園児がお話を作る野菜の絵本!長野県茅野市に食育を広める機会を!

地元の園児たちとつくる野菜の絵本

 

はじめまして、小口隆彦と申します。

私は長野県の金元醸造にて日頃、農産物の加工品を作る仕事、味噌に携わる仕事をしております。

 

昨年、講師として地元保育園の園児達と味噌づくり体験をしたことがご縁で、何か園児たちと思い出を作りたいという気持ちから、味噌づくりの絵本を一緒に創作しました。

 

絵本にした理由は、もともと私が幼稚園の頃、食べ物の絵本を読んでもらった後に、登場した食べ物が食べたくなった記憶から、絵本は「食育」において大きな価値があるのでは？と考え始めたことがきっかけでした。

 

今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングを活用しながら、その時の経験を生かして、野菜を題材にした絵本を作ります。

 

味噌づくりでできなかった、「育てる」工程も含めて園児たちに体験してもらいたかったこともあり、植える、育つ、収穫、食べると一年掛かりのプロジェクトとして、昨年、年中さんだった園児にお願いする事となりました。

 

今後、何十年と地域に残る絵本になってくれる事、子供達が自分で作ったと言う記憶、農家さんが野菜を作ってきて良かったと感じてもらえる事を目標としております。

 

 

 

味噌づくりの絵本の時に気づいた、園児たちの食への強い興味

 

昨年、味噌づくりの絵本を制作していた中で、園児たちはしっかりとそのものの形や、味、作った体験、を記憶していると感じました。

 

はじめる前は、味噌に関連するお話が1つだけでも作れれば良いかな？と考えおりましたが、実際は5つのストーリーが出てきて、保育士さんたちも非常に驚いていました。

 

園児たちは、私たちが思っている以上に作った事や食べたことへの関心があるのです。小さい頃からしっかりと食べ物への理解を深めておくことで、それがいつか絶対に役に立つ時がくると思っています。

 

完成した絵本を見た方、新聞記事を読んで下さった方からは、「欲しい！」「うちの保育園の園児にも読み聞かせしたい！」「食育の資料としたい！」と言うお言葉を頂き、やって良かったと感じました。また、色々なお問い合わせをいただき、農林水産省のこども霞が関見学デーで展示したいとご依頼をいただいたり、長野県より“しあわせ信州”の認定をいただいたことがございました。

 

 

そんな中で、絵本を見た今井さんという農家の方から、「私も一緒に絵本を作ってみたいな」と相談がありました。

 

今井さんとのもともとの繋がりは、十数年前、農産物直売所で、「私の育てた青とうがらしを使って何か作れませんか？」とお声をかけて頂いたことから。そこから、ずっと仲良くさせていただいており、毎年青とうがらしを頂いております。

 

青とうがらし・ピーマン・きゅうり・ビーツなどをはじめとして、10種類を超える多種の野菜を扱っている農家さんで、野菜に深い愛情を注いでいるのを知っていたため、それならばと私が手伝う形で、野菜の絵本を作るプロジェクトがスタートしました。

 

 

子どもたちの感性で創る、ピーマンの物語

 

野菜の絵本を作る事が決まり、頭の中でどんな企画にしようか毎日毎日考えました。

 

そこからスタートし「よし！一年計画にして、野菜を植える所から園児さん達とやろう」と決め、市役所に相談しに行きました。

このときはドキドキしました。

それから保育園へ私と農家さんで訪問し園児の皆さんに育てる野菜を決める事から始めました。何十種類もの野菜から園児が選んだものは意外な野菜でした。

ピーマンです！

 

このピーマンの品種名がカワイイ名前で、”ピー太郎”と言います。肉厚で苦みがない食べやすいピーマンで、かわいい名前だったこともあり、子どもたちからも人気だったのだと思います。

今、園児たちは大人が想像もできないお話を考えています。
まだここに書くことはできませんが、忍者、旅、風呂、ポケットなど、単語だけじゃ伝わらないことばかり。何でもありの楽しい絵本になりそうです。

 

 

 

 

プロジェクトの内容と資金の使用使途

 

今回のクラウドファンディングでは、皆さまから、園児たちとつくる野菜の絵本の制作にかかる費用をご支援いただきたいと思います。

 

完成した絵本は、お世話になっている長野県茅野市の各保育施設へ寄贈し、多くの子どもたちに読んでもらえる機会をつくります。また、それと同時にお力添えを頂きました皆様への郵送も予定しています。

 

園児たちがこの体験を通して、直に食と触れ合い、健やかに成長してくれることを願っています。それとともに、彼らが大人になったときに、その子供が通う保育園に残っているような絵本になればと考えています。

 

そのためには、今回協力してくださっている、イマイ農園さん、保育士さん、園長先生、絵を描いてくださる方や関係者の方々だけでなく、ページをご覧いただいている皆さまのお力が必要となります。

 

 

目標額を越えた分は、茅野市に、食育のために活用していただくための資金として、寄附させていただきます。

 

この先、何十年も残っていくような絵本に

この本の制作とクラウドファンディングが、地域全体が食育を考える一つの機会になればと考えています。

 

地元の農家の皆さんと子どもたちの繋がりができ、食事の重要性や楽しさを理解してもらうことで、食がもっと近い環境になります。そうして食を通して、また新たな繋がりの環が広がっていくと嬉しいです。

 

私自身、絵本作りをしていく中で、たくさんの方々と出会う事ができました。このプロジェクトを継続し、いつか、色んな地域で食べ物の絵本を作る日を夢見ております。

 

まずは、子どもたちの笑顔の為にも、絵本を完成させます！そして農家さん、園児たちに喜んでもらえるために、最大限の努力をしていきます。

 

この先何十年と残っていく本にするためにも、是非、私たちにお力添えをお願い申し上げます。

 

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。