はたらく馬と共に「懐かしい未来」へ！里山&茶畑再生PJ

鈴木「あのー！花雪が行ったり来たり走ってるんです！」

馬のお師匠・岩間さん「あー、馬ですからね。馬も走りますよ。」

この冗談みたいなホントのやり取りは、花雪がやって来た日のこと。

犬や猫とはわけが違う、体重600キロの新しい家族。
自分達にとっては何もかもがチャレンジ、初体験の連続でした。

馬と働きたいなぁ、と思い始めて以降、関連する本や雑誌を色々と探しました。
しかし「ニワトリと暮らす」や「ヤギと暮らす」くらいまでなら図書館にもあるものの、「馬と暮らす」となるとそんな本はどこにもありません。

当時自分達が一番知りたかったこと。
それは、乗馬も馬術も経験のない初心者が、牧場や乗馬クラブでなく自分の家で、一緒に野良仕事をするための馬の飼い方・しつけ方。
小屋や柵作り、限られた予算で最低限必要な道具（できるだけ作る！）や餌の手配、馬糞の処理の仕方などなどなど。

“リトルプレス「馬と暮らす」”は、
当時の自分達が一番欲しいと思っていた本です。

馬との接し方、世話の方法などのHow toについては専門的な文献が色々ありますのでそちらを読んだ方が間違いありません。（自分達も目下勉強中！）

畑仕事や山仕事が身近な暮らしをしている私たちのような家族が、一つの選択肢として「働く馬と暮らす」を身近に感じられるようなもの。
または、私たちが馬と暮らして感じていることや、未来に向けて想像を膨らましていることを一緒に味わってワクワクしてもらえるようなもの。

そんな一冊にしたいと思っています。