震災からの復興を願って「うたのちから」で福島に新たな希望を

 

---

“　福島　” 

東日本大震災後からどんなイメージになったでしょうか？

立ち上がり方は、町も人もそれぞれです

音楽の都市、福島県郡山では、その復興への願いを「うた」に託しました

それぞれの想いを乗せて、歌を響かせます

うたのちから応援コース

---

 

 

福島県郡山市で活動するうたふく実行委員会と申します。郡山市は高度経済成長期にかけて人口が急増したことから治安が悪くなり、反社会的勢力の多い「東北のシカゴ」としての名前が広がりました。その中でいつしか音楽が市民の心の拠り所となっていき、「東北のシカゴから東北のウィーンへ」と生まれ変わっていきました。2008年には「音楽都市宣言」行い「楽都郡山」をキャッチフレーズに音楽活動がさかんな街となりました。

 

2011年東日本大震災を受けて、音楽の街「楽都郡山」だからこその応援の仕方はと考え、開催されたのが「うた＝アカペラ」を通じた復興イベント「まちなか　うたふく」でした。震災で被災された福島の方々に元気を与えるため、2011年の秋から毎年イベントを行い、今年で６回目の開催を迎えます。参加バンド、参加者数も毎年増え、楽都郡山に欠かせないイベントになってきました。

 

９月に開催する「まちなか　うたふく2016」を例年以上に多くの方々に来ていただき、郡山を活性化させたいと思っています。ぜひ開催のご協力をお願いします！

 

 

 

今年で６回目の開催となる「まちなか　うたふく」ですが、開催当時は参加バンドは３つ程でかなり小規模なイベントでした。しかし「楽しかった」という口コミが、SNSと共に全国各地に広まり、県外からもたくさんの方が「うたふく」に参加してくださるようになり、徐々に大きなイベントへ成長してきました。昨年は、開催当初の4倍以上となる17バンドが参加し、11バンドが県外からの参加でした。

 

また、うたふくでは一般のアカペラバンドの参加以外に、よりイベントを盛り上げるためプロのアカペラバンドをゲストとしてお呼びし、2014年から、プロのアカペラバンド「SOLZICK」さんが出演しています。その結果、県外から50名以上が訪れるようになり、県外に「楽都　郡山」を広めていっています。今年のうたふくにも「SOLZICK」の出演が決定し、盛り上がること間違いなしです！

 

 

 

１バンドの人数は６人前後で全体の参加人数は100名を越えています。大学のアカペラサークルなど若い世代が中心となり、アカペラでまちなかを盛り上げています。１バンド約15分で個性を活かしたアカペラを披露するので、懐かしい名曲や洋楽、アニメソング、最近の曲まで、さまざまジャンルのうたを聞くことができます。駅前広場や駅前の商業ビルであるアティの前、うすい百貨店前など、さまざまな場所が会場となり、１つの場所にとどまって聞いたり、買い物がてらに移動しつつ別の場所で聞いたりしながら楽しむことができます。

 

また、当日は、すべて声のみの演奏であるアカペラを聞いて楽しんでもらうのはもちろん、郡山市のマスコットキャラクターである「がくとくん」と「おんぷちゃん」が来てくれるのでいっしょに写真をとったり触れ合うことができます。また、がくとくんの「ふわふわドーム」も設置する予定ですので、子どもたちが遊ぶ場所もあります。

 

 

 

終了後のアンケートでは、毎回温かい声をいただいています。今年もうたふくを開催すれば、皆さんに楽しんでもらうだけでなく、まちなかの活性化や音楽の街である「楽都郡山」のＰＲになると考えています。さらにこのイベントにより県外からも観光に訪れてくれれば、郡山市、福島県全体の活性化につながっていきます。

 

東日本大震災からの復興を願ってーー。この想いは6回目を迎えても変わらず、より熱い想いをもって、私たちは取り組んでいきます。そして、アカペラを通すことで、色々な世代が交流する機会を生み出し、楽しい時間をつくっていきます。

 

どうか開催に力を貸してください。よろしくお願い致します。

 

 

♬概要♬

日時：2016年9月3日(土)

場所：郡山駅西口の駅前広場他

当日のスケジュールや参加バンドは決定次第、まちなかうたふくのHPでお知らせします