プロジェクト概要

布から色まで自然の恵みをたっぷり使った天然衣料!古臭いイメージのナチュラル系衣料の歴史を変える新しいファッション誌を作りたい!

 

初めまして、『VivaLaViwa』デザイナーのErikaと申します。草木染めを施した衣料、麻やコットン、シルクなどの自然の素材を使った、自然の恵みを生かした「天然素材衣料」を作っています。草木を染料として作られた天然衣料というと、地味で古臭いイメージを持つことが多いと思います。しかし、本当は絶妙な色合いがオシャレで、何より着ていてともて気持ちが良いです。身体が呼吸できる服です。

 

例えばビワで草木染めをした服はとっても可愛いオレンジ色に染まります。染料としてだけでなく、お酒にも化粧水としてもビワは活用できます。もちろんビワ以外にも活用できる自然はたくさんあります。今回、こうした天然素材衣料の今までに無い着こなし方を写真で伝え、且つ自然を日常に取り入れるライフスタイルをご紹介する1冊を作ろうとしています。

 

従来のナチュラル系ファッションのイメージを変え、自然と調和した暮らしを提案する1冊づくりに、どうかご協力をいただけないでしょうか?

 

(草木染めをした天然衣料の魅力をお届けします)

 

 

ビワを日常に。個人的な思い入れから草木染めに出会いました。

 

ビワの色や温かさ。そうしたことを中心にした冊子を作ろうと思うほど、私にとってビワは思い入れの深い存在です。私が初めてビワと出会ったのは2010年、何気無く訪れた近所の空き地でした。時折何度もビワの木を訪れて、その下で休んだりお弁当を食べたり。

 

また病院でも治らなかった持病がビワの下にいただけで治ったこともありました。そんな私にとって生活の一部であった大切なビワが、ある時突然切られてしまうという話が出ました。

 

沢山のかけがえの無い思い出のある木。どうにかして残したいと思いました。試しにネットでビワ移植の協力者を募ることにしました。その結果、気がつくと何百人の人がビワを残すために集まってきてくれました。

 

(思い入れのあったビワの木は、とても大きな木でした)

 

 

残したい思いから資金を集め、植樹に向けて動き始めました。

 

そこで、この木を移植するためにみんなで、ビワを使った商品を売り、資金を集めることにしました。ビワは、葉はお茶、種は薬、また葉も身も種も焼酎につけると薬種になる医者いらずの木です。

 

さらに、葉を煮出すと赤い汁が出てそこに布を浸すとビワの実のような淡いピンクやオレンジに染まるのです。これが私の初めての草木染めとの出会いでした。

 

その後、無事に資金が集まり、業者さんにお願いしたところ、すぐに植えると言われたビワがそのままの状態で数ヶ月放置されたのです。木は弱ってしまいました。


結果的に群馬の牧場に移植されましたが、まだ芽は出ておりません。資金集めに協力して下さった方や、守りきれなかったビワに対して何か出来ることは無いか思案した結果、植物が秘めた魅力やパワーをこの経験を通してより深く知ることができたことへの感謝をひとつの形にしたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

(ちなみに草木染めはこんな感じで行います。こちらが染める前の下処理で豆乳に生地を浸しているところです。豆乳を三倍の水で希釈して浸し布にたんぱく質を染み込ませます。それから生地を乾かしたら、枇杷染めします。)

 

(左は大量の枇杷の葉を適当な大きさに切り水で煮出します。右は枇杷葉を煮出した汁に麻を浸して煮出しているところです)

 

 

自然素材の魅力、天然衣料の持つ「ダサい」イメージを変えたい。

 

ビワは、迷信で不吉な木とは言われることもあり、嫌っている人もいます。しかし、草木染めをすれば綺麗な可愛いオレンジ色になるし、UVカットをする、体を温めるなど、健康に良く、癒やし効果を秘めた植物でもあります。自分としても、もっとビワの良さを伝えていきたいと思っています。
 

また、天然衣料というと、「おばさんくさい。高そう。おしゃれではない。ダサい。」といったイメージがあります。でも、本当はそんなことはなく、誰だってかっこよくクールに着こなせます。ゆくゆくは多くの方が持っているイメージを変えていきたいとも考えています。

 

かっこよく着こなす。草木染めの深みがある絶妙な色合い。素材感。そういったことは写真で伝えるのが一番伝わると思い、天然衣料に特化した本を作ろうと思っています。

 

(ビワ染めストール麻とシルク。右の写真は染めたての枇杷染め麻ストールです)

 

 

(左:藍染めブラウス、枇杷染めシルクストール 右:枇杷染め麻ストール)

 

 

天然衣料の魅力を、1冊に詰め込みます。

 

従来の天然衣料とは一味ちがうな、ということを、本を手にとった方にお伝えしたいと思っています。

 

また、普段私が楽しんでいる「天然素材の魅力」「ビワ以外の自然の恵み」の使い方、魅力も盛り込みます。ビワであれば、ビワ酒だったり、ビワを化粧水として活用することもできます。例えばレモンやミントであれば、お酒はもちろんのこと、浄化スプレー(リフレッシュするのに使える)としても使えます。

 

あとはあまり知られていませんが、「臭木(くさぎ)」という書いた字のごとく、匂いが強烈が植物があります。実は、草木染めをした時、青に染まる色は、臭木と藍染めが世の中で2種類しかなく、且つ、すごいキレイなブルーに、本当に"しっかりと"染まってくれます。

 

(臭木の樹の実。これを使って染色します)

 

植物の性質上、基本的にビワは豆乳やミョウバンの焙煎に浸さないと色落ちしてしまいます。また、世に出回るほとんどの藍染めは、科学薬品により処理をしたものです。天然のものありますが、とてつもない手間がかかり、かつその手間をかけないとすぐに色落ちしてしまいます。

 

ただ、臭木は煮出し汁だけで、焙煎無しで浸すだけ、神秘的なブルーに簡単に染まるし、色落ちもしない。手間もかからないし、本当に良いものができるのです。青い宝石と呼ぶ人もいるほどです。

 

そうした素材を使って作られた衣服をとっかかりとして、生活全般に自然の恵みを取り入れる新しいライフスタイルを、一冊にまとめて本を出版したいと思っています。

 

(臭木でブルーに染めた、麻のストールです)

 

 

皆さまからいただいたご支援金の使い道について

 

草木染めをしたものを伝えようとすると、やっぱりカラーで伝えたい、しかしカラーの仕様のものをちゃんと作ろうとするとどうしてもお金が高くなってしまいます。

 

しかし、白黒で本を出しても伝えたいものが伝わらなくなってしまうので、そこは妥協できないとも思っています。まずは300〜500部ほど出版をしたいと思います。集まった金額によっては、発行部数がもっと増えるかもしれません。しっかりした本をつくり、届けたい。それを実現するためにみなさまの ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(ヨウシュウヤマゴボウ染め液は赤ワインのような鮮やかな赤)

 

(ヨウシュウヤマゴボウで染めた衣服はこんな深い色合いになります)

 


自然を日常に。ただ純粋に気持ち良いものです。それを多くの人に知ってほしい。そのきっかけづくりができればと思っています。

 

天然衣料を着ることが当たり前になれば、自然が生活の中に溶け込んでいきます。ナチュラル系ファッションのイメージも変わるし、個人的な想いとして、いま弱っているビワへの恩返しになるかな、とも思っていたりもします。

 

あとはシンプルに、着ていて単純にとても心地良いものです。それをたくさんの人に日常の中で感じてみてほしいなとも思っています。植物のおかげで気持ちよく暮らせるようになれば、自然を大事にして暮らす、そういう気持ちいいライフスタイルになるのではないでしょうか。

 

新しい第一歩、ぜひ、応援いただけたら嬉しいです。