シリア戦争で支援者０の地域に命を繋ぐ為の支援物資を届けたい！

 

シリアでは、毎日のように、市民が突然、アサド政権の軍隊に囚われいなくなるそうです。政府は、そんなことは、起きていないとその事実を否定し、捕まった市民は、法律上でも守られず、そのまま自由を奪われます。

 

男性、女性、子供問わず、普段の生活中（バスを待っている時や、家の前にいる時、仕事中など）予期しない時や場所で、突然囚われ、姿を消してしまいます 。

数日で解放される場合もありますが、数年、帰ってこない人もいるそうです。

 

捕まった人々は、拷問を受け、暴力をふるわれ、レイプをされることもあるそうです。毎月のように、それらの虐待により、100人もの人々が命を落としています。

 

2015年12月までに、累計65,000人以上の人々が突然いなくなり、その内の、58,148人が一般市民です。

 

今回、紹介する私たちが支援する予定の30家庭の内の1家庭のKさんも

その被害者です。

 

《Kさん、4人の子供を持つシングルマザー、ダマスカス在住》

 

約1年位前のある日のこと、Kさんの旦那さんは、仕事に行き、家に帰らなかったそうです。もし、シリアで誰かが、家に帰らない場合には、まず銃撃戦に巻き込まれたか、爆弾によって命を落としたと思うそうです。

Kさんも、もちろんそれらを心配し、旦那さんの仕事先まで探しに行きましたが、その日は、銃撃戦も爆弾も落とされていませんでした。旦那さんは、アサド政府に囚われてしまったのです。旦那さんの安否は未だ不明です。

 

旦那さんが帰らない現在のKさん家庭の生活状況は、十分なお金も食べ物もなく深刻です。Kさんは、子供達を学校に通わせる為に、ずっと飢えに耐え、自分の分の食料費を削って頑張っています。

 

White Heat for SyriaのスタッフがKさんに、どうしてそこまでして子供達を学校に通わせるのかと尋ねたところ、Kさんはこう答えたそうです。

 

”私の旦那は、自分の子供達には、将来、コミュニティの中で、必要とされ、しっかりとした大人に育ってほしい！それには、学校に行くことはとても重要なことだ！と常日頃言っていました。だから、私にとって、自分が食べることよりも、子供達が学校に行くことの方が、重要なの。”

 

《↑子供達が、銃撃戦後の教室を掃除している所。》

 

今、Kさんの家庭を助けられるのは、私たちしかいません！！私たちからの支援金と支援物資により、生き延びられる希望と子供達の将来の為の教育資金を、援助してあげたいと心から願います！！

 

皆様の温かいご支援を、どうかよろしくお願い致します！！

 

写真参照元URL：https://www.flickr.com/photos/syriafreedom