寄付金活用事例のご紹介④つなっぐ

みなさん、こんにちは。広報担当のかなです！

今回で４回目となる「寄付金活用事例ご紹介」シリーズ。

このシリーズでは若者おうえん基金を通して皆様から頂いたご寄付をどのように活用させていただいているかご紹介しています＾＾

 

今回は、若者おうえん基金が前年度に伴走した団体の一つである「つなっぐ」での寄付金活用事例のご紹介です。

※以下は２０２４年度の首都圏若者サポートネットワーク活動報告書からの抜粋です。

 

◎団体名：認定 NPO 法人子ども支援センターつなっぐ

◎所在地：神奈川県 

◎助成額：1,500,000 円

◎活動内容：多機関・多職種が連携するチームで 13 名の若者一人ひとりを包括的に支援

 

◎支援活動の概要

複数人の若者に対して、一人ひとりのニーズを確認し、多機関・多職種が連携するチームで伴走支援を実施。

「できることをなんでもやる」「子どもの希望を全部聞く」をモットーに、衣食住の支援、同行支援、役所での諸手続き、病院付添など、対象者のライフステージの変化にも対応する伴走支援をおこなった。

 

◎支援の成果

A さん：

弁護士や役所と連携し、生活保護受給と就職活動をおこなうための同行支援などを実施。

自分の気持ちを支援者に話せるようになり、自ら就職すると進路決定するなど前向きな変化がみられた。

B さん：

大学の学費、教材費などに助成金を活用。弁護士と連携した同行支援によって生活状況の確認を継続した。

安定した生活を送れるようになり、児童心理司という目標に向かって着実に進んでいる。

C さん：

生活の立て直しを目指し、生活保護や障害年金などの申請を支援した。

食糧支援をはじめ、行政や制度ではカバーできない本人のニーズに沿った伴走支援をおこなうことで、安心して頼れるところがあるという安心感を与えることができた。

D さん：

医療機関と連携し通院同行や面談などの伴走支援を実施。

実母も含めた包括的な支援で生活環境を整えたことで、状況改善の兆しをみせている。

E さん：

幼少期より身体的・心理的虐待を受け、定時制高校時代から単身生活を送ってきた対象者に対し、専門学校進学後の生活が安定するよう、弁護士と連携し、生活保護が支給されるよう伴走支援を実施した。食糧支援とあわせた見守りを継続している。

F さん：

定期相談と生活状況の確認、食糧・生活品支援、精神的に病状が悪化した際には受診同行など医療と連携した支援を実施。人間関係の不安定さは残るものの、生活を安定させることができ、定時制高校を卒業。アルバイトも定着した。

G さん :

医療、司法、福祉などの多職種連携による伴走支援を実施。

金銭管理援助や支援者との関係構築などによりエンパワーメントし、安定した生活を送れるよう図った。

地域支援体制も整い、現在は本人が困ったときに食糧支援などをおこなっている。

 

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行政や国の制度ではカバーできない困難な状況にある若者にも、皆様の支援が確実に届いています。

昨年度の若者おうえん基金からの助成金を活用し、就職活動や進学など、若者が未来を創っていく足がかりが出来ています。

いつもあたたかいご支援をいただき本当にありがとうございます！

今後ともよろしくお願いします！