
支援総額
目標金額 9,000,000円
- 支援者
- 468人
- 募集終了日
- 2025年11月26日
【ハルのことだま】第10回 違う人生
こんにちは。ハルです。
※注意書き※
この回には[虐待/トラウマ/希死念慮]への言及が含まれます。ご気分が悪くなった場合は無理せず、休み休みご自身のペースで読んでください。
突然ですが、みなさんは、次に生まれ変わるならどんな人間に(あるいは人間以外の生物に)なりたいですか?
困難な状況の中で育つことが必要だった人の中には、
もしも親の介護が無かったら、
もしも普通に学校に行けてたら、
もしも犯罪被害に遭ってなかったら、
もしも自分を守ってくれる誰かがいたら、
皆みたいに夢を持ってたかもしれないし、
叶えられなくても一瞬でも自分の人生の中で夢らしきものを追ったことがあったかもしれない。
もっとリスクを取った自由な生き方が出来たかもしれない。
もっと早く自分の人生を生きられたかもしれない。
そう思ってる人は多いと思います。
でもそんなことを言っても1円にもならないし何も始まらないから皆黙って何事もなかったかのように笑ってるんですよね。
私は普段生きていて、この世の中は多くの場面で、逆境体験が無くて当たり前、親がいて当たり前、心身ともに健康で当たり前、として動いているように感じることがあります。
あまりにもそれが当たり前という前提で社会が回っているから、自身が乗り越えてきた過去や現在進行形で背負っているものを隠そうとしたとしても、それは自然なことですよね。
「可哀想な子」「大変だった人」として見られて嬉しい気持ちなんて1ミリも湧かないですから。
そして誰かに過去を伝えるとしても、相手を慎重に選ばなくてはなりません。
「虐待を経験した人」
「困難な状況の若者」
「誰かのケアを担ってきた人」
「親との関係で困難を抱えてきた人」
文字にすると理解するのは簡単ですが、実際は何十年も毎日地獄みたいな生活を送るんですよね。
幼い頃にトラウマとなる出来事があったとして、その出来事が終わったり保護されたりして状況が改善されたように見えても、
そこからまた「フラッシュバック」「感情調節の困難」「人間不信」「四六時中襲ってくる恐怖」「過覚醒」など様々な症状が起きて、地獄第二章が始まる。
恐らく10年くらいは自分の身に起きたことがどういうことだったかを理解しないまま、ただただ症状と戦いながら必死で生き延びる。そして症状と付き合えるようになってきて自分の過去をある程度の距離を持って見られるようになったり、社会がどのような場所かを理解しはじめた時に、「あの時起きていた出来事はこんなにも残酷で理不尽なことだったのか」と理解してしまい、「起きたことを受け止める」という地獄第三章が始まる。(もちろん個人差は大きいです。)
希望のない話ですが実態はこんな感じだと思います。
重いけれどそう感じる人は少なくないはず。回復のペースは人それぞれで、最後までパンドラの箱を開けないという守り方もあります。
だから私は、以前のコラムにも書きましたが「これがあったから今のあなたがあるんだね」とか言えませんし、希死念慮がある人に対して「生きて」とも言えません。元気そうに見える人に「回復して良かったね」とも言いません。
相手の抱えているものが自分の想像を超えている可能性があるからです。
なので人と関わる時は「この人にも何かあったかもしれないし、何もなかったかもしれない」「私はこの人のことを知らない」と思うようにしてます。それが私なりの誠実さです。
そして、常に頭の中に「生き続けるか」「死ぬか」の2つの選択肢があって、前者を意識的に選び続けないといけない人は、それだけで相当な覚悟と労力を費やしていると思います。
だから「生きていれば良いこともある」とも言いません。
今しんどい人に、未来のいつかのために生きよう、と勧めるのは酷ではないでしょうか。
私なら「もし居なくなったら私が悲しいから、わがままだけど居なくならないでほしい」とお願いすると思います。
相手に希望を見せても責任を取れないからです。責任を取れないことはしない、というのも一種の愛ではないでしょうか。
※もちろん、希望を見せる人がいなくなったらそれこそ物語が続いていかなくなっちゃいますが、今回のコラムでは「自分の想像を絶する人生を生きている人がいるかもしれない」という可能性を提示したかったです。
ちなみに私は生まれ変わるならお金持ちの家の猫が良いですね。
何も考えず衣食住に困らずただただ余裕のあるマダムに撫でられてのんびり過ごしたいです。笑
急カーブで締めてしまいましたが(苦笑)、今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
次のコラムも読んでいただけると嬉しいです。
リターン
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援1万円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
3,000円+システム利用料
【税制優遇あり】若者おうえん基金:応援3千円コース
⚫︎御礼のお手紙
⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
※詳細については、2026年4月までにメールにてお知らせいたします。
- 申込数
- 208
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年6月
10,000円+システム利用料
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⚫︎活動報告書(2026年3月に送付)
⚫︎寄付領収証(2026年1月に送付)
⚫︎「若者おうえん基金活動報告会」への招待(2026年6月頃に開催予定)
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- 2026年6月

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