世界一周〜各地の魅力や問題を知り、「世界」の本質に迫る旅〜

朝早くケープタウンに着き、ゲストハウスに荷物を置くと、急いで見所を確認し、とりあえずテーブルマウンテンに行ってきました！僕の場合各地の滞在期間が短いので、体力が続く限り常に動き回っています笑
さて、テーブルマウンテンはケープタウンを代表する観光地。現在は国立公園に指定されています。また、「ケープ植物区保護地域群」の一部として、2015年範囲が拡大されました。園内は綺麗に整備されていますし、残すべきところはありのままの自然が残されています。南アフリカのしかも南西部ということで、夏は高温乾燥、冬は温暖湿潤が特徴的な地中海性気候になっています。そのためテーブルマウンテンの麓には中くらいの木が少しあるくらいで、あとは灌木植物が極相を形成しています。この植物もこの土地ならでは独特なもので、同様に独特な光景をつくりだします。
この地形はメサといって、河川が侵食した後、硬い地層だけがこのようにテーブル状の台地として残されたわけです。上の方はオルドビス紀、下の方になると先カンブリア時代から堆積した地層だというから驚きです。悠久の時の流れを感じさせられます。台地上からはケープタウンの街並みと南大西洋が一望できます。本当に、本当に素晴らしい景色です。夕方には南大西洋に沈む夕陽がとても美しいですし、夜は晴れていれば満天の星空になります。特に冬は空気が澄んで、辺りに光もないのでとても綺麗です。
南大西洋。これ程日本から離れた場所に来ると不思議な感覚に陥ります。この海の向こうは南極だと考えるとロマンを感じずにいられません。こんな所まで来ることができたこと、そしてこんな旅ができていることへの感謝の念が、改めて湧いてきます。
ケープタウンは街並みも綺麗で、見所もたくさんあるので、地理的には少しハンディがありますが、今後観光業がもっと伸びていくんじゃないかな。今回、新世界七不思議の一つとして、イクァスの滝などと共に登録されたので、今後更に観光客でごった返すでしょう。今でさえテーブルマウンテンはすごい人気で、帰りのケーブルカーは1時間以上、寒空の下で待たされました笑😂