毒親アートフェス＆トークライブ

虐待を疑われる被害虐待児には様々な行動上の共通点異変ががあります。

子どもに個性があるように、その顕れ方もそれぞれ違います。

 

　・いつもと様子が違う

　・大人に異様にすり寄ってくる

　・虚言

　・目立とうとする

　・反対に心を閉じて寡黙になる

　・自傷行為（抜毛、リストカット、爪を剥ぐなど、爪を噛む）

　・常に緊張している

　・大人の顔色を伺う様子を見せる

　・無表情、感情表現が乏しい

　・摂食障害

 

ネグレクトの場合は

 

　・無気力

　・むさぼるように食事をする

　・身長、体重の成長があまりにも遅い

　・衣服が汚れ、異臭がする。

　・長髪の子は根元で髪の毛がビッチリもつれている。

 

性的虐待の場合

 

　・服を何枚も重ね着する

　・逆に服を脱ぐことを異様に嫌がる

　・性器や成功への知識を持っている

　・下腹部の痛み

　・性器や肛門に外傷があり排泄に痛みを伴う

　・大人や性行為を求める

 

いわゆる非行という行為の原因にも虐待が疑われます。

 

　・家出

　・万引き

　・攻撃的な言動

　・薬物使用

　・援助交際

　・未成年の飲酒や喫煙

 

など、社会では「非行」と言われている言動です。

 

私は非行少年少女と会話をしたことがあります。

大人、子供という壁を取り払い、彼らと同じ目線で

非行を咎めず、正論を言わずに話すと

どの子も個性と感受性の豊かな、そして優しい子であることが分かります。

むしろ彼らは聡明で、虐待をしてきた親の欺瞞を見通し、親に反抗し自らを守っているのです。

訳知り顔の大人が「非行をすると親が悲しむぞ」と説教する場合がありますが

その親こそが原因で、彼らは共感者を求めて家出を繰り返し夜の街にでていくのです。

 

しかし殆どの子どもたちは、加害者である親を庇います。

虐待されていることを話そうとしません。

様々な虐待を受けていても、「自分が我慢すれば家庭のバランスが保たれる」と考え、子どもの方が親に無条件の愛を注いでいるのです。

 

また「自分が悪いから暴言を受ける」と自分を責めている子どもが少なからずいます。

子ども自身が虐待を行けていることに気が付いていない場合も多々あります。

 

 

そんな子どもたちに出会ったら・・・・

 

　・子どもが信頼できる大人に相談する大切さを理解してもらう。

　　自分ではどうにもできないと無力感に陥っている子どもに

　　人に助けを求めてもいいのだと理解してもらう。

 

　・その子のことを「大切に思っている」大人がいることを知ってもらう。

 

　・場合によっては第三者に相談する必要性を分かって貰う。

　「誰にも言わないでね」と言う子どもに「誰にも言わない」と

　　安易に約束しない。　

　　あなたがまた危険に曝されることにならないよう、適切な第三者に

　　相談する必要性を分かって貰う。

　

　・支援してくれる人、またはリソースは何かを共に考える。

 

　子どもが気兼ねなく話せる場所を設定し、子どもの目の高さで

　また横に座って「目を合わさないように」話を聴く。

　

もし、皆さんの近くに、虐待を疑われるお子さんがいたら、このように接してみてください。