道路の雑草を減らせる紫外線照射ユニットをつくり効果を検証したい

 

 

はじめまして。

プロジェクト提案者のSAK.Lab ことサカイリュウジと申します。このページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

この度、以前より興味のあったクラウドファンディングに初挑戦します。日常にある風景について、皆様と問題意識が共通であれば取り組む価値のあるものだと思っています。今の自分が置かれた「ものづくり」に対する立場で最大限能力を発揮していきたいと考えております。

 

 

長年メーカーで『ものづくりの開発・設計』に携わってきました。現在は、照明機器のメーカーで設計開発に奮闘しております。

 

『照明』って「暗いところを照らすだけ」と思っていたけど、除菌や殺菌とか違う使い方もあるんです。そんな『照明』を、違う発想や視点であたらしい分野の開拓に繋げたいと思っています。

 

でも、いきなり会社での製品化は厳しいので、ニーズや実現性を探って進めたいと思い、今回クラウドファンディングを活用しようと思いました。

 

会社で利益を出すというより、非営利団体を設立して活動を広げていこうと思っています。

 

まずは大阪から情報発信し全国にもできればいいな考えています。

 

 

 

 

 

車で運転中に道路にある中央分離帯からはみ出ていた雑草にぶつかりそうになり「危ない！」と感じたことがきっかけでした。バイクなら事故してたかも・・・

 

そんな思いが過ぎりました。

 

 

職場近くの歩道も雑草だらけで・・ベビーカーの赤ん坊や子供や車いすの人は大丈夫だろうか？

 

 

 

 

そう言えば、時折り道を規制して雑草を人手で除去し大変そうに作業されてますけど、年に1回？2回できているんだろうか。（少なっ！）

 

しかし雑草は刈っても刈っても、また生えてきますから。。。（困るっ！）

 

もしかしたら、雑草は近年いろんな所で私たちの生活に影響を与えているのではないだろうか？

交通事故や感染症の原因、アレルギー等の健康被害とか景観上の精神的な影響も懸念されていて・・・

 

これはほっとけない問題かつ状況です！

 

それなら未来に向けて問題解決に取り組みたいと考えました。

 

 

道路の雑草管理について調べました。車線規制して、何キロも人手で作業って大変です。またコストもめっちゃ掛っていて毎年の税金負担半端ないです。

 

防草という方法もあるけど、シート被せたりやコンクリート埋めたりとか更に莫大な費用が必要です。何かもっといい方法ないのかな？！

 

更に調べた結果、私の会社でもやっている紫外線LED除菌と似たようなものが見つかりました。植物の成長を紫外線が阻害する研究事例がありました。

 

紫外線というと爪にマニキュアされるかたはご存知かも知れませんね。樹脂を塗ってUV光で固める”アレ”です。ここでいう紫外線もそのうちの一つですが、厳密には波長が異なります。

 

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【研究事例１】

出典元：国立環境研究所/Courtesy of NIES　特別研究活動の報告「紫外線による植物の成長阻害」より抜粋

 

※文中の下線は著者でなく筆者が加えたものです。

※国立環境研究所より許諾を得て上記文面画像を掲載しています。

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【研究事例２】

出典元：J-STAGE 芝草研究　32巻　１ページより抜粋

 

※文中の下線は著者でなく筆者が加えたのものです。

※日本芝草学会事務局より許諾を得て上記文面画像を掲載しています。

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効果もありそうだけど、まだ研究レベルです。いや、実現性があるなら、ユニット作って、検証進めて、効果を判定して、良ければもっと範囲を拡大すれば良いのにと思っています。

 

このように情報発信して、援助くださる声が多ければ多いほどプロジェクトの目標も達成できそうです。

 

ところで雑草ってなぜいけないのでしょうか？

 

農作物を育てている土壌に雑草がいると『土の養分をとってしまうため、農作物が育たない』ということから嫌がられています。雑草が増えすぎると土壌が荒れ地化してしまいます。

中には雑草にも生命があるので育てている方もおられます。きれない花を咲かせているものもあり、鑑賞で育てる分にはいいのかなと思っています。

 

ちなみに、雑草は通常の自然生態系に種を蒔いても成長しないそうです。人類よりもあとに出現

しているのですが、まだ知られていないことも多いようです。

 

しかし、都会の交通環境で巨大に成長しすぎている雑草は問題ありと考えます。まず、試作検証で効果が見込めたら、サイズや範囲を拡大して雑草レスな緑化地域モデルが作れないかと思っています。

 

ただし、行政の管理区域であったり安全面でのクリアすべき課題があると考えていますので、それに向けて対応が必要です。

 

　　　　　　　　

 

　　　　　

 

 

 

プロジェクトの目的：

「Weed-zero」の法人を設立し、雑草問題の提起から「雑草を防草する紫外線ユニット」の試作検証を実施します。

 

※「Weed-zero」の拠点となる地域：ものづくりのまち東大阪市～八尾市周辺で予定します。

※名称の由来：”Weed＝雑草”　をゼロにしたいという想いから名付けました。

 

 

第一段階はプロトタイプなので効果追及型です。第二段階以降にデザイン含め、まちなみに合うようなスマートモデルを準備します。照明機器の試作には、照明に詳しいコンサルタントへの相談や実験検証には研究者の方への相談を準備しています。

 

◆支援金の使途について

プロジェクトで集まった支援金は第一段階として法人化の設立資金および構想設計、試作検討費用に使用させていただきます。

 

 

 

 

 

今回のプロジェクトにより、雑草のない景色が当たりまえな街なみにし、安心・安全に暮らせる美しく豊かな街づくりの方法を日本全国に広めていきたいです。

 

さらに景観の雑草繁殖を抑えていくことは、ひいては世界的な農業での穀物不良の要因を防ぎ、食料危機問題への取り組みにもつながるのです。

 

今回、目標金額を上回って支援金が集まった場合、PR活動や本格モデル製作のために使用させていただきます。今後、企業や工業研究所へのアプローチから協力を得てデモ機の実証を予定します。　

 

 

◆最後にひとこと

みなさんのお力やお気持ちを少しずつでも頂ければ「未来に向けたひとつのあたらしい取り組み」として活動して参りますのでご支援の程よろしくお願いいたします。