つのお色と、無地の三種からお選びいただけます。無地は黒のみになります。)
(支援者様に届くお椀のイメージ黒です)
(支援者様に届くお椀のイメージ赤です)
・漆のカップ&スプーン2個セット(ギフトボックス付き)
けやきの木地に、補強の麻布をはって、下地をした固地仕上げ
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
「毎日使う、変わっていく、愛しい漆器」をテーマに京都で作家活動をしています。 漆の良さを、毎日の暮らしの中で感じて頂けたら嬉しいです。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,500円
1:サンクスメール
2:漆塗箸(黒と赤よりお選びいただけます)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
1,サンクスメール
7,漆のカップ1つ&スプーン1つ(ギフトBOX付き)
けやきの木地に、直接漆だけで仕上げています
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
15,000円
1に加えて、
3:漆のお椀1個
(模様入りの黒・赤・無地(黒のみ)の三種からお選びいただけます。)
4:「漆の椀ストーリー」
(お手元に届くお椀の写真付き制作工程の説明書が付きます)
(御希望の方には無料で名前を入れさせていただきます。)
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 24
30,000円
1・4に加えて、
5:漆のお椀2個セット
(模様入りの黒・赤・無地(黒のみ)の三種からお選びいただけます。)
(ギフトBOX付き)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 5
50,000円
1,4に加え
6,漆のカップ2個&スプーン2個セット(ギフトBOX付き)けやきの木地に、補強の麻布をはって、下地をした固地仕上げ
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
プロフィール
「毎日使う、変わっていく、愛しい漆器」をテーマに京都で作家活動をしています。 漆の良さを、毎日の暮らしの中で感じて頂けたら嬉しいです。