皆さま、こんばんは。日付は13日になってしまいましたが、毎日新着情報を更新するという決意どおり今日も新着情報をアップいたします。

 

エチオピア北部のティグライ州のアディ・シバット村では、安全な水を村のなかで得ることが可能になりました。が、エチオピアには、今も人口の半数以上、4000万人以上の人々が安全な水を利用することができずにいます。人々は、毎日数時間、長いときは7時間かけて、遠くの水源まで水くみに行きます。しかもそうやってくんでくる水もまた、衛生的なものではありません。

 

衛生的ではない川の水でいっぱいのポリタンクを背負う女性・子どもたち(WaterAid/ Anna Kari )

 

エチオピアのコンソ郡は、南部の乾燥地帯に位置し、約 600 年前に作られたという段丘(ひな段式に整備された土地)が有名です。その景観が認められ、 2011 年には、ユネスコ世界遺産に登録されました。一方で、年間降水 量が800mm 未満と非常に少なく、近年は厳しい干ばつに悩まされています。

 

段々になった畑が広がるコンソ郡の丘陵地域(WaterAid/ Kaoru Takahashi)

 

山が多い地形で、市街地から非常に離れている村が多くあります。また、コンソの人々は標高が高いところに好んで住む傾向があり、基礎的なインフラはほとんどなく、支援も届いていません。人々が標高の高いところに住む理由は、過去に敵から身を守る必要があったこと、マラリアの原因となる蚊が高地までやってこないこと、などがあります。

 

水くみから帰る道中、がけを登る子どもたち(WaterAid/ Anna Kari)

 

川の水が足りないときには、水が出るまで穴を掘る。その水は決して衛生的ではない。(WaterAid/ Anna Kari)

 

この郡にある村々もまた、アディ・シバット村のように安全な水を得るための設備を必要としています。そのような設備があることによって、大きく生活が変わる地域です。私がお会いした、給水設備を設置した村の人々が言いました。「私たちは村で安全な水を得ることができるようになって、大きく生活が変わりました。ぜひ、ほかの村にもこういった設備を作ってほしいです。維持管理の方法は、私たちがその村の人たちに伝えることもできますから。」

 

この言葉を聞いてとても感激しました。こういった村の給水設備は絶対に長い期間、大切に維持管理されていくことでしょう。こういった村に給水設備を作るために、ぜひ皆様のご協力、よろしくお願いいたします。

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