静岡で発達障害者と運営する女性高齢者デイサービスを始めたい！

達成のお礼とネクストゴールについて（4/25 追記）

 

この度、皆さまからの応援のおかげで、無事に目標を達成することができました。本当にありがとうございます。

 

新型コロナウイルス感染拡大により、準備の段階では予想もしなかった情勢の波の中で、3月13日の開始から走ってまいりました。 逆風の中での挑戦でしたが、ご支援頂いた100名以上の皆様のおかげで、期限の4月27日を迎える前に目標金額を達成することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

これほど多くの方々が、この社会が抱える課題について関心を示して頂いていることを嬉しく思います。 無事に、3ヶ月分の「人件費」、「送迎車レンタル料」の目処がつきました。

 

そこで残り期間あと少しではありますが、次の目標を設定し、最後まで走り切ることを決めました。

 

200万円を超えた資金については、

●500L以上の冷蔵庫の購入

●室内用車椅子2台購入 に当てたいと思います。

※実際の資金の配分や、具体的な費用については、共に運営していく看護師、介護福祉士と相談の上、決定することになります。

 

温かい応援と励ましのお言葉を胸に、さらなる挑戦を続けてまいりますので、より一層のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

支援者として、今まで経験を積み上げてきた。次に目指すのは女性高齢者×発達障害者のサポート。

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます、風間菜穂子です。

 

 

私は25年間、看護師として働いてきました。業務についていくために必死に勉強した20代、リーダーシップと人材育成を任され、葛藤と苦悩の毎日だった30代、個々の個性と向き合い、その人らしさを支えてきた40代。それぞれの支援者としてのフェーズが、今の私を創り上げました。

 

現在、人材育成コンサルティング、コーチング事業を通して、多くの方々のお話に耳を傾けるうちに私はこう感じています。「生き辛さ」を抱えていても、人は物事に挑戦していく「強さ」を持っていると！　50歳を前に、これまでの「支援者」としての私の人生は、神様から与えられた大命題だったのではないかと思っています。

 

 

そんな私にしかできない高齢者の生き生きへの「支援」、そして発達障害者の活き活きへの「支援」が今回立ち上げる、女性専用のデイサービスです。

 

発達障害の方を雇用しながら、高齢であっても、女性が性別の配慮をされながらケアを受けることができる、そんなデイサービスを立ち上げ、どこまでも人を応援していくことに命がけで取り組みたいと思っています。

 

ぜひ、皆様のご支援をよろしくお願いいたします！

 

 

 

今回、この事業を立ち上げるきっかけとなった経験が2つあります。

 

◆発達障害の方をサポートする中で見えた課題

 

仕事の中で発達障害の方々と関わる機会があり、彼らが実生活の中で、複雑な人間関係や煩雑な業務に取り組み、自分にとっての「やりがい」を見つけることに立ち合ってきました。とはいえ、そのような「やりがい」を見つけられることができずに退職を余儀なくされている方も少なくありません。

 

たとえば、ある青年は就職した先で、「仕事が覚えられない」「時間がかかる」「何度も同じ間違いをして周りに呆れられる」など、仕事をしていることに苦痛を感じていました。その苦痛は「なぜ自分はこんなにできないのだろう？」というものでした。

 

やがて、先輩や上司から叱られるようになり、うつ状態になってしまいました。診断書が出て仕事を休みましたが、もう、復職しようとは思いませんでした。結局1年働いて半年以上休職したのち、仕事を辞めてしまいました。それからというもの、仕事に就いても長続きしていないそうです。

 

このようなケースは決して稀ではなく、大きな課題になっていることを感じます。

 

 

◆デイサービスで見た入浴介助の光景

 

私が看護師で、デイサービスの応援をする現場で経験したこととして、女性高齢者への性別への配慮に欠けた経験がありました。

 

あるデイサービスにお手伝いに行った際、男性職員が女性のお風呂介助をしていました。その光景に私はショックを受け、自分の母親にはこのようなところに行かせたくないと思いました。

 

男性利用者がおられる場合はカーテンだけの仕切りで体を拭いたり、更衣をしたりしていました。声を荒げる男性利用者に怖がる女性もおられ、せっかくデイサービスに来ているのに、これでは心豊かな時間にはならないと感じました。

 

 

女性高齢者が心地よく過ごせるデイサービスを、発達障害の方々と共に運営する。

 

発達障害の方々のサポート、そしてデイサービスでの経験、この2つの経験が私の中で結びつけられ、

発達障害の方が自信をつけながら働くことできる女性専用のデイサービスをつくることが課題の解決につながると思い、この事業を確立しようと決意しました。

 

今回、皆様からいただいたご支援は、介護報酬が反映されるまでの3ヶ月間の経費である「人件費」と「送迎車レンタル料」に活用させていただきたいと考えています。協力者の方2名、介護福祉士1名とともにこの事業をスタートさせていきます。

 

まずは彼らが安心して働ける環境をつくり、ワゴン車を含む送迎車で利用者さまが安心してお越しいただけるベースづくりにつなげていきます。

 

 

また、本事業は週30時間以上の労働時間を目指した訓練を行い、労働時間調整期間も賃金のベースは守り、発達障害の方々が安心できる就労環境を整えます。

 

このデイサービスが実現すれば、利用者の女性高齢者の方々は、女性職員が対応することで、心から安心して食事やお風呂を楽しむことができ、ご家族も安心してお預けいただけると思います。

 

また、発達障害者は、人と接することで仕事の対象者の反応を学び、人間関係についての苦手意識を克服し、自分の得意、不得意を明確にでき、不得意なことは「助けて」と言える自信を身につけられます。

 

 

 

この事業は、デイサービスという場を共にする人々、発達障害者と女性高齢者に対して、高いベネフィットを生み出します。

発達障害者の方々は、ここでの就労訓練を通じ、介護の技術や技能からもたらされる成功体験を得られるでしょう。また利用者の方々に対しては、レクリエーション、入浴サービス、機能訓練、自立支援といったサービスからもたらされるQOLの向上をベネフィットとしてご提供できると確信しています。

 

今回の事業が実現すれば、両者にベネフィットをもたらすモデルづくりの第一歩になるのです。

 

高齢化、そして人手不足の問題はこの国の二大問題だと思います。私は、人手不足の一つの要因として、働く意欲のある障害者雇用が効果的に進んでいないことがあると考えています。

 

 

高齢者も障害者も、社会にとって必要な存在です。

 

発達障害者は的確なサポートがあれば生産性高く働ける力を持っています。高齢者の方には人生の大先輩として、彼らに多くのことをその姿を持って教えていける存在だと思います。その両者をつなげ、両者に働きかけることは私にしかできないことだと思います。

 

女性高齢者が安心して老後の暮らしを送ることができ、また発達障害者が必要なサポートを受けながらしっかりと働くことができる場を実現させたい。

 

ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。