プロジェクト概要

故郷を追われ、怒りや悲しみに包まれる。
ロヒンギャ難民に1日分の栄養価の高いユーグレナクッキー10万食を届けたい。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。三輪開人です。私は7年前からバングラデシュの貧しい若者に対して教育支援をしています。

 

昨年のテロ事件の際、今日の食べ物も明日の命も不確かな中で、私を救ってくれたのは7年間一緒に走り続けて来た現地の仲間たちでした。もっとバングラデシュの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思い、バングラデシュを拠点にしようと決めました。

 

ところが、今、バングラデシュはまた大きな怒りや悲しみに包まれつつあります。それが「ロヒンギャ難民問題」です。

 

 

ロヒンギャとは、ミャンマー西部のラカイン州北部に住むイスラム系少数民族です。ミャンマー政府はロヒンギャ族を国の構成民族と認めず、国籍を与えていないことから、隣国のバングラデシュなどへ逃れているのです。

 

しかし、必死の思いで逃れて辿り着いた地でも、幸せな生活は待ってはいません。
 

今年9月から、私も現地の仲間と一緒に食糧支援を開始し、現地での支援のかたちに課題が見えてきました。

 

今回はこれまでの経験から支援の仕方の改善をし、グラミンユーグレナ社の協力の元、バングラデシュの子どもたちに特に不足している栄養素1日分がとれる「ユーグレナクッキー」10万食を提供します!

 

募集期間14日間での挑戦。ロヒンギャ難民問題に一歩踏み込む緊急支援プロジェクトに、どうかお力を貸していただけませんか。

 

 

 

ひとりの女性が語った悪夢。
食糧支援をする中でぶつかった3つの壁から見えた糸口。


初めてロヒンギャ難民キャンプを訪れた時に出会った、コデジャ・ベガマさん(52)もそのひとり。ミャンマーのラカイン州で生まれ育ち、20人を超える家族と共に幸せな人生を送ってきました。

 

ところがある日、突然家が燃やされ、親戚が目の前で射殺され、死に物狂いで10日間山道や川の中を歩き続けてバングラデシュへ逃れてきました。一緒に逃れることができた家族は8人で、残りの家族の行方は分かりません。

 

「何もかもを失いました。悪夢です」

 

泣きながら話すベガマさん。離れてしまった家族のことを想うと、夜もなかなか眠れず、「大丈夫、きっとまた会えるよ」と泣きながら励ます家族の人たち。

 

 

これが「ロヒンギャ難民問題」と呼ばれる問題の一部であり、8月末からバングラデシュでも悲しいニュースをテレビや新聞でみることが多くなっています。

 

「ロヒンギャ難民問題」は、今に始まった問題ではありません。1970年代に一度、1992年に一度、合わせて20万人近い人たちがミャンマーからバングラデシュへ脱出しており、今年の8月までに過去最大規模の難民がバングラデシュの南部の国境近く移住していました。

 

この約3ヶ月で移住してきたロヒンギャ難民は60万人を超え、そのほとんどがバングラデシュ南部の集落を拠点に生活しています。

 

あなたの住んでいる街に60万人の外国の人たちが流れ込んできたとしたら、その深刻さは簡単に想像できるでしょう。

 

そのような状況下で、私とバングラデシュの仲間たちは現在、ウキア群にあるクトゥパロン難民キャンプの周辺で支援活動を続けています。
 

 

9月から活動を開始し、日本で100万円の支援金を募り、ロヒンギャ難民約5,000人に対して3万5千食の食糧支援を実施してきました。

 

活動を繰り返している中で、私たちは現地の課題の深刻さと、より大きな支援の必要性を痛感するとともに、いくつかの壁にぶつかりました。

 

その壁は、以下3つに分類されます。

 

 

ひとつつずつ、ご説明します。

 

 

① 調理器具のない問題

 

ロヒンギャ難民の多くがほとんどの荷物をミャンマーに置き捨てて移住しているため、調理器具のない家庭が少なくありません。

 

 

また、米を炊いたり、野菜を炒めるためには、大量の木材が必要になり、以下の写真のように食事のたびに木材を手に入れる必要があるのです。

 

国際機関やNGOから米や豆といった食材を支給されても、それを調理するための環境が整っておらず、結果的に満足な食事にありつけない人たちが大勢いるのです。

 

 

 

② 栄養バランスの偏り

 

私たちは現在、難民キャンプを統括しているバングラデシュの軍関係者と共に活動していますが、食糧のパッケージ(米、豆、砂糖、塩、油)を届けた際にこんなフィードバックをもらいました。

 

「こんなにバランスの考えられたパッケージは滅多にない。ほとんどの団体が米のみであったり、バランスの偏った食糧が多い」

 

軍関係者によると、支援物資として送られる食糧には偏りがあり、このままではバランスを欠いた食事となり、栄養失調の問題を解決できないという指摘をもらいました。
 

 

③ 子どもたちの抱える悩み

 

難民キャンプには驚くほどたくさんの子どもがいます。私たちが140家族に対してインタビューを実施したところ、一夫婦あたり平均5人近い子どもがおり、家族の半分以上が子どもという試算になります。

 

これに対して子ども用の支援は進んでおらず、食糧支援においても子どもたち向けの支援がほとんど進んでおりません。

 

ある家庭にインタビューしたところ、「もっと子どもたちが喜ぶような食糧支援を考えて欲しい」という要望をもらいました。
 

 

以上のような壁にぶつかった経験を踏まえ、「調理器具が不要で」「栄養バランスが取れ」「子どもたちにも喜んでもらえる」食糧支援を考えていたところ、バングラデシュで事業を展開されているグラミンユーグレナ社と出会いました。

 

 

ロヒンギャ難民支援のパートナー:グラミンユーグレナ社

 

グラミンユーグレナ社は、ユーグレナ社とグラミン農業財団が資本比率50:50にて設立した現地合弁会社です。高品質な緑豆の栽培ノウハウを農民に直接指導しています。

 

2017年度までに、バングラデシュで緑豆プロジェクトに取り組む農民の数は5,000名を越え、その農地は合計2,000haを超える規模となりました。この取り組みはバングラデシュと日本の人々の暮らしに貢献する新しい形のビジネスとして、現在もその収穫規模を拡大しています。

 

そんなグラミンユーグレナ社が取り組む「ユーグレナGENKIプログラム」は、首都ダッカのスラム付近で暮らす貧しい子どもたちに対して、不足している栄養素1日分が含まれるユーグレナクッキーを提供しています。

 

2017年10月末時点で1日あたり約7,000人(1年換算で200万食)にユーグレナクッキーを配布しています。

 

 

こういった取り組みを伺い、ロヒンギャ難民キャンプで感じた3つの課題を同時に解決する力があると思い、グラミンユーグレナ社の佐竹社長にご相談に伺ったところ、グラミンユーグレナ社としてもロヒンギャ難民のための特別なクッキーの開発に取り組まれていました。

 

そのクッキーは、1袋(クッキー24枚)あたり115g400キロカロリーで、バングラデシュの子どもたちに特に不足している栄養素1日分を含むことがわかりました。

 

さらに驚いたのはその費用です。114tk(約20円)で、彼らの元へ最高のクッキーを届けられることがわかりました。この費用には、難民キャンプへの輸送費も含まれています。

 

「これだ!」と直感し、グラミンユーグレナ社の佐竹社長に協業をお願いしたところ、「ぜひ一緒にやろう!」と快諾いただき、このプロジェクトが立ち上がりました。

 

 

 

みなさんの手で届ける10万食。
今回、日本の皆さんからのご支援とユーグレナ社のみなさんからのご支援で、ユーグレナクッキー10万食分をロヒンギャ難民へ届けます。


今回、日本の皆さんからのご支援とユーグレナ社のみなさんからのご支援で、ユーグレナクッキー10万食分をロヒンギャ難民へ届けます。

 

目標としている10万食は、以前食糧支援した3万5千食の約3倍の規模にあたり、5千7百人が1週間安心して生活できる食糧支援(1日2.5食の計算)になります。

 

 

「私たちの国をいつも支えてくれる日本の皆さんには本当に感謝しています」

 

先日、クッキーの生産工場で今回のロヒンギャ難民支援に向けた契約書を取り交わした際に、こんな言葉をいただきました。前回食糧支援を実施した際にお世話になったバングラデシュの軍関係者も、「君たちなら喜んで協力しよう」と今回の支援の手続きを進めてくださっています。

 

また、既にユーグレナ社のみなさんが先行して寄付を募ってくださっており、あと100万円の資金があれば、ユーグレナクッキー10万食を確実に届けることができます。

 

ロヒンギャ難民の問題を「みんなで」解決するために、どうかあなたの力を貸してください!

 

今回はユーグレナ社のみなさん、生産工場の皆さん、そしてバングラデシュの軍関係者の協力もあり、予定を前倒しして12月中の食糧支援を目標にしています。

 

このクラウドファンディング終了日に当たる12月27日から現地で食糧支援を開始し、3日間かけて10万食をしっかり届けてきます。

 

 

 

バングラデシュを担う若者たちと、目の前にある助けられる命を見つめ続ける。

 

「微力ではあるけど、無力ではない」

 

前回バングラデシュの仲間たちと食糧支援をした時、この言葉の意味を実感しました。

 

食糧がひとつ届くたびに、難民キャンプには笑顔が生まれます。それが小さな規模であっても、決して無駄ではなく、無力でもありません。

 

 

今、私たちの手の届く範囲に、命を失いそうな人たちがいます。彼らの必要なものも分かっていて、それを届ける方法もあります。

 

彼らの明日を私たち一人一人が作る、そんなサポートができるんです。

 

 

「一生かけて解決しなければならない問題と、今できることがやっと見えてきた。支援に関わるキッカケをくれて本当にありがとう」

 

前回ロヒンギャ難民キャンプで食糧支援の活動をした時、一緒に活動したバングラデシュの仲間たちが、こんな感想を伝えてくれました。

 

私が見たものは間違いなく「希望」でした。

 

ロヒンギャ問題がどんなに大きくて複雑な課題でも、今自分のできることを探し続けるバングラデシュの仲間たちを見て、彼らと一緒に支援活動を続けることで、きっと明るい未来に近づいていくと信じています。

 

今、バングラデシュの優秀な若者たちも、世界で最も難しい問題と言われる難民支援に挑んでいます。それを他人事で絶対終わらせたくありません。

 

明日を迎えることができないかもしれない人たちを助けるために、彼らを助けようと奮闘している若い挑戦者たちのために、ぜひ皆さんの力を貸してください。

 

どうかよろしくお願いいたします!

 

 

資金の使いみち

 

❏ ユーグレナクッキー(10万食分)    2,000,000円
❏ クッキー配送必要諸経費    200,000円

 

上記のうち、120万円を第一目標で集めます。

 

 

リターンについて

 

今回のご支援いただいた金額は、諸経費を除くすべてのご支援をユーグレナクッキーの購入代に活用させていただきます。

 

そのため、リターンは対価性の低いものになっているかと思いますが、ロヒンギャ難民へユーグレナクッキーを届けた様子などをしっかり確認いただけるものをご用意しました。

 

以下のような現地の活動をまとめたフォトレポートをPDFデータでお送りいたします。

 

・支援金が日本から現地に届くまでの流れ
・食糧配布の活動内容(クッキーのニーズ調査)
・食糧をお渡しした人たちからの感想


他にも知りたい情報などご意見がありましたら、応援コメント上でご記載いただくか、メッセージ機能にてお知らせいただければ幸いです。

 


最新の新着情報