今後３年間のパリのコンセプト

リュクサンブール公園内には自由の女神像があります。
これはニューヨークの自由の女神像を作成した作家が作成したものです。

和プロジェクトTAISHIがなぜパリで平和揮毫を行うのか。
それは近代文明では、当たり前の自由、平等、基本的人権という概念が、フランス人権宣言から生み出されたからです。
近代文明はこの概念によって、今日まで発展しました。しかし、この西洋の概念は決して完全なものではありませんでした。世界的な格差社会や戦争ビジネスの解決の糸口さえ見えません。

これまで世界を牽引してきた西洋の概念に、極東の和の精神(循環と調和と寛容)を加えることで、人類は次の段階に進むことができると私は信じています。
だから、フランス人権宣言が採択された地で、世界に和の精神を紹介しようというのが、このたびのプロジェクトです。
そして、その本番が聖徳太子の御聖忌1400年にあたる2022年と考えているのです。

この時にイスラム教モスク、ユダヤ教シナゴーグ、キリスト教チャーチとエトワール凱旋門で平和揮毫を行い、世界のマスコミにも告知案内したいと考えています。

それまで年一度のリハーサルを行い、本番までに形を整えていくのが、今後3年間のパリのコンセプトです。