寄付金活用事例のご紹介⑥ゆらい

みなさん、こんにちは。広報担当のかなです！

今回で６回目となる「寄付金活用事例ご紹介」シリーズ。

このシリーズでは若者おうえん基金を通して皆様から頂いたご寄付をどのように活用させていただいているかご紹介しています＾＾

今回は、若者おうえん基金が前年度に伴走した団体の一つである「ゆらい」での寄付金活用事例のご紹介です。

※以下は２０２４年度の首都圏若者サポートネットワーク活動報告書からの抜粋です。

◎団体名：NPO 法人越谷らるご - ゆらい

◎所在地：埼玉県

◎助成額：504,000 円

◎支援活動の概要

20 歳の誕生日を機に自立援助ホームを退所し、自立生活を始めた対象者への経済的支援。

ホームに居住している間に正社員の仕事につき、安定した生活の基盤をつくる計画を立てていた。

しかし、退所まで 1 年を切った時期にアルバイト先を辞めざるを得なくなり、また詐欺まがいの被害にあったことで貯金も失うという厳しい状況に陥ってしまった。

そこで経済的支援に加え、対象者の自立と生活の安定を目指した面談などのサポートを 1 年間継続した。

◎支援の成果

新型コロナへの罹患や交通事故など、働くことができない期間もあったが、月 1 回の面談をおこない、本人の収入や支出を確認し、足りない分を助成金から支援した。

特に交通事故にあい就労できない期間には、家賃、食費、水道光熱費、通院費など生活費のほとんどをサポートして乗り越えた。

保険がおりてからは家賃支援に加え、状況に応じて水道光熱費、通信費、税金滞納分を支援した。

現在、対象者は正社員の仕事に就いており、就労の継続をサポートするべく、今後も定期的な面談を継続する。

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養護者や周りの大人を頼ることができない状況にある人にとって、病気や事故などで働けなくなった際に頼れる誰かがいるということは本当に心強く、生活に関わる大事な支援です。皆様からのご寄付が、このような支援を可能にしています。

いつもあたたかい応援をありがとうございます。今後とも宜しくお願いします。