タンザニアの少女たちにミシンを届けたい！

目標金額達成のお礼とネクストゴールについて

 

この度は「タンザニアの少女たちにミシンを届けたい！」プロジェクトを応援してくださりありがとうございます。皆様からの多大なるご支援のおかげで、早くも目標金額を達成することができました。

voyotaメンバーや少女たちにも報告をし、とても喜んでくれました！voyotaを代表し、心から感謝申し上げます。

 

このプロジェクトは10月10日23時まで続きます。

最終日までの一カ月、ネクストゴール20万円を目指します！！！！いただいたご支援は、追加のミシンや、裁縫に使う生地などを購入する他、授業で使うホワイトボードやプロジェクターを検討しています。仮に、ネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施させていただく予定でおります。

 

ネクストゴールをするにあたり、新たに「マサイ族のポーチ（4000円）」を追加いたします！

 

残りの期間、より多くの方に知ってもらえるように頑張ります！！！引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。

 

井上弥音（voyotaメンバー）

2022年9月9日　追記

 

 

【はじめに】 

 

タンザニアの少女にミシンを！ 

 

初めまして！こんにちは。タンザニアでボランティア活動中の大学3回生、井上弥音です！！私は現在タンザニアのアル－シャにあるNGO団体、Voice Of YOuth TAnzania (VOYOTA　ボヨタ)でボランティアをしています。

 

 当プロジェクトの目的は、タンザニアで児童労働をする少女たちに新たなミシンを届けるために資金を集めることです。 単刀直入に申し上げますと、私たちはミシンを買うお金が必要です！ 児童労働…？？なぜミシン…？？と思われる方がほとんどだと思います。そこで、まずはVOYOTA について簡単に紹介いたします。 　　

 

　　　

 

 

 【ＶＯＹＯＴＡ　について】

 

VOYOTAは「無限の可能性を秘めたタンザニア社会と若者に変革の機会を」をヴィジョンに、Vincent Uhega(ヴィンセント)が2015年に設立したNＧＯ団体です。タンザニア政府、開発省等から支援されています。また、タンザニアだけではなく、東アフリカの多くの組織、団体と繋がりを持ち、女性の権利、人権、性教育などの分野でおいても人々の意識向上に努めています。

主に若者をメインとしたイベントの企画・運営や、環境問題・気候変動に対するプロジェクトを行っています。   

 

 

Vincent Uhega

　　　

地域の若者と病院での奉仕活動　　　　　　　　国際青少年デーの様子

 

　

 

 

【VOYOTAと10人の少女】

 

VOYOTAのオフィスでは貧しい10人の15-19歳の少女が日々裁縫をしています。再利用可能な生理用ナプキンや、エプロンなどを作っています。彼女たちは、VOYOTAで裁縫を習い、技術を習得した後それぞれ独り立ちして働き始めます。彼女たちが作った製品は、10代の子が作ったと思えないほど上手でデザインも可愛いです！

ＶＯＹＯＴＡは彼女たちが裁縫を教えてもらう機会・場所を提供するだけでなく、将来、仕事の幅が広がる可能性を考え、英語やパソコンなどの授業も開放しています。みんな働いているときも、勉強しているときもとても楽しんでいます。

 

私は、ここで少女たちと一緒に時間を過ごしながらVOYOTAが彼女たちの「居場所」であると感じます。 

 

エプロンを裁縫中の少女たち

 

 

【なぜ少女たちは働くのか】

タンザニアの都心部以外の地域では14-17歳の子どもの約50%が児童労働者です。(参照：Child labor and the youth decent work defict in Tanzania - ILO)これは約100万人に値します。児童労働の要因として、貧しさ・紛争・自然災害・児童労働に対する理解が描けているなどがありますが、 VOYOTAの少女たちの働く理由は経済的に家族をサポートするためです。もちろん働くと学校には行けず、十分な教育も受けられません。それでも自分が働かなければ、家族が生活できなくなります。彼女たちは自分のこれからの人生よりも今の家族の生活を一番に考えています。

 

Child labor and the youth decent work defict in Tanzania - ILO より（https://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/---ed_norm/---ipec/documents/publication/wcms_651779.pdf）

 

 

 

 【ミシンが必要だけど…】

現在、10人の少女たちに対して使えるミシンは6台です。ミシンを使えない間は手縫いで仕立てています。もちろん、ミシンの方が質も仕事の効率も上がります。より多くのミシンがあれば教えられることも、一人一人が使える時間も増えます。早く習得できれば、商売も始めることができ、早く収入を得ることにもつながります。また今は、10に少女だけですがミシンがあればもっと多くの若者にも機会を与えることができます。他にも、練習が早く終われば家族と時間を過ごせたり、他の勉強をする時間が増えます。

 

もちろん子どもが働かなくてもいい社会が目標ですが、残念ながら難しいのが現状です...子どもも働くのが当たり前の社会で、少しでも自由な時間を増やすことにつなげたいです！

 

あと少しミシンがあれば…もう4台ミシンが必要です！！ミシンが購入できれば、タンザニアで暮らす多くの少女たちの可能性を何倍にも増やすことができます。

 

どうかご協力をお願いします 

 

 

 

  【自己紹介】

最後になりましたが、簡単に私の自己紹介になります。

私は22歳の女子大生です。高校時代は部活動に全力を注いでいましたが、大学では海外の景色をたくさん見たいと思い外国語学部に進学。1回生の時に旅行でフィリピンのセブ島に行き、ストリートチルドレンを目の当たりにする。そこからなんとなく、世界の問題に興味を持ち始め、国際協力や国際開発の授業を履修。そこで地球温暖化・気候変動・インフラ問題・青少年の人権など、今まで知らなかった多くの問題と現実を知る。大学の講義室で教授の話を聞いているだけだと物足りず、実際に現地に行くことを決意。コロナ禍なのもあり行くことができる国が限られていた中で、英語も公用語であるタンザニアを選択。美しい自然と、フレンドリーな人に囲まれながらボランティア活動奮闘中。

 

　　　　

 

  【タンザニア】

東アフリカに位置し、首都はドドマ。日本の2.5倍の面積。（参照：外務省ホームページ）

人口の約半分を25歳以下の若者が占める。

 世界で2番目に大きい山キリマンジャロがあり、他にもセレンゲティ国立公園をはじめとするサファリや、世界屈指のリゾート地ザンジバル島がある。

 

            

(引用：https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Elephant_and_Kilimanjaro.jpg)(引用：https://www.flickr.com/photos/hectorlo/36471123396