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毒親アートフェス&トークライブ

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支援総額

40,000

目標金額 200,000円

支援者
9人
募集終了日
2022年11月22日

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2022年10月16日 13:11

生きにくさを抱えて生きる(虐待の予後)

 生きにくさを抱えて生きる。

 

今は法人を興して活動している私ですが、やはり生きにくいのです。

年齢と共に落ち着いているように見えます。

 

一時期、テンションを上げて現場に入る仕事をしていた為

人前に出ますと「社交的な仮面」を自覚なく取り出して被ります。

 

親に満たされなかった「承認欲求」を仕事に求めました。

 

テンションを上げて現場に入り仕事をして家に帰る。

身体は疲労しているのに、テンションの上がり下がりを調整できず思考が騒がしい。

ゆえに興奮状態でになり眠れない。浅く短い睡眠をとり、また次の日も仕事に出かける。

 

朝9時から5時までの正社員に就いた期間があります。

結論から言うと、長続きしませんでした。(社内いじめもありました)

当時の公休は週に1回。身体も心も持ちません。

 

希死念慮に抗いながら、何故生きなくてはならないのだろう。

私の青春は加虐親によって潰されてしまった。

何もかも空虚で、何をしても楽しくない。

抑うつ容態が続き、毎日這うようにして出勤しました。

 

「親にすら愛されず、養い親の老後の老齢年金兼介護要員として引き取られた私の居場所はこの世にない。無償の愛なんて求めるべくもなかった。親の不機嫌のサンドバックにされ、実の親からはーあなたを産みたくなくて堕ろそうとしたーと告白され・・・私の存在とは何?もう生きていたくない。実母にさえ誕生を祝ってもらえなかった私なんか・・・」

 

髪の毛をかきむしって号泣した日が幾日もありました。

 

私は「精神をやられたのかも知れない」と思い悩む日々。

ある日、町の小さなクリニックを尋ねました。

ボロボロと涙を流しながら、「私を救ってくれるのはもうここしかない」という思いでしたが、なかなかドアを開ける勇気が出ません。

 

嗚咽しながらクリニックに繋がる階段に蹲っていると、看護師さんが声を掛けてくださり、医師の前に誘ってくれました。

 

 「何があったの?」と語りかける医師に対して、ただただ泣く事しかできませんでした。

今なら、私自身の心のありようとその原因を言語化できますが、当時の私は感情が先走ってしまい、とにかく泣く事しかできませんでした。

 

 医師は言いました。「一週間分お薬を出しておきますね。みんな人生色々あるからね。まぁ頑張って・・・」

まぁ頑張って?!もう頑張る力が枯れ果てたからここに救いを求めてきたのに?

人生色々ある?そんなことわかっている!それが耐えがたいことだからこんなに涙が止まらないのに!苦しいのに!

 

 苦しみの原因を分析して言語化する知識をまだ持ち合わせていなかったとは言え、私は医師の言葉に絶望しました。

 

 その後、病院を変えましたが、片頭痛や抑うつ、ひとりでに涙が出てとまらないなど、症状を話すことで精いっぱいでした。

そのころ私は「投薬でどうにかなる問題じゃない」と考えていました。

薬を服用しても「希死念慮」「自責」「苦悶」は止むことなく私を苛みました。

 

 もうダメだ。生きていたくない・・・。

私は服用せずに溜め込んでいた薬を大量に服用。オーバードーズです。

意識が朦朧とする中、チャイムがなりました。

数日無断欠勤をしていた私の様子を、同僚が見に来てくれたのです。

友人が呼んでくれた救急車で、私は病院に運ばれ即座に入院となりました。

 

 

 長い入院生活では、週に2回カウンセリングの時間が設けられました。

子どもの頃うけた折檻の話、包丁で頭部を切り付けられ血だらけになった話、常に私に冷たくあたる養母の話、実母の衝撃的な告白などを、繰り返し繰り返し、飽きもせず語り続けました。

 

 ああ、そうか・・・私の苦しみの根源はここにあったのか。

子どもの頃から養母の冷酷さに気が付いていました。

愛されていないことも知っていました。

しかし私の精神を破壊するほどの環境だったのだと気が付きました。

入院中はリストカット、看護師さんの目を盗んで薬を隠して貯め込んでははオーバードーズ。

ですから私は看護師の前で薬を飲みこむのを確認されていました。

とにかく「死にたい、消えたい、この苦しみから解放されて楽になりたい」一心でした。

 

 私の病名は「複雑性PTSD、解離性同一性障害、鬱病」です。

私の中にはもう一人の人格が住んでいます。長期にわたる虐待と会社員時代のいじめが重なり、本人格と解離人格に割れてしまいました。

5歳の少女です。人前で現れるのは稀ですが、ストレスがマックスになると

自宅にて出現し、お菓子を食べ散らかし、おいおいと泣き、或いは夫に甘えたり反対に攻撃したりするそうです。解離人格が表れている間の記憶はありません。この解離が頻発するようになると「入院」のサインです。

 

 これまで何度も薬が調整され、今でもカウンセリングを受けます。

一見、陽気で人当たりがいいと言って頂く私ですが

自宅では「陰気なおばさん」です。

活動上の悩みや、今向かっている方向性や思考が適切かどうかを調整するためにカウンセリングを受け続けています。

 

 今でこそ「希死念慮」は影を潜めましたが、代わりに「希消念慮」とでも申しましょうか。そんな気持ちに度々襲われます。

 

私が言う「希消念慮」とは「自分の存在をなかったことにしたい」というネガティブな感情です。

実はこの記事を書いている今も「希消念慮」が湧き上がっています。

 

もう、誰ひとりこんな思いを抱えて生きて欲しくはありません。

人生を楽しみ、自分や自分の存在を否定することなく、自分らしく、自信をもって人生を謳歌して欲しいと切に願います。

 

その願いが活動の活力源です。

 

長文をお読みくださり、ありがとうございます。

 

リターン

3,000+システム利用料


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感謝のお手紙

感謝のメールをお送りします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

5,000+システム利用料


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感謝のお手紙とイベントのご報告

感謝のお手紙をお送りします。
イベントの報告をお送りします。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

8,000+システム利用料


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感謝のお手紙 イベントのご報告 トークライブ質疑応答の写真

感謝のお手紙、イベントの報告を致します。トークライブの様子と質疑応答の写真をお送りします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年1月

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