アプリを活用して多発する自然災害の被害や犠牲を食い止めたい!
支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 1人
- 募集終了日
- 2019年11月27日
災害から地域を守る|救急資器材や装置を搭載したDMATカーの導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 620,000円
- 支援者
- 9人
- 残り
- 66日
チカラをひとつに。₋ Jリーグ TEAM AS ONE募金 ₋
#災害
- 総計
- 2人
災害時にペットと一緒に避難できる施設がわかるアプリを開発したい
#災害
- 現在
- 30,000円
- 支援者
- 1人
- 残り
- 37日
地域や環境の問題に挑む「NPO法人・地域環境科学研究所」サポーター
#子ども・教育
- 総計
- 0人
明日の災害に備える仕組みにご支援を|カーシェアサポーター募集
#地域文化
- 総計
- 1人
令和6年能登半島地震で存続の危機。和倉温泉を助けて下さい。
#観光
- 現在
- 31,055,000円
- 支援者
- 1,644人
- 残り
- 20日
能登地震で倒壊した七尾・一本杉通りの名店「一本杉川嶋」を再建したい
#地域文化
- 現在
- 18,765,000円
- 支援者
- 332人
- 残り
- 19日
プロジェクト本文
人命にかかわる防災マニュアルを「トランスレーター」でアニメーションにしたい!
私は、株式会社バーチャルスクエアというアプリ開発会社で代表取締役をしています川崎善徳といいます。
この度、私たちは、音声を瞬時にイラストや簡単なアニメーションに変換できるアプリ「トランスレーター」を開発いたしました。
トランスレーターは、音声をイラストや簡単なアニメーションに変換できるアプリです。トランスレーターを使えば、ユーザーが話したことが、ボタン1つでイラストや簡単なアニメーションになって画面に表示されます。
トランスレーターがあれば、イラストが苦手な方でも、今日の出来事や体験をイラストやアニメーションにして、SNSで共有することができます。小説を読んで、挿絵を作ることもできます。取扱説明書をわかりやすいイラストやアニメーションにすることもできます。
このプロジェクトを立ち上げた理由
このように、トランスレーターには様々な用途がありますが、今回のプロジェクトは、ご支援していただいた皆様の資金で、都道府県や市区町村などの地方自治体が地域住民の方々の人命を守るために公開している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を、トランスレーターを活用してアニメーション化することです。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」は、地方自治体が、地域住民の方々の人命を守り、災害に遭遇した被災者の方々をサポートするために制作しています。ですから、一人でも多くの地域住民の方々がマニュアルをフル活用できる環境を整備することは人命を守るために大切なことだと思います。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」がアニメーションになれば、漢字の苦手なお子さんであっても、視力が衰えたお年寄りの方であっても、日本語の苦手な外国人の方であっても、マニュアルに書かれた人命にかかわる重要な情報が、記憶に残りやすくなります。
また、アニメーションになったマニュアルなら、文字を読んでいる余裕のない災害時にも、被災者の方々がマニュアルを活用することができます。
私たちは、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をアニメーションにすることは、一人でも多くの地域住民の方々がマニュアルを活用できる環境を整えることにつながり、自然災害から人命を守り、被災者の方々を支援することにつながると考え、このプロジェクトを立ち上げました。
毎年多発する自然災害による被害の報道を見るたびに「自分たちにも何かできないか!」と思っていた私たちは、マニュアルのアニメーション化が、自然災害から人命を守り、被災者の方々の支援につながると考え、このプロジェクトを立ち上げました。
今、多くの地方公共団体が、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を制作し、地域住民の方々の人命を守るための貴重な情報を提供しています。
貴重な情報が詰まったこれらのマニュアルを、トランスレーターを活用してアニメーションにすることは、自然災害による被害や犠牲を少しでも食い止めることにつながるという強い信念で、私たちは、このプロジェクトを推進して参ります。
防災マニュアルは人命を守る情報の宝庫
私は、長年、行政書士として、企業のコンプライアンスや危機管理に関するコンサルティングをしてきました。企業の危機管理に関するコンサルティングとは、本社が地震で倒壊した場合や役職員の不祥事が発見された場合など、企業の危機的状況への対応について、アドバイスをする仕事です。
企業の危機管理を専門とする私が、音声をイラストやアニメーションに変換できるアプリを開発しようと思い立ったきっかけは、私自身に起きた出来事でした。
2018年7月、死者・行方不明者数が 200 名を超える近年稀にみる大惨事となった西日本豪雨では、気象状況等の悪化に伴い、多くの被災地では自治体から避難勧告が発令されるなど、避難行動を促す情報が出されたものの、自宅に留まる等により、多くの方が亡くなるという結果になったといいます。(※)
※ 出典:中央防災会議 防災対策実行会議 平成30年7月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ「平成30年7月豪雨を踏まえた水害・土砂災害からの避難のあり方について(報告)」1頁(2018年12月)
http://www.bousai.go.jp/fusuigai/suigai_dosyaworking/pdf/honbun.pdf
私は、企業に対し、危機管理についてアドバイスをしているわけですが、危機管理で重要なことは「初動」です。いかに早く適切な行動をとるかが、企業の命運を左右します。
危機的状況において「初動」が重要であることは、災害が起きたときの地域住民の方々の行動にも通じるものがあると思います。
企業は危機管理のために、「危機管理マニュアル」を作成しています。危機管理マニュアルは、企業が危機的状況になったときの対策をまとめておき、実際に危機的状況になったときの被害を最小限に食い止めるためにあります。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」も、企業の危機管理マニュアルと同じだと思います。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」は、地域住民の方々が自然災害などに遭遇したときの対策をまとめておき、実際に自然災害が発生したときの被害や犠牲を最小限に食い止めるためにあります。
私は、多発する災害の報道を見て、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」といった、災害時の「初動」をまとめたマニュアルが、人命を守るために重要であるということを再認識しました。
そこで、私は、全国の地方自治体がホームページ上で地域住民の方々に向けて公表している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を調べ始めました。
調べたところ、札幌市の「さっぽろ防災ハンドブック」や青森県の「あおもりおまもり手帳」は、イラストがたくさん使われていましたが、ほとんどの地域のマニュアルは、イラストが少なく、文字ばかり並んでいました。
札幌市「さっぽろ防災ハンドブック」
https://www.city.sapporo.jp/koho/pamphlet/documents/01bosai_handbook.pdf
青森県「あおもりおまもり手帳」
http://www.bousai.pref.aomori.jp/files/E99D92E6A3AEE79C8CE998B2E781BDE3838FE383B3E38389E3.pdf
私は、50歳を過ぎて老眼が始まっていますから、文字ばかりのマニュアルは、読むのに大変苦労しました。老眼になると、文字がかすんで見えるのですが、メガネをかけても完全には矯正されないため、文字が読みにくいのです。
マニュアルを読み込むことに私自身が苦労したこの経験が、後の「トランスレーター」の開発のきっかけの一つとなりました。
防災マニュアルの現状と課題
文字ばかりの弊害は、「わかった気」になってしまうことです。皆様も、本を読んで、わかったと思っていたことが、いざ、思い出そうとすると思い出せないというご経験をなさったことはないでしょうか。
小説やビジネス書であれば、必要なときにもう一度読み直せばすむ話ですが、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」が必要なときは「災害時」ですから、もう一度読み直す時間はありません。
ここで、地方自治体が公表している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」の一部を、支援者の皆様にご覧いただきながら、マニュアルの現状と課題を考えてみます。
京都府・京都市合同の「防災対策マニュアル」には、次の記述があります。
京都府・京都市「文化財所有者のための防災対策マニュアル(簡略版)」[風水害対策編]
https://www.pref.kyoto.jp/kikikanri/documents/bunkazaim-fusuigai.pdf
「落雷等により文化財又はその保管・展示施設から出火している場合は、直ちに消防へ通報するとともに、自身の安全を確保した上で初期消火活動・延焼防止に努める。」
京都府・京都市合同の「防災対策マニュアル」は、京都らしく、地域住民の方々に、自分の安全を確保しつつ、文化財を保護するために初期消火活動や延焼防止をしましょうと呼びかけていますが、ここでは、初期消火活動や延焼防止の具体的な方法は示されていません。
京都府・京都市合同の「防災対策マニュアル」は、初期消火活動や延焼防止の具体的な方法をイラストやアニメーションで表示すれば、地域住民の方々の記憶に残りますし、「災害時に」開いても、被災者の方々が読まずに実践できるマニュアルになります。
愛媛県の「自主防災組織活動マニュアル」の「救出活動の手順」には、次のように、具体的にどんな行動をすれば良いのかが詳細に記載されています。
愛媛県「自主防災組織活動マニュアル Vol.4災害が発生した場合」
https://www.pref.ehime.jp/h15350/4612/documents/06zisyubomanyuaru-vol4.pdf
①まず自分の安全を確認し、家族や隣人の救出にあたる
②大きな声をあげて反応を確かめ、負傷者などの居場所の情報を集める
③居場所を確認したら、救出するための人を集める(負傷者が見える場合は5~10人、見えない場合は20人くらい)
④ノコギリ、ハンマー、バール、ジャッキ、ロープなどの資機材で救出する
⑤大規模な救出作業が必要な場合は、チェーンソーやエンジンカッターなどの資機材を利用し、必要な場合は速やかに消防機関などの出動を要請する。また、すぐに救出できない場合は、被災者の埋没位置や人数などを正確に把握しておく
愛媛県の「救出活動の手順」は、災害時の人命救助の方法などが具体的に示されている貴重な情報です。ただ、文字ばかりですから、記憶に残りにくく、また、「災害時に」読むのは困難です。
愛媛県の「救出活動の手順」も、①から⑤の行動をイラストやアニメーションで表示すれば、地域住民の方々の記憶に残りますし、「災害時に」開いても、被災者の方々が読まずに実践できるマニュアルになります。
福岡県の「福岡県防災ハンドブック」には、避難先での「エコノミークラス症候群予防のための運動例」として、一枚のイラスト付きで、次の運動が紹介されています。
福岡県「福岡県防災ハンドブック」(避難生活編)
https://www.bousai.pref.fukuoka.jp/bousaihandbook/browser/index.html#target/page_no=1
足首の曲げ伸ばし
1. 両手を後ろにつき、ひざを伸ばして座る。
2. 背中を伸ばし、足首をできるだけ体の側に曲げる。5 秒間ほど停止した後、今度は足裏に向けてしっかり伸ばす。
3. 5~10 回繰り返す。
「福岡県防災ハンドブック」で紹介されている「エコノミークラス症候群予防のための運動例」は、避難した地域住民の方々にとって、とても重要な情報であると思います。
ただ、運動の方法は、文章だけで説明されても、記憶に残りませんし、実践に移すのが難しいと思います。
この運動をアニメーションで表現すれば、運動の方法が記憶に残り、「災害時に」避難された方々が、避難場所でも、運動をすぐに実践できるようになります。
仙台市の「避難所運営マニュアル」には、次の記述があります。このマニュアルは、災害時ではなく、「平常時に」地域住民の方々がやっておくべきことを示したものです。
仙台市「避難所運営マニュアル(別冊)」(大雨時避難・開設編)
http://www.city.sendai.jp/kekaku/kurashi/anzen/saigaitaisaku/hinanjo/documents/ooamehen_4.pdf
「大雨の際などに適切に避難するためには、あらかじめ、ハザードマップをもとに水害や土砂災害のおそれのある区域と、避難場所や避難経路を確認しておきましょう。なお避難の際には、防災用具や医療品、貴重品等必要なものを持って避難しましょう。」
仙台市の「避難所運営マニュアル」は、災害時に避難するために地域住民の方々は普段から水害・土砂災害のおそれのある区域や避難場所・避難経路を確認しておくべきこと、そして、避難の際に持ち運べきものは何かという地域住民の方々にとって、とても大切な情報が簡潔に書いてあります。
仙台市の「避難所運営マニュアル」の「防災用具」の説明を、水やインスタント食品などの防災グッズを一つ一つイラストにして、人がリュックサックに入れるアニメーションにすれば、お子さんでも日本語の苦手な外国人の方でも、自分が何をすれば良いかがわかるようになります。
東京都世田谷区の「災害時区民行動マニュアル」には、次の記述があります。このマニュアルも、災害時ではなく、「平常時に」地域住民の方々がやっておくべきことを示したものです。
世田谷区「災害時区民行動マニュアル」
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/005/003/003/d00030836_d/fil/sasshiban.pdf
「阪神・淡路大震災では、犠牲者の8割以上が建物倒壊や家具類の転倒による圧死・窒息死で亡くなっています。倒壊した建物は火災が発生しやすく、道路をふさぎ消火・救助活動の妨げともなります。また、多くの家庭で食器棚の扉が開いて床に食器類が散乱し、冷蔵庫やタンスは倒れ、テレビや電子レンジが飛ぶ、といった現象が起こりました。落下物や割れた食器類、ガラス等でケガをしたり、逃げ道や出入口が家具でふさがれることがあります。住まいの耐震化、家具類の転倒防止はもちろん、寝る場所の近くに倒れやすい家具は置かないなど、配置にも工夫しましょう。」
東京都世田谷区の「災害時区民行動マニュアル」は、阪神・淡路大震災の際に犠牲となった方々の大半は圧死・窒息死で犠牲になったこと、だから、地域住民の方々は普段から耐震化や家具類の転倒防止をしておかなければならないという、具体的で重要な情報が書いてあります。
このマニュアルは、パッと見ただけで文章が長いと感じるため、平常時には、なかなか読む気がおきないと思います。
東京都世田谷区の「災害時区民行動マニュアル」は、例えば、倒壊の様子や転倒防止策などをイラストやアニメーションで表示することによって、平常時でも地域住民の方々の目を引くようになります。
災害時に実践できる防災マニュアル
このように、地方自治体が公表している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」は、地域住民の方々が災害時に知っておかなければならない、人命にかかわる大切な情報の宝庫です。
にもかかわらず、文字が多いために、私も老眼で読むのに苦労しましたが、私よりも老眼が進んでいるお年寄りの方は読むのが相当困難だと思います。
また、難しい単語の意味がわからないお子さんたちには読まれないと思いました。
日本を訪問したり、日本に住んだりしている日本語の苦手な外国人の方にとっても、文字ばかりのマニュアルの読み込みは、大変でしょう。
私自身が、マニュアルを読むのに苦労したことがきっかけとなり、私は、地方自治体が公表している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」といったマニュアルを、地域住民の方々が一目見ただけで、スーッと頭に入るマニュアルにならないかと考え始めました。
「防災対策マニュアル」や「災害時行動マニュアル」が、スーッと頭に入るマニュアルになれば、マニュアルが記憶に残りやすくなりますし、被災者の方々が災害時に実践することが容易になります。
防災マニュアルのアニメーション化が急務!
日本各地の「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を読んだ私は、すぐに、「マニュアルのアニメーション化」を思いつきました。
人命にかかわる「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を、地域住民の方々が、一目見ただけで実践できるマニュアルにするためには、マニュアルが、もっと多くのイラストで、できればアニメーションで表現される必要があるとと思ったのです。
しかも、近年、日本各地で大災害が断続的に発生している現状を考えると、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」のアニメ化は急務だと思いました。
そもそも、災害に巻き込まれたときに、文字を読み込んで、行動に移すことは困難であることが容易に想像できます。
例えば、火災に対して緊急に対応しなければならない場面に遭遇したときに、消火器の使用方法について文字を読んで理解し、行動に移すことは、防災訓練を受けていても、かなりの困難が伴うはずです。
そのような場面でも、アニメーションなら、消火器の利用の仕方をわかりやすく表現できます。
そう考えた私は、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」のアニメーション化に取り組むことに挑戦しようと思いました。
でも、災害時行動マニュアルを、すべてイラストやアニメーションにしようとすると、膨大なページ数のマニュアルになってしまいますし、莫大な時間とコストがかかってしまいますので、現実的ではありません。
そこで、私は、必要なときに、必要な文字だけをイラストやアニメーションに変換できるアプリがないか、探し始めました。
アプリ開発にチャレンジ
私は、世の中に色々と便利なアプリが出ているのだから、文字をイラストやアニメーションに変換できるアプリもあるはずと思い、そのようなアプリを探しました。
ところが、文字をイラストやアニメーションに変換できるアプリは、見つかりませんでした。
そこで、私は、必要なときに、必要な文字をイラストやアニメーションに変換できるアプリを自分で開発することにしました。
実は、私は、企業の危機管理を専門とする一方で、企業から注文があれば、チャットボット(ユーザーと対話を行うプログラム)の制作をするプログラマーでもあるという、少し変わった経歴を持っています。
この少し変わった私の経歴が、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をイラストやアニメーションに変換できるアプリの開発の発想につながりました。
プログラミングの基礎はできていた私ですが、あらためて、プログラミングの本を数冊買い込み、仕事が終わると、コードをパソコンに打ち込みながら毎日少しずつ勉強しました。
人工知能の本まで買った私は、やはり小さな文字ばかりで読みにくいプログラミングの本を読破しました。
残念ながら、人工知能のプログラミングは理解できませんでした。それどころか、文字をイラストやアニメーションに変換するアプリの開発方法すらわかりませんでした。
このため、自分自身でアプリを開発することは、断念せざるを得なくなりました。
アプリ開発会社の設立
それでも、私は、自然災害による被害や犠牲を食い止めるために、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をアニメーションにするアプリを開発することを諦めきれませんでした。
そこで、私は、自分自身でアプリを開発することは断念した代わりに、新しくアプリ開発会社を立ち上げ、私自身は、アイデアを出すことと会社の経営に専念することにしました。
そして、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をアニメーション化することに賛同するプログラマーに参加してもらい、実績豊富なアプリ開発会社やイラストやアニメーションを制作するデザイナーの方たちのご協力もいただき、アプリの開発を進めました。
これまでの活動状況-アプリの利便性の向上を求めて
私たちは、文字をイラストやアニメーションに変換できるアプリの開発を進め、2019年6月に、デモ版を完成させました。
プログラマーは、アプリの開発当初から、アプリを「トランスレーター」と呼んでいました。文字をイラストに「翻訳」するという意味でトランスレーターと呼んでいたようですが、私たちは、このアプリを「トランスレーター」と呼ぶことにしました。
私たちが、トランスレーターを開発した理由は、地方自治体にトランスレーターを活用していただき、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」のアニメーション化を推進することで、自然災害から人命を守ることにつなげたいとと考えたからです。
私は、地方自治体にトランスレーターを活用していただくために、できるだけ多くのユーザーの方々にトランスレーターのデモ版を試していただき、ユーザーの方々からの感想を反映させて、トランスレーターの実用性や利便性を、デモ版以上に向上させる必要があると思いました。
私は、誰に向けて、どのようにトランスレーターを公開すれば、大勢の方にデモ版を試していただけるかを考えました。
そこで、私は、まず、トランスレーターの利用方法について、専門業者を使ってアンケート調査を実施してみることにしました。回答の多い利用方法を生かして、できるだけ大勢の方にデモ版を試していただこうと考えたからです。
アンケート調査の結果、トランスレーターには、多くの利用方法があることがわかりました。回答として多かった利用方法の一部をご紹介すると次の通りです。
・ 日記をイラストにする
・ SNSへの投稿をイラストにする
・ 取扱説明書をイラストにする
・ 外国語の書物をイラストにする
・ 自作小説をイラストにする
・ 歌詞をイラストにする
・ 教科書・参考書をイラストにする
・ レシピをイラストにする
・ 目的地までの経路をイラストにする
・ 法律専門書をイラストにする
・ 観光案内をイラストにする
・ 契約書をイラストにする
・ お経をイラストにする
私は、アンケート調査で、上位となった利用方法である「日記をイラストにする」や「SNSへの投稿をイラストにする」に着目しました。
そして、新しいものに抵抗の少ない10代から20代の方に向けて、「スマホに話しかけるだけで、日記や体験をイラストやアニメーションにして、SNSで共有できるアプリ」として、トランスレーターを公開してはどうかと考えました。
こうして、私たちは、トランスレーターのデモ版を試していただくために、10代から20代の方に向けた専用サイトやプロモーションビデオを制作し、2019年8月に公開しました。
※ トランスレーターの利用方法
私たちは、アンケート調査を実施したことで、トランスレーターに様々な利用方法があることを知りました。
アンケートの回答には、「自分の将来像をイラストにする」、「俳句・川柳・短歌をイラストにする」、「誕生日の新聞をイラストにしてプレゼントする」といった利用方法もありました。
変わったところでは、「古代文字をイラストにする」という回答もありました。これを実現するためには、古代文字を解読するプログラムが必要ですが、アイデアは良いと思いました。
私が、面白いと思ったのは、「新郎新婦の両親への手紙をイラストにする」というアイデアです。披露宴などで新郎新婦が両親への手紙を読むと、バックのスクリーンに内容に合わせたイラストやアニメーションが表示されるのは印象に残ると思いました。
このように、トランスレーターは、ユーザーの方のアイデア次第で、利用方法が広がると思います。
今後の展望-地方自治体にご活用いただくために
トランスレーターのリリースやプレゼンテーションのタイムスケジュールは、次の通りです。
2019年 | 6月 |
トランスレーターのデモ版の完成 |
8月 | 10代から20代に向けた専用サイトやプロモーションビデオを公開 | |
11月 | クラウドファンディング開始 | |
2020年 | 1月 | 地方自治体に向けたパンフレットや専用サイトの制作開始 |
4月 | ご支援者の皆様によるトランスレーターのご利用開始 | |
7月 | ・トランスレーターを正式にリリース ・地方自治体に向けてプレゼンテーションを開始 |
私たちは、トランスレーターのデモ版を2019年6月に完成させました。そして、トランスレーターのデモ版を試していただくために、10代から20代の方に向けた専用サイトやプロモーションビデオを制作し、2019年8月から公開しています。
また、地方自治体に向けたトランスレーターのプロモーションの準備として、2020年1月に、地方自治体向けのパンフレットや専用サイトの制作を始める予定です。
2020年4月には、ご支援いただいた皆様にトランスレーターをご利用いただきます。
そして、2020年7月には、トランスレーターを正式にリリースし、地方自治体に向けて、プレゼンテーションを開始する予定です。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」のアニメーション化を推進するためには、地方自治体に積極的にトランスレーターをご活用いただく必要があります。
このため、一般ユーザーの方の利用料が1回につき(※)500円であるところ、地方自治体には1回につき150円で利用していただく予定でいます。地方自治体の場合、共有できるイラストやアニメーションがかなり多いと想定されることも、利用料を下げることができる理由です。
一般ユーザーの方のアプリの利用料は、1回につき500円になります。
決して安くはないと思いますが、イラスト制作費は意外と高額であること(1枚につき12,000円以上かかります)、一般ユーザーの方の場合、共有できるイラストやアニメーションの数が、地方自治体ほどには多くないと想定されることから、このような料金設定にしました。
(※)1回とは、1つの文章をイラストやアニメーションに変換する回数です。
「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を地域住民の方々に向けて公表している地方自治体は、トランスレーターを活用することで、マニュアルをイラストや簡単なアニメーションに変換できるようになります。
例えば、消火器の利用方法であれば、地方自治体の職員は、「消火器の利用方法」とトランスレーターに話しけるだけで、消火器の利用方法を説明したイラストやアニメーションを取得し、取得したイラストやアニメーションをダウンロードして、地方自治体のサイトに掲載できます。
仮に、トランスレーターを利用しないで、日本全国の地方自治体が、消火器の利用方法のイラストやアニメーションを作ろうとするとどうなるでしょうか。
日本の市区町村の数は、1,500以上あります。
出典:地方公共団体情報システム機構「都道府県別市区町村数一覧」
https://www.j-lis.go.jp/spd/code-address/kenbetsu-inspection/cms_11914151.html
1,500以上のすべての地方自治体が、消火器の利用方法を説明したイラストやアニメーションを制作しようとすると、1枚のイラスト制作に12,000円かかりますので、わずか1枚のイラストを制作するだけで、1,800万円以上かかる計算です。10枚も制作すれば、費用は2億円近くになってしまいます。
トランスレーターを利用すれば、地方自治体はわずかな費用を負担するだけで、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をイラストやアニメーションにすることができます。
このように、地方自治体は、トランスレーターを活用することで、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を容易にアニメーション化することが可能になります。
トランスレーターは、2020年7月に正式にリリースしますが、2020年4月には利用可能となる予定ですので、ご支援いただいた皆様には、2020年4月からトランスレーターをご利用いただけます。
2020年4月からトランスレーターをご利用いただく支援者様の中で、ご協力いただける皆様には、トランスレーターの実用性と利便性の向上のために、私たちにトランスレーターに関する感想や意見をお送りいただけましたら、幸いに存じます。
私たちとの双方向のコミュニケーションを通じて、トランスレーターを地方自治体にも一般ユーザーの方にも活用しやすいアプリにするために、トランスレーターの改良に積極的にご参加いただけますと大変ありがたく存じます。
トランスレーターの特徴
アプリの特徴
最初に私たちが完成させたトランスレーターの試作品第一号は、アプリが、入力された文章の中からキーワードを1つ検索して、キーワードに関連した1枚のイラストを表示する単純なアプリでした。
ところが、これでは、柔軟性に欠け、使い勝手が良くありません。
どういうことかをご説明するために、10代から20代に向けて制作したイラストを利用いたします。
例えば、「公園を見つけた」という文章であれば、キーワードは「公園」だけですから、アプリは次のようなイラストを表示します。
この方法では、「今日は、彼と公園を歩いた」という文章が入力されても、トランスレーターは、「公園」しか表示しません。「公園」をキーワードとして認識できても、「彼と歩いた」をキーワードとして認識することができないからです。
試作品第一号では、キーワードが2つ以上ある文章からユーザーが意図したイラストを表示することはできないわけです。
だからといって、単語ではなく、文章全体をキーワードにしても上手くいきません。確かに、「今日は、彼と公園を歩いた」という文章全体を1つのキーワードにすれば、次のように表示することはできます。
でも、この方法では、文章ごとにイラストを制作しなければならなくなり、イラストの数が無限大に必要になってしまいます。
以上の問題を解決するためには、トランスレーターを、複数のキーワードに反応するアプリに改良する必要があるわけですが、これだけでは、問題が残ります。
「今日は、彼と公園を歩いた」というキーワードが2つある文章と「今日は、雨の中、彼と傘をさして公園を歩いた」というキーワードが4つある文章は、ほんの少し違うだけなのに、別々にイラストを準備しなければならなくなり、やはり、膨大な数のイラストが必要になってしまうからです。
私たちは、「制作するイラストの数をどうすれば減らすことができるか?」という課題を解決する方法を考えました。そして、「深度」というフラグをイラストに立てて、イラストを何層にも重ねるようにプログラムし改良したのです。
この技術を採用したことで、トランスレーターは、例えば、「今日は、彼と公園を歩いた」という文章をイラストに変換するときに、「公園」のイラストと、「彼と歩いた」イラストの2つのイラストを呼び出し、それぞれのイラストに予め割り当てた深度に応じてイラストを重ね合わせ、1枚のイラストとして表示することができるようになりました。
トランスレーターは、何層にもイラストを重ね合わせることが可能です。
ですから、「今日は、雨の中、彼と傘をさして公園を歩いた」であれば、先ほどの2枚のイラストと、「雨」と「傘」の2枚のイラストの合計4枚のイラストを呼び出すことができます。
次のイラストは、トランスレーターが、4枚のイラストを呼び出して、適切に重ね合わせて表示したイラストです。
この技術のおかげで、作成しなければならないイラストの数を、劇的に減らすことが可能になりました。
例えば、「雨の中、犬が公園を走り回っている」という文章をイラストに変換するとき、トランスレーターは、先ほどのイラストで利用した「雨」や「公園」のイラストを再利用できるようになったからです。
トランスレーターの技術を特許出願
イラストの1枚1枚に「深度」というフラグを立て、イラストを適切に重ね合わせることで、ユーザーが入力した文章を柔軟にイラストに変換できる技術をトランスレーターに採用したとき、私たちは、大喜びでした。
そこで、トランスレーターの技術に関して、特許を取得することはできないかと考え、特許業務法人平和国際特許事務所の岡野功弁理士に相談しました。
岡野弁理士に言われたのは、まず、逆に、私たちが作ったトランスレーターが、既に他人が取得している特許を侵害していないかを調査する必要があるということでした。確かに、この点に、私たちは気づきませんでした。
そこで、岡野弁理士にお願いして、私たちが特許侵害をしていないかどうかを調査してもらいました。その結果、トランスレーターで利用している技術は、他人の特許を侵害していないという報告がありました。
次に、私たちは、トランスレーターの技術に関して、特許出願できないかと岡野弁理士に相談したところ、イラストを重ね合わせる技術などから、特許を取得できる可能性があるというお話がありました。
そこで、私たちは、トランスレーターの技術に関して、特許出願しました。
※ 特許出願
トランスレーターは、次のような特徴があることから、特許業務法人平和国際特許事務所に代理人となったいただき、特許出願(識別番号:519304044)をしています。
☆ 絵のイメージを音声や文字入力するだけで、静止画や動画を簡単に生成することができる。
☆ 複数レイヤを合成するので、重なる画像も精緻に生成できる。
☆ ユーザーのイメージ通りなるまでイラストを修正できる。
☆ 生成したイラストは、SNS等で利用できる。
文字入力から音声入力への改良と壁
私たちは、ユーザーの利便性の向上のために、文字入力を音声入力に改良することにしました。
やはり、文字を入力する作業は手間になりますので、トランスレーターを、音声を認識し、音声を文字に変換してからイラストやアニメーションを表示するアプリに改良し、「デモ版」を完成させました。
デモ版で、ユーザーは、パソコンやスマートフォンに話しかけるだけで、イラストやアニメーションを制作することができます。
デモ版は、パソコンであればGoogle Chrome、スマートフォンであればAndroidが備えている音声認識機能を使って、トランスレーターが音声を認識し、イラストに変換する仕組みを可能にしています。
ですが、これではiPhoneではトランスレーターが利用できないことになります。そうかといって、音声入力の仕組みをゼロから作るとなると大変です。
ただ、今は、Googleが、音声を認識してテキストに変換するために開発した技術をAPIとして公開していますので、GoogleのAPIを利用すれば簡単にプログラムできます。
当初、私たちは、GoogleのAPIを利用してプログラミングを開始しました。ところが、途中で、「GoogleのAPIを商用利用することは可能なのか?」という疑問がわいてきました。
私たちは、トランスレーターを多数のユーザーにご利用いただくわけですが、GoogleのAPIを利用したアプリを他人に利用させることに制限はないのか?という疑問です。
私たちは、専門家に相談することに決め、著作権に詳しい、三宅坂総合法律事務所の星野光帆弁護士に相談しました。
星野弁護士の調査の結果、Googleが公表しているAPIの利用規約などによると、多くのユーザーに利用していただくトランスレーターにGoogleのAPIを利用することはできないという壁があることがわかりました。
そこで、私たちは、トランスレーターに利用することができるAPIを探し始め、スマートフォンのアプリに応用できるAPIをMicrosoftが公開していることを知り、こちらのAPIを利用して、トランスレーターに音声を認識させることにしました。
※ トランスレーターの改良を確実に実施するために
トランスレーターの改良を確実に実施するために、トランスレーターの改良にあたりましては、デモ版を開発しました当社のプログラマーがプロジェクトマネージャーとなって監督し、いわゆるオフショア開発をしている株式会社BAPと共同で開発いたします。
また、念のため、バックアップとして、株式会社パディテック(同じくオフショア開発会社)にも、いつでも開発してもらえる約束を取り付けています。
イラストからアニメーションへ
トランスレーターは、音声をイラストだけでなく、簡単なアニメーションに変換できるアプリです。実際、デモ版も、単純なアニメーションですが、音声に応じたアニメーションを表示します。
トランスレーターがアニメーションを表示するロジックは、イラストを表示するロジックと同じです。ですから、実は、私たちにとっては難しくありませんでした。
ロジックは難しくありませんが、イラストの制作と比較して、アニメーションを制作できるイラストレーターの方の数が少なく、また、アニメーションの制作はイラストの制作よりも時間がかかるため、現在のトランスレーターは、簡単なアニメーションしか表示できません。
ただ、簡単なアニメーションでも、イラストよりアニメーションで表現した方が、伝えたいことが伝わりやすいと思います。
今後とも、トランスレーターで表示できるアニメーションの数を増やしていき、さらに、このプロジェクトで、複雑なアニメーションの表示にも挑戦していきたいと思います。
トランスレーターの使い方
現在のトランスレーターの使い方を、10代から20代の方に向けて制作したイラストで説明すると、次の通りです。
デモ版をお試しください
機能は限定的ですが、トランスレーターのデモ版を、以下のリンクから実際にお試しいただけます。
・ デモ版はパソコンで正常に動きます。ブラウザーはGoogle Chromeをお使いください。
・ パソコンでクリックしてもデモ版が表示されないときは、右クリックで「新しいタブで開く(T)」を選択すると表示されます。
・ デモ版は動作確認のために制作したものですので、表示できるイラストは3種類に限られます。
・ Androidのスマートフォンでもお試しになれます。文字が重なることがありますが、イラストボタンを押せば、イラストやアニメーションを表示します。
・ iPhoneでお試しになる場合、音声認識機能が使えませんので、文字をご入力の上、イラストボタンを押してください。イラストやアニメーションを表示します。
・ 製品版は、Microsoftが公開しているAPIを利用して、AndroidでもiPhoneでも音声入力が可能になり、正常に動くようになります。
※ デモ版の試し方
トランスレーターは、防災関連の情報をイラストやアニメーションにすることができます。
「音声認識開始」をクリックして、「地震だ!」と言って「イラスト」をクリックすれば、地震でテーブルの下にもぐった女性が、簡単なアニメーションで表示されます。
トランスレーターで、ユーザーは、日記や思い出をイラストやアニメーションにして残すことができます。
「音声認識開始」をクリックして、「今日は、彼と公園を歩いた」と言って「イラスト」をクリックすれば、彼と公園を歩くイラストが表示されます。
もちろん、雨が降っていたのなら、「音声認識開始」をクリックして、「今日は、雨の中、彼と傘をさして公園を歩いた」と言って「イラスト」をクリックすれば、アニメーションで雨を降らすことも、傘をさすこともできます。
また、季節の風物詩をアニメーションにして、SNSで共有することも可能です。「音声認識開始」をクリックして、「線香花火をやったよ!」と言って「イラスト」をクリックすれば、パチパチと光る線香花火のアニメーションが表示されます。
トランスレーターのウィークポイント
トランスレーターは、音声をイラストやアニメーションに変換しますが、トランスレーターで表示されるイラストやアニメーションは、すべて、当社が自前で準備する必要があります。著作権の問題などがあるからです。
したがいまして、表示できるイラストやアニメーションは当社が制作したイラストやアニメーションに限定されます。このため、トランスレーターは、どんな内容の音声でもイラストやアニメーションに変換できるわけではありません。
当社は、この弱点を克服するために、イラストやアニメーションの充実に努めるとともに、イラストを安定的に確保するための方法を検討し、ユーザーの方々の利便性の向上に努めて参ります。
プロジェクトについて
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、ご支援していただいた皆様の資金で、都道府県や市区町村などの地方自治体が地域住民の方々の人命を守るために公開している「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」を、トランスレーターを活用してアニメーション化することです。
私たちは、「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」をアニメーションにすることは、一人でも多くの地域住民の方々がマニュアルを活用できる環境を整えることにつながり、自然災害から人命を守り、被災者の方々を支援することにつながると考え、このプロジェクトを立ち上げました。
資金はこのように使われます
このプロジェクトの主な資金使途は、イラストやアニメーションの制作費と、トランスレーターの改良費です。
トランスレーターは、著作権が当社にあるイラストやアニメーションを大量に必要とします。
私たちは、初め、誰でもイラストを投稿できるプラットフォームを作り、イラストを無料で描いてもらえる方を集めようとしました。でも、こうしてしまうと、他人の著作権を侵害したり、公序良俗に反したりするようなイラストが集まる可能性があったため、現在、イラストレーターの方々と契約し、イラストを発注しています。
イラスト制作は意外と高額で、当社が求めるレベルのイラストを制作してもらうためには、通常、1枚につき12,000円かかります。大量に発注することから、イラストやアニメーションの制作費の総額は相当な金額になります。
また、トランスレーターの改良費もかかります。デモ版では、iPhoneで音声を認識できないため、Microsoftが提供するAPIを利用して、トランスレーターを、AndroidでもiPhoneでも動くアプリに改良することにしています。
このプロジェクトでご支援いただいた資金が、500万円でしたら、250万円は地方自治体の利用を想定した「防災マニュアル」や「災害時行動マニュアル」向けのイラストやアニメーションの制作費として利用させていただきます。
地方自治体向けのイラストやアニメーションの制作では、特に、アニメーションを充実させるようにします。
また、100万円はトランスレーターの改良費として、50万円は地方自治体に向けたパンフレットやサイトの制作のために利用させていただきます。残金は、その他のイラストやアニメーションの制作費として利用させていただきます。
このように、ご支援いただいた皆様から集められた資金の50%は、地方自治体や地域住民の方々のために利用させていただきます。
※ トランスレーターの主な改良点
・ 音声認識機能の向上
・ イラスト再作成(作り直し)機能の向上
・ トランスレーターのログイン機能の追加
・ イラストやアニメーションのダウンロード機能の追加
運営会社の概要
当社の会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社バーチャルスクエア |
代表者 | 代表取締役 川崎善徳 |
業務内容 | スマートフォンやタブレット端末で動作するアプリの開発 |
連絡先 | 03-6629-3405 |
URL | https://virtualsquare.jp (サイトでは、10代から20代の方に向けて、デモ版の利用を呼びかけています) |
当社のクレド
1. 社会に少しでも貢献できるアプリを開発する
2. ユーザーの生活の利便性が向上するアプリを開発する
3. 世の中にないオリジナリティあふれるアプリを開発し続ける
4. 遊び心のあるアプリを開発する
5. 常にユーザーの声に耳を傾ける
6. 当社の成長は応援してくださる皆様のおかげであることを忘れない
協力・監修
トランスレーターの開発、規約の監修、特許出願に関しまして、外部の専門家のご協力をいただいています。
共同開発 | 株式会社BAP |
規約監修 | 三宅坂総合法律事務所 弁護士 星野光帆 |
特許出願 | 特許業務法人平和国際特許事務所 弁理士 岡野 功 |
リターンにつきまして
トランスレーターは、2020年7月に正式にリリースする予定です。また、リリース後、1回(※)500円で利用していただけるようにします。
(※)1回とは、1つの文章をイラストやアニメーションに変換する回数です。
ご支援いただいた皆様には、リリースよりも3か月先行して、2020年4月からトランスレーターをご利用いただきます。
ご支援をいただいた皆様全員に感謝の気持ちをサンクスレターにしてお送りいたします。リターンといたしましては、以下の中からお選びいただけます。
※ 先行利用で表示できるイラストやアニメーションについて
・ このプロジェクトは、自然災害による被害の防止や被災者の支援を目的として、トランスレーターで防災マニュアルをイラストやアニメーションにするプロジェクトですので、防災関連のイラストやアニメーションが中心になります。
・ その他のイラストやアニメーションは、季節の風物詩(春であれば桜が風で舞うアニメーションなど)を中心に制作する予定ですが、ご支援いただいた皆様からご意見をいただきながら制作していきたいと思います。
① 2,500円(16%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月1回6か月間トランスレーターをご利用いただけます。
② 5,000円(16%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月1回1年月間トランスレーターをご利用いただけます。
・ 毎月2回、プロジェクトの詳細な活動報告や裏話などを発信いたします。
③ 7,000円(22%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月3回6か月間トランスレーターをご利用いただけます。
・ 毎月2回、プロジェクトの詳細な活動報告や裏話などを発信いたします。
④ 13,000円(27%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月3回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・ 毎月2回、プロジェクトの詳細な活動報告や裏話などを発信いたします。
・ ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
※ 注意事項:サイトへの記載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
⑤ 20,000円(33%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月5回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・ 毎月2回、プロジェクトの詳細な活動報告や裏話を発信いたします。
・ ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ ご希望により、地方自治体向けのパンフレットにご支援者様の氏名を記載いたします。
※ 注意事項:サイト・パンフレットへの記載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
⑥ 40,000円(33%OFF)コース
・ 2020年4月から毎月10回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・ 毎月2回、プロジェクトの詳細な活動報告や裏話を発信いたします。
・ ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ ご希望により、地方自治体向けのパンフレットにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ ご希望のデザインの防災関連又は季節の風物詩のオリジナルイラストを1枚プレゼントいたします。(12,000円相当)
※ 注意事項:サイト・パンフレットへの記載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
【ご注意)プレゼントするイラストにつきまして
・ 募集期間終了後、どのようなイラストをご希望されるかをお尋ねいたします。
・ イラストは、簡単なアニメーションにすることができる場合があります。
・ 当社が公序良俗に反すると判断するイラストの制作はいたしかねます。
・ 再作成(作り直し)のご希望には添いかねます。
・ イラストのファイル形式はPNGです。
・ イラストは4月までに納品する予定ですが、ご希望される支援者様が多かった場合、納品が遅れることがあります。
・ できる限りご希望に沿うようにいたしますが、ご希望のデザインが複雑な場合、デザインの変更をお願いすることがあります。
・ イラストは次のようなテイストになります。
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・プロジェクトの終了要項
<リリース完了予定日>
2020年7月1日
<ウェブサイト・アプリ内容>
当社は、音声をイラストや簡単なアニメーションに変換できるスマートフォンアプリ(iPhone、android対応)を開発しています。
このアプリを利用すれば、個人の利用者は、次のようなことができます。
・毎日の出来事や体験をイラストやアニメーションにすること
・好きな小説の挿絵にしたい箇所を読んで、挿絵を作ること
・自分の将来像をイラストにすること
・俳句・川柳・短歌をイラストにすること
・誕生日の新聞をイラストにしてプレゼントすること
また、法人・団体の利用者は、次のようなことができます。
・企業が、社内マニュアルをわかりやすいイラストやアニメーションに変換すること
・都道府県や市区町村といった地方自治体が、地域住民の方々に向けて公開している「防災マニュアル」をわかりやすいイラストやアニメーションに変換すること
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のプロジェクトは、防災マニュアルをイラストやアニメーションにするために地方公共団体にアプリを利用していただくプロジェクトですので、アプリが表示できるイラストやアニメーションは、防災関連のものが中心になります。予めご了承ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
株式会社バーチャルスクエア代表取締役の川崎善徳です。 この度、私たちは、音声をイラストやアニメーションに変換するアプリ「トランスレーター」を開発しました。 今回のプロジェクトは、ご支援していただいた皆様の資金で、地方自治体が公開している「防災マニュアル」を、トランスレーターを活用してアニメーションにすることです。 防災マニュアルは、地方自治体が、地域住民の方々の人命を守り、災害に遭遇した被災者の方々を支援するために制作しています。私たちは、防災マニュアルをアニメーションにすることは、一人でも多くの地域住民の方々が防災マニュアルを活用できる環境の整備につながり、自然災害から人命を守り、被災者の方々を支援することにつながると考え、このプロジェクトを立ち上げました。 トランスレーターのデモ版を公開しています。皆様には、デモ版をお試しいただき、ご支援をご検討していただければ幸いに存じます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
2,500円
2,500円(16%OFF)コース
・2020年4月から毎月1回6か月間トランスレーターをご利用いただけます。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
5,000円
5,000円(16%OFF)コース
・2020年4月から毎月1回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・毎月2回、活動報告(データ)や裏話をメールにてお送りいたします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
7,000円
7,000円(22%OFF)コース
・2020年4月から毎月3回6か月間トランスレーターをご利用いただけます。
・毎月2回、活動報告(データ)や裏話をメールにてお送りいたします。
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
13,000円
13,000円(27%OFF)コース
・2020年4月から毎月3回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・毎月2回、活動報告(データ)や裏話をメールにてお送りいたします。
・ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
※ 注意事項:サイトへの掲載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
20,000円
20,000円(33%OFF)コース
・2020年4月から毎月5回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・毎月2回、活動報告(データ)や裏話をメールにてお送りいたします。
・ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ご希望により、地方自治体向けのパンフレットにご支援者様の氏名を記載いたします。
※ 注意事項:サイト・パンフレットへの掲載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
40,000円
40,000円(33%OFF)コース
・2020年4月から毎月10回1年間トランスレーターをご利用いただけます。
・毎月2回、活動報告(データ)や裏話をメールにてお送りいたします。
・ご希望により、地方自治体向けのサイトにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ご希望により、地方自治体向けのパンフレットにご支援者様の氏名を記載いたします。
・ご希望のデザインの防災関連又は季節の風物詩のオリジナルイラストを1枚プレゼントいたします。(12,000円相当)
※ 注意事項:サイト・パンフレットへの掲載に関する条件の詳細につきましては、以下のリンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年4月
プロフィール
株式会社バーチャルスクエア代表取締役の川崎善徳です。 この度、私たちは、音声をイラストやアニメーションに変換するアプリ「トランスレーター」を開発しました。 今回のプロジェクトは、ご支援していただいた皆様の資金で、地方自治体が公開している「防災マニュアル」を、トランスレーターを活用してアニメーションにすることです。 防災マニュアルは、地方自治体が、地域住民の方々の人命を守り、災害に遭遇した被災者の方々を支援するために制作しています。私たちは、防災マニュアルをアニメーションにすることは、一人でも多くの地域住民の方々が防災マニュアルを活用できる環境の整備につながり、自然災害から人命を守り、被災者の方々を支援することにつながると考え、このプロジェクトを立ち上げました。 トランスレーターのデモ版を公開しています。皆様には、デモ版をお試しいただき、ご支援をご検討していただければ幸いに存じます。