コープみらい社会活動財団様から「若者おうえん基金」へ寄付金を贈呈いただきました

首都圏若者サポートネットワーク事務局長の池本修悟です。

本日は2019年より毎年「若者おうえん基金」にご寄付をいただいていた生活協同組合コープみらいの社会活動を推進する事業を行う一般財団法人コープみらい社会活動財団よりさらなる協力関係の構築と、双方の活動を社会に発信することで支援の輪が広がるようにという趣旨で寄付金贈呈式を実施していただきました。

コープみらいからは代表理事理事長　熊﨑 伸様、副理事長　古賀 摩希子様、コープみらい社会活動財団からは代表理事理事長 河田 喜一様、事務局長 篠原 陽子様

首都圏若者サポートネットワークからは宮本 みち子委員長、アンバサダーをお願いしているREALVOICE監督の山本 昌子さん、そして池本が参加させていただきました。

熊﨑理事長から歓迎のご挨拶をいただき体験就労プログラムでの連携についてお話しいただきました。個人的には意見交換の際に過去の児童養護施設出身の若者とのエピソードをお話しいただいた際に、詳細は書けないですが、その時の悔しかった思いをお話しいただき目頭が熱くなりました。首都圏若者サポートネットワークの取り組みを評価していただき期待をしていただけていることが強く伝わってきてこれからの連携が本当に楽しみです。

宮本委員長からは、1990年代から続いている若者支援の系譜をお話しし、特に2017年に設立した首都圏若者サポートネットワークがなぜ、社会的養護を巣立った若者から支援を開始したのか、また支援の取り組みとして、助成事業、政策提言、就労支援に取り組んでいることの狙いや意義についてお話をさせていただきました。

後半は、山本昌子さんからご自身の社会的養護経験をお話しいただきつつ、児童福祉法が改正され当時と現在の若者の現状の違いについて語っていただきました。また若者おうえん基金助成によってシェアハウスやステップハウスなど制度外であった事業が助成を受けれたことによって現在活躍している団体の支えになったことなどもお伝えいただきました。

コープみらい社会活動財団の河田理事長からは、財団が取り組まれている社会活動や奨学金事業についてお話をいただきましたが、私自身いつも学生さんたちの感想文を読み素敵な活動だと思っていたのですが、今日は改めて3万人のコープみらい組合員のサポーターが毎月1万円の給付型の奨学金を1724人に高校卒業までご支援されている仕組みをお伺いし、本当にパワフルで共助の大切さを知る本当に良い取り組みだと再認識させていただきました。

最後の挨拶で、古賀副理事長が『REALVOICE』を見て印象に残った若者の言葉についてお話しされていたのですが、その言葉は「もっと子供たちの声を聴いてほしい」という内容で、映画のタイトルにも表れているのですが、若者おうえん基金が今後最も大切にしていきたいことをお話しいただけたと思いました。

これまでもご支援をしていただいてきましたが、これから更なる連携を行ってまいりたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。