突然ですが、みなさんは毎日何時間くらい眠っていますか?

 

「よく寝た」と思っていても、専用の装置を使って睡眠を測定してみると、実際には寝つくまでに時間がかかっていたり、夜中に何度も目が覚めていたり、自分で思っている睡眠時間と大きく違っていることもよくあります。

 

今回は、実際の研究プロセスでもあり、クラウドファンディングのリターンにもなっている「睡眠解析」についてご紹介します。自分の睡眠をデータとして客観的に見つめれば、睡眠改善&生活改善にも役立つかもしれません。

 

<どんなことをするの?>

調査では、正確な睡眠データを得るために、活動量計と睡眠日誌の合わせ技で解析を行なっています。

 

 

 

具体的に説明しますと、被験者の方々には1週間の間、腰のあたりに活動量計をつけて生活していただきます。活動量計には加速度センサーが内蔵されていて、常に体の動き方を記録しています。寝ている時に装着すれば、睡眠時間、途中目が覚めた(中途覚醒)時間、消費カロリーなどを算出することができます。

 

 

活動量計を装着した写真
コンパクトなので服で簡単に隠すことができ、負担なく1週間装着していただけます

 

 

しかしながら、活動量計だけでは正しい睡眠データをとることができません。例えば布団に入ってほとんど体を動かさずに本を読んでいるときも、活動量計のデータだけでは「眠っている」と判別されるためです。そのような誤差を防ぐため、被験者の方に睡眠日誌を書いてもらい、より正確な研究データを集めています。

 

<解析の結果って一般の人が見てもわかるもの?>

活動量計や睡眠日誌をもとに解析した結果は、どなたでもわかるように書かれています。具体的には睡眠時間や寝付くまでにかかった時間、途中で目覚めた回数から、睡眠効率などを算出してみなさんにお知らせします。

 

睡眠効率はお布団に入っている時間のうち実際に眠っている時間の割合を指しています。眠りに落ちた時間や夜中に無意識に目覚めた時間など、自分ではわからないことを、装置が自動でデータをとってくれるのです。

 

睡眠効率を知ることは非常に重要なことです。この値が低いと、睡眠不足や無呼吸症候群などの睡眠障害に陥っている疑いがあります。高脂血症や他の疾患にかかるリスクが高くなることも報告されていることから、健康状態を知るためのひとつのバロメーターになるのです。

 

解析結果のレポートの例  (資料提供:キッセイコムテック株式会社)
睡眠のデータだけでなく、1日の歩数や消費カロリーなども知ることができます

 

 

結果の見方が解説してあり、結果に応じた睡眠のアドバイスなども記載されていますので、睡眠や生活習慣の改善にご活用いただけます。

 

 

睡眠アドバイスの例

 

 

こちらの睡眠解析は、20,000円または30,000円の寄付をしてくれた方にお礼として提供しています(30,000円の寄付には上記のアドバイスの他に、産業医からのコメントがついてきます)。睡眠薬などを服用中の方を含めどなたでも解析できますし、睡眠解析に関するやりとりは全てメールやお電話、郵便で行うため遠方の方でもご利用いただけます。

 

客観的な睡眠データをもとに、ご自身の睡眠を見つめなおしてみてはいかがでしょう。

 

この他にも私たちからの感謝の気持ちを込めて、睡眠研究を知ることができるようなリターンをご用意しています。新着情報ではリターンの情報だけでなく研究者の声なども掲載していきますので、どうぞお見逃しなく!

 

 

※解析したデータは研究には使われませんので、みなさま個人の測定結果としてご利用いただけます。なお、研究の被験者の募集は終了しておりますのでご了承ください。

※寄付型プロジェクトのため、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置を受けることができます。

(詳細はこちら:https://futureship.sec.tsukuba.ac.jp/tax/index.html )

 

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