支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 172人
- 募集終了日
- 2021年2月22日
緊急翻訳 バルファキスが語る、パンデミック以後の世界経済
今回のプロジェクト『世界牛魔人』の訳者 早川健治さんが注目のバルファキスさんのインタビューを緊急翻訳してくださいました!
まさに、今回のプロジェクトとコロナパンデミックを結び、私たちはどう?考えるか。
連続公開連載していきます。現在の「危機」を読み解くためにぜひ、お読みください!
バルファキスが語る、パンデミック以後の世界経済
連載第①号
ヤニス・バルファキス(聴き手:ロバート・ジョンソン、新経済思想研究所―INET)
以下(ほんの一部をご紹介いたします、次の②に
今回の抜粋部分を含む部分の全訳の第一弾を掲載いたします。
ここの段落では、コロナショックをもたらしているのは、2008年のリーマンショックで失われたもの<アメリカのウォール街の黒字再循環装置能力の喪失>
がもどっていないことが原因と語ります)
バルファキス
「よくあるパターンとして、今起きている危機―コロナウイルスに端を発する世界的な経済活動の停滞―を2008年の金融崩壊と対比して論じる人がいるよね。でもこれは間違っていると思う。2020年危機は2008年危機と切り離せるものではなく、むしろ2008年危機の延長線上で考えなければいけない事態だからさ。」
「ーー鍵となるのは金融資本の潮流だ。金融化が世界を一新した理由も、2008年金融崩壊が金融化に大ダメージを与えた結果、DNAですらない、RNAのほんの切れ端でさえもこれほどの打撃を僕らに浴びせることができるようになった、その理由もここから読み取れる。
コロナウイルスがこれほどひどい惨事をもたらしているのも、そもそも金融資本主義がコロナ以前にすでに深手を負っていたからなんだ。今日はこの文脈で話を進めたい。2008年に生じたある大きな出来事の発展型として2020年危機を捉えること。そもそも、2008年に起きた金融化の危機には決着がついていない―これを今日は示してみたいと思う。なるほど、金融市場は回復したかもしれない。お金は儲かっているかもしれない。でも、世界資本主義の要である金融化は、2008年という深手を完治できていない。僕の仮説が正しければ、コロナ以後の世界を理解したかったら―コロナ以後の世界について語りたがる人たちは本当に後を絶たないものだけど―まず2008年以後の世界を理解しない限り何も始まらない。」
リターン
3,000円
純粋応援コース
那須里山舎と『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』翻訳出版プロジェクトを応援してくださる方に、㈱那須里山舎より心を込めて感謝のお手紙をお送りいたします。
- 支援者
- 21人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
5,000円
完成書籍先取りコース
出版プロジェクトを応援しつつ『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』を本棚に置きたいという方へ。那須里山舎から本書を一冊、発売日前にお送りします。あわせて、感謝のお手紙も同封いたします。
- 支援者
- 107人
- 在庫数
- 189
- 発送完了予定月
- 2021年6月
10,000円
先行出版記念イベントコース
がっつりと応援しつつ制作チームと共に出版を祝いたいという方へ。那須里山舎より以下の三点セットをお送りいたします。
1、ご賛同者様限定先行出版記念イベントの招待状(オンライン開催を予定しておりますが、開催日程については調整中です)
2、『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』翻訳本一冊(発売日前)
3、那須里山舎より感謝のお手紙
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 22
- 発送完了予定月
- 2021年6月
30,000円
マックス応援コース
最大限の応援をしていただける方に、すべてのリターンに加えて、翻訳本の巻末にお名前を掲載させていただきます。以下のセットとなります。
1、ご賛同者様のお名前を翻訳書巻末に掲載
2、ご賛同者様限定先行出版記念イベントへの招待状
3、『世界牛魔人ーグローバルミノタウロス』完成本一冊(発売日前)
4、那須里山舎より感謝のお手紙
<*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。>
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 25
- 発送完了予定月
- 2021年6月