
支援総額
目標金額 9,000,000円
- 支援者
- 468人
- 募集終了日
- 2025年11月26日
山本昌子スペシャルインタビュー 「Encore! Coffee Roastery」杉山千春さん

首都圏若者サポートネットワーク若者おうえん基金アンバサダーさせて頂いている山本昌子です。
今回はクラウドファンディングのリターンに選ばせてもらった大阪の児童養護施設出身の杉山さんが夫と営まれているスペシャルティコーヒーショップ「Encore! Coffee Roastery」の杉山千春さんにお話をお伺いしました。
Q、コーヒーショップを始めたきっかけを教えてください
子どもが生まれる時には夫婦ともに両親もいなかったため頼れる存在がない事をとても怖く不安に感じていました。
子どもの頃からずっとお母さんが欲しいとの思いを抱えていました。
しかし、それは叶わない事なので自分がお母さんになるという形で夢を叶えることにしました。
お母さんに自分がなったらこんなことしたいと様々なことを思い描きました。
子どもが好きで産みたくて楽しみな気持ちはありましたが、子育ての大変さを先輩ママやパパに聞くとより不安は大きくなりました。
そして一番の懸念点は「虐待は絶対にしたくない。」安心安全な子育てを目指したいとの思いでした。
結婚生活においても想像していたよりも家庭や夫婦生活が「孤独」に感じ、難しさと葛藤がありました。
その思いを旦那さんに相談したら、子育てのサポート体制を作るためにもサラリーマンをやめて、好きなことなら継続して根気強く続けられることを視野に自営業でのコーヒーショップをはじめました。
「育児を手伝い参画するために」との思いがそこにはありました。
Q、スペシャルティコーヒーについて教えて下さい

スペシャルティコーヒーは農家さんの顔が見え、さらに最高品質なのが特徴です。
農園さんは継続して働き続けられる環境があり、安定した収入や生活を持つことができます。
持続可能な働き口により農園さんの暮らしも豊かになってほしいとの思いがあります。
Q、児童養護施設での経験を今、どう捉えていますか?

6歳の時に保護されて施設に行くことになりました。父には軽度の知的障害があったと思います。弟は重度の知的障害です。施設に入ったことにより検査をきちんとしてわかりました。
そこでちゃんとわかってよかったと感じています。
父も弟も障害がある中での普通の家庭での生活は大変だったと思うからこそ、施設で生活
できてよかったです。
施設に居たからこそ、その日食べるものに困った事はなく、ちゃんとお布団で寝れました。
当たり前が有難かったです。
それでも、当時はなんで自分だけこんな閉ざされた施設にと感じていました。
生活の中には子ども同士のいざこざや、職員の指導の仕方への違和感や関わり方の冷たさを感じた時もありましたが、親との関係性が激しくこじれる事がなかったのは施設のお陰だとも感じています。
施設を退所してから3年間は父親と暮らしていましたが、しばらくして亡くなりました。
3年間だけでも私にとってはとても辛い時間でした。20 代から 30 代くらいまでの頃は、社会経験も少なく社会のことも知らない自分を恥ずかしい人間だと考えていました。
周りは普通の人達で、私たちは社会も知らず経済的にサポートしてもらえる人も居ない、メンタル面の支えもなく、実家に帰ってゆっくりできる場所もないすごく寂しい人生だと思っていました。
それでも良いところもありました。
子どもの頃からその環境で暮らしていたら、もっと辛く殺意も生まれたのではないかと思います。
20 代から 30 代くらいまでの頃は、社会経験も少なく社会のことも知らない自分を恥ずかしい人間だと考えていました。
周りは普通の人達で、私たちは社会も知らず経済的にサポートしてもらえる人も居ない、メンタル面の支えもなく、実家に帰ってゆっくりできる場所もないすごく寂しい人生だと思っていました。
施設がとても良かったと感じているわけではないですが、今振り返ればよかったのかなと思います。
Q、同じような境遇の子へメッセ―ジをお願いします
私は孤独が無くなってほしいとずっと願いながら生きてきました
それでも未だに無くなっていません。
孤独は常に隣にいるかもしれません
甘い言葉は世の中に沢山あります
だからこそ少し厳しい事を伝えさせてください
理想通りには行かないことも多くてすごく辛いかもしれないけど、強く気持ちを持って
具体的に自分が1年後2年後こうなって居たいという自分のちょっとでも明るい姿をイメージして想像してコツコツ幸せに向かって歩んでほしいです
本当に厳しいお話ですが、人生はいきなりガラッと変わることはないです
だからこそ幸せをコツコツコツ見つけてちょっとずつ積み上げて、自分の未来に向かって歩んでほしいです
Q、コーヒーを届ける支援者さんへのメッセージお願いします

「本当にありがとうございます」の言葉に尽きます。
経済的なサポートも含め、サポートなしでは生きていけない子がこの日本には沢山います。
サポートを受けている子達はすごく辛い状況だと思いますが、応援してくれている人がいるということが力になると思います。
「困っている」という現実を社会が理解しているだけでも私達にとっては嬉しく、このクラウドファンディングは大切な仕組みです。
私達の存在自体を知ってくださり、そこから支援や応援をしてくれる人がいるということが、困っている子たちが確実に救われていくということだと思うので「本当にありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。
これからもよろしくお願い致します。
インタビューを終えて
今回お忙しい中でお話をお聞きさせて頂き本当にありがとうございました。
コーヒーもチーズケーキもとても美味しかったです。
大阪のお店のスイーツの数々も手作りにて提供されていてとても絶品です。
温かくほっこりする味わいが口の中に広がります。
店内もとてもオシャレで落ち着いた雰囲気です。
何回か来店させて頂いていますが、いつも賑わっており人気のお店です。
お話しを聞いている時には、息子さんが話しかけに来てくれてお写真も撮影してくれました。
児童養護施設出身者としての率直な思いもありのままをそのまま伝えて下さり本当にありがとうございました。
「孤独はなくならない」その言葉は私達にとって大きくでも、その真実を一緒に受け取め生きていこうと力強いメッセージのように感じました。
そして孤独と隣り合わせな人生だからこそ、沢山の応援してくださる方の存在が
みんなの生きる力に繋がってほしいと思いました。
また、私の東京都杉並区にある居場所事業「まこHOUSE」でもみんなでコーヒーを飲みながら語り合いたいと思います。
大阪のお店にもぜひ、児童養護施設出身の仲間達と行かせて頂きたいです。
本当にありがとうございました。
Encore! Coffee Roastery
ホームページ
https://www.instagram.com/encore_coffee_roastery/
リターン
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援1万円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援1万円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月

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